21、とも同行の順拝・たび 「宗祖聖人御旧跡巡拝」㉒―豊四郎順拝105~112 文化六年-1809 信州

104-2 飛州高山 御坊 飛州高山 御坊 文化六年 巳 五月三日 役者 105 信州小松 安養寺 信州 小松安養寺 開基西念坊道祐 祖師聖人御旧跡 蓮如御留逗之地 文化五巳 五月十日 月番 憶念寺 ※本願寺派 上高地線三溝駅町 波田安養寺 しだれ桜でも有名 106 信州松本…

西谷啓治氏の歩み-写真二点

今日2月12日(金)、西谷啓治氏のお嬢さん・矢田敏子さんから、写真集などをいただいた。多謝…。 西谷啓治氏は,一言で言うと1900年(明治33年)2月27日 - 1990年(平成2年) 11月24日)は、日本の哲学者(宗教哲学)。京都学派。京都大学名誉教授、文化功労…

『大門素麺』『古代越中の万葉料理』経沢信弘さん 春のあえのこと 供物・食材 20210209

あえのこと見学のついでに、経沢信弘さんが寄って行かれた。 前においでたとき、経沢さんが出版なさった『大門素麺』(2019年4月 桂書房刊)を手に入れにくいといっていた、それを覚えておいでになり、『古代越中の万葉料理』(2017年5月 同書房刊)と共にく…

塩釜の行方 真浦 塩竈神社

1月31日のブログに かつてこの地(珠洲市真浦町)にあった塩釜が、仙台の塩竈神社境内に移されてあった。その塩釜に出会ったのは偶然で、テニス部の鳥毛兄弟、同じ日置中出身の机谷・鴨谷ペアたちと仙台インターハイに行った折、試合後、松島・瑞巌寺・塩…

節分 平太郎の熊野参詣 2-2

平太郎なにがしといふ庶民あり(御伝鈔・本願寺聖人伝絵『真宗聖典』P735) 大泉寺 2007年(平成19年)10月17日 日本民俗学会年会の折撮影 大泉寺は浄土宗。九条兼実の別邸花園院跡と伝わり、御流罪前の聖人夫婦生活地伝承地でもある。親鸞聖人伝承地見学が…

節分 平太郎の熊野参詣 2-1

獅子岩(熊野市井戸町)1993年(平成5年)6月13日、日本宗教民俗学会研修旅行の折撮影 私が報恩講の晩、御伝鈔を拝読したのは、中学2年の時がはじめてだったーと記憶している。 父は準備その他で忙しく、国文の大学生だった叔父・前田暁賢がつきっきりで読み…

伝説の風景ー節分ー鬼(猿鬼・鬼神)、能登を訪れた人々ー常田(ときた)富士男さん

日本の鬼門守護神(須須神社)が鎮座する珠洲岬近くの浜を歩く常田富士男さんと「加賀・能登むかし話の旅」(金沢ケーブルテレビネットで放映)の進行役・アナウンサー増林さん。 後ろの山が山伏山。山頂に須須神社奥宮がある。右端は三崎の一つ相崎。2013年…

能登を知るー逢坂~真浦~曽々木

逢坂隧道口付近からの夕景ー輪島方面 逢坂隧道真浦口付近から 2020年11月28日午後5時17分撮影 先端部・ツバ崎・千畳敷の夕日 『歳月能登』御園直太郎写真集1993年刊。千畳敷の落日―この写真を用いたポスターが1962年国際観光ポスターコンクールで最優秀賞を…

20、とも同行の順拝・たび 「宗祖聖人御旧跡巡拝」㉑―豊四郎順拝100~104 文化六年-1809 越中

100 越中新川郡金屋村 永井山浄永寺 越中新川郡金屋村 高祖聖人御旧跡 永井山浄永寺[丸印] 霊宝縁起略之 巳四月五日 役僧[角印] 101 新川郡三日市 辻徳法寺 越中新川郡三日市 高祖聖人御舊跡 巳四月七日 辻徳法寺 ※以下印形省略 102 新川郡濱經田村 高龍山勝…

能登を訪れた人々ー原田信男さん

今朝(2021年1月30日)の朝日新聞朝刊・天声人語に原田信男さんの『「共食」の社会史』説が載っていた。 今朝の記事なので、さわりだけ 原田さんのお名前は、このところ、あちこちで目にするが、能登へも来ておいでる。 辞典・書籍刊行の下書きのように使…

プロフィル

西山郷史(にしやま さとし) 1947年 石川県珠洲市飯田町生1969年 静岡大学卒業1972年 大谷大学大学院修士課程(仏教文化)修了1972年~1991年 石川県高等学校教員(羽咋工業、宇出津、飯田)1991年~真宗大谷派 西勝寺住職1996年~2004年 珠洲市立珠洲焼資料館…

加能作次郎の真宗へ

志賀町の作家 加能作次郎入試が「再発掘」共通テスト出題「知るlきっかけに」北陸中日新聞1月25日(月)朝刊 共通テスト 国語 第2問 次の文章は、加能作次郎〈かのうさくじろう〉「羽織と時計」(一九一八年発表)の一部である。… 作次郎なら本多さん 朝日…

大栄翔 孝行、祖父の里・宝立春日野

卯辰山相撲場で1982年か?。青いチョッキはブラスのユニフォーム。 この写真は、(記憶に間違いがなければ)1982年(昭和57年)第66回全校高校相撲金沢ー卯辰山ー大会に飯田高校の応援に行った応援団・ブラスバンド部員の記念写真である。 その時、私は就職係…

冬晴れ 21日、22日-蓮如上人の里

今年、初めて、珠洲以外へ出かけた。 高尾城近くから 21日午後5時35分 同じく 午後6時。 この場所の背後に一向一揆の折、富樫政親が拠っていた高尾城跡がある。左手の山続きが四十万霊宝山、蓮如上人のご遺骨をお納めした虎石墓がある。 伝説では、越後へ向…

山田知子さんーご西帰

今日22日、山田知子さんのお身内から、「山田知子は昨年五月に亡くなりました」と記した、寒中見舞いをいただいた。 山田さんとは仲がよかった。25年前の1996年(平成8年)8月20日に東京書籍から『相撲の民俗史』(東書選書)をお出しになり、8月19日に「謹呈…

『蓮如上人と伝承』ー1995年1月17日 5時46分後ーの由緒地

『蓮如上人と伝承』おやまブックレット1(1998年12月25日刊)「三 最初の御文」本文末の挿入写真、P18。平成8年(1996)9月2~3日能登教区第10組住職研修旅行・引率の時の写真。右は故安宅山師。下の写真は別院・教務所からの強い要望があって載せた。20021…

清水脩 後半 清水脩氏と真宗の歌・交響曲「蓮如」。北川博夫氏、土岐善麿氏、歎異抄

ブログより 2017-01-24『真宗の音楽 はるかなる願いの讃歌』〈蓮如上人五百回御遠忌記念〉-交声曲『蓮如』と北川博夫氏平成11年10月16日・17日、当寺で「蓮如上人500回御遠忌法要」を厳修した。 その時のアトラクションに、北川博夫・辰彦氏、越中おわら道場…

清水脩ー前半 「山に祈る」(♪満天の星) 

「山に祈る」(清水脩作詩・作曲)、「月光とピエロ」(堀口大学作詩・清水脩作曲)ジャケット。1970(昭和45)年8月29日レコーディング、VICTOR STERO 2000円 ※スキャナーがA4までなので部分欠 同。裏面 11日のブログに 合唱組曲「山に祈る」…「山小屋の夜…

うちんとこ(の雪)、こんなねん…(おらっちゃのとこ(の雪)、こんなげ…)。。1月10日(日)

10日朝4時20分。すでに新聞配達員さんの足跡あり。木は泰山木-昨秋剪定してあった。 8時半。除雪車作業中。 8時40分。今朝は4時から、昨日は4時50分から。何度か開いた通り道。 9時半。時には晴れ間が。予報では9時過ぎに一旦緩むとのことだが…。大雪警報は…

西谷啓治先生のふるさと

昨年、没後30年、生誕130年を迎えた西谷啓治先生(以下敬称略)について、ブログでは次のように触れてきた。 2010-02-15 能登・知人関係本など『宗教と非宗教の間』 『宗教と非宗教の間』岩波現代文庫 西谷啓治氏は隣の能登町宇出津出身。1度か2度講義を聞い…

西谷啓治(先生)の真宗

昨年12月2日堺市の戸次公正さんから『節談説教』23号をいただいた。 同氏の「「説教」と私の学びへの回想」に西谷啓治氏が取り上げられている。 西谷氏は私が4年間つとめた宇出津高校のある宇出津の出身で、汽車(気動車)で通った宇出津駅から宇出津高校へ…

『法道仙人飛鉢伝説と海の道』『犀星映画日記』

『法道仙人飛鉢伝説と海の道』嶺岡美見著 2020年12月 岩田書院刊 「久里」42号 神戸女子民俗学会 2020年10月刊 著者の嶺岡さんとは一面識もないのだが、かつて、田中久夫さんを通して法道関係で一度手紙のやりとりをしたことがあった(はず)。 その嶺岡さん…

数え日のころ

2020年12月25日 『とも同行の真宗文化』を送った友だち・知人の数人に、このような読み方をしてくれたかたがいるよー、と11月26日の富山新聞、12月10日の北國新聞などの記事を送った。 その返事。 太田さん(学生時代の姓で書く)は、小堀たちとひたすら書道…

2021(令和3)年元旦 光景

元旦 午前5時20分の様子。5時間前には左の鐘撞き堂で親子が,特に子供たちが 撞きに来た。それぞれの家族で間を取り、素手の人には、使い捨てのビニール手袋を渡してコロナ対策を取った。雪が降る中、手袋なしの子が多く、元気だなァーといたく感心した。ビ…

なかにし礼氏ー坂下喜久次氏 思い出

※VAIOデスクトップ(後継機種なし)からLAVIEに買い換えたら、うまくできないことがある。写真を小さくすることもその一つ。 なかにし礼(本名・中西礼三)氏(82歳)がご逝去なさり、今日の新聞に大きく報じられている。 礼氏のご両親が石川県出身だと知っ…

川岸不退師ご西帰

川岸不退師ご逝去 高座での布教ー川岸不退師(『蓮如さん今日を歩む 真宗王国と新宗教』平成8年12月20日、北國新聞社刊より。以下同じ) 小沢昭一氏。永六輔氏たちと勉強していて節談にとりつかれた、と語る28年前(平成8年) 祖父江省念、川岸不退、広陵兼…

「とも同行の真宗文化」発刊 2020年(令和2年)12月10日(木曜日)北國新聞ー23面文化ー

北國新聞12月10日(木)朝刊23面文化。『とも同行の真宗文化』発刊、珠洲・西勝寺住職 西山郷史さん 「土徳」を掘り下げる。奥能登の地から、地域の貴重な記録を出版文化の中に刻む試みでもある。 本文 6章構成。描かれたテーマは多岐に渡り、真宗文化に関心…

「能登七尾の港」「七尾港」

福永武彦『遠くのこだま』の古本を購入し、「貝合せ」を読んだ(ブログ12月1日、富来「湖月館で。…」)。武彦は文の中に古典をほどよく配し、目の前の光景描写など、ほれぼれとする随筆名人だ。 いつもなら、読み進めることもないのだが、ひかれて読み進める…

「とも同行の真宗文化」発刊 珠洲・西勝寺住職西山さん 「土徳」を掘り下げる 2020年(令和2年)11月26日(木曜日)富山新聞

『とも同行の真宗文化』を紹介いただいた。 「とも同行の真宗文化」発刊 珠洲・西勝寺住職西山さん 富山新聞「土徳」を掘り下げる 2020年(令和2年)11月26日(木曜日) 記者氏とのやりとり(FB部分) 西山から記者氏 11月29日新聞を贈って下さり有り難う…

富来「湖月館」で。授業で取り上げた教科書ー福永武彦「貝合せ」との再開ー11月28日(土)

高校二年生用現代国語教科書―尚学図書版 「貝合せ」福永武彦。本文の「K館という宿屋」が湖月館である。 中学校国語二 学校図書株式会社 教材―紀行「能登の貝がら」福永武彦が載る。 太陽 特集 作家の宿 文学と出会うホテル、物語を生んだ宿41軒 1995年1月号…