2010-01-01から1年間の記事一覧
市指定だった頃の中江家。昭和40年代の写真。私にとってこの家はコヤマ家で、正式名が中江家であることは随分後から知った。小さい頃、遊んでくれた3人兄妹は、コヤマのあんちゃん、コヤマのおっちゃんたちだった。中江家は、天文11年頃(1542)は越前にあり…
河原田川から西脇・北谷・市ノ瀬方面。右土手に国鉄→JR→のと鉄道の線路があった。かつてはススキの茂っているところも水が流れており、このあたりには、いくつかの想い出がある。まず、泳いだこと。昭和34年(1959)奥能登豪雨のあとだと思うのだが、水の引…
21日(火)、知人の依頼で、「輪島ロータリークラブ」で30分お話しした。会場は高州園。お話を頂いたとき、タイトルをすぐに「海の唄」にした。「まだら」と御座船とが深い関係にあるのは、次の資料以外にも、『能登のくに』(「海の歌・海の芸能ーまだら、…
11日金沢に用事があり、前日「砺波の真宗風土」展をのぞいた。芹川原山・蛇池7日に還帰した叔父を、幼い頃「ボーチャン」と呼んでいた。事あるごとに山あいの集落でボーチャン達と遊んだ。その頃の光景を思いだしながら、しみじみと、車を走らせた。叔父の部…
9日(木)曽福真浄寺さんで穴水・鵜川組坊守会。講義内容は歎異抄第3章の「よって善人だにこそ往生すれ、まして悪人はと、おほせさうらひき」と第10章の「念仏には無義ををもって義とす。不可称不可説不可思議のゆえにとおほせさうらひき」の2カ所の「おほせ…
『人間といういのちの相』1~3、相(すがた)東本願寺刊。『本願に生きる』宮城顗著、東本願寺出版局刊。『根本言としての名号』本多弘之。安居本講。『大般涅槃經序説』織田顕祐著、東本願寺。2010安居次講。『没後80年金子みすゞ』JULA出版局。『「教行信…
『墓制・墓標研究の再構築ー歴史・考古・民俗学の現場からー』(岩田書院・新刊ニュースNo652)西海賢二氏より。『将軍家と加賀藩ー姫君たちの輝きー』平成22年9月、石川県立歴史博物館刊平成20年3月刊
岩田崇さんの画集が能登印刷から出版されたとの記事が新聞に載っていた。岩田さんとは初任の羽咋工業高校で一緒だった。美術を教えておられ、私も生徒と一緒に授業を受けたというか、作品制作を行ったことがある。抹茶茶碗を作ったはずだが、20代でことで茶…
11月27日~28日白山麓の秋、紅葉を求めて再び「ふらり」さんに泊まった。あいにくの雨の2日間…だったが、深まる秋の雨も悪くない。28日鶴来別院
11月24日(木)
日本民俗学会を通して知り合い、現在松井久子監督の第三作を応援する会マイレオニー事務局代表もなさっている斎藤弘美さんからの便りで知らせていただいた。レオニー(PDF)封切り前に紹介したかったのだが、スキャナーを別のところで使っていたため、今日ま…
砺波市文化財保護審議会委員尾田武雄さんから資料をいただいた。「砺波の真宗風土」展(PDF)砺波市美術館11月13日~12月19日「砺波の真宗風土」展砺波郷土資料館10月15日~11月28日「真宗の説教者たち」となみ散居村ミュージアム11月13日~12月19日
今日、当寺に於いて大きな行事がある。それにあわせて、中尊前前卓を、滅多に用いることのない打敷で荘厳した。「緋羅紗雲龍前卓打敷」天保12年(1841年)、「松前江指藤田與三兵衛、西田伊右エ門、本庄屋、須磨屋藤右衛門」の寄進上卓の龍がセットこの寄進…
今年最後の七尾鹿島坊守会で七尾へ。歎異抄講義なのに、レジメを作っていて、そうだ「子月(11月)中旬第七日」なのだ、と思ったところから、勉強会では、越後から関東への親鸞聖人、さらに山伏弁円の懺悔を通して「善人なほもて往生を遂ぐ、いはんや悪人を…
昨日16日は、今年最後の8組坊守会。今日の海に対し、山の紅葉を見ながら会所の大箱との間を往復した。柳田五十里(いかり)大箱願正寺さんから。大箱の里から当目方向宝立(ほうりゅう)町柏原・宝水湖近く
11月9日、10日、当寺報恩講も終わり、「芸術の秋」をしてきた。紅葉の能登路から加賀路にかけ、猛烈な雨、あられ、ヒョウ…、だが、その合間には色づく秋があった。 西のぼる、本谷文雄氏の話 9日、夕刻6時半から、結局11時近くまで、加賀の千代女のお墓のあ…
4日(木)~8日(月)報恩講準備完了『御伝鈔』は7日の晩、拝読。6日、7日、お参りにおいでた孫門徒さんにお斎。8日寺お講2008年、2009年寺お講【7日朝】翌日の「寺お講」に向けて、ゴッソウ作りの準備が始まる。野菜類はすべて、畑直送。昨晩届けてもら…
10月19日(火)鹿波へ。鵜川、穴水境。気勝平から高洲山。以下10月22日(金)久手川(ふてがわ)、観音堂。月と岩倉山
『図説・能登の歴史』が出来上がるめどが立ったようだ。宣伝ビラが新聞に折り込まれたか、ビラを本屋さんが配って歩かれたらしい。本体は2色刷りでB4版なのだが、スキャナーで取れないので、白黒A4で表現する。PDFPDF深くて大きな歴史の能登をどの観点でとら…
鶴来別院 25日(月)白山麓「ふらり」に泊まり、尾添、歌占の滝に寄ってから鶴来別院を訪ねた。まもなく報恩講。 おやま定例法話 昼頃時間があったので、金沢別院の定例法話を聴聞した。お話は埴山法雄師(砺波市聞願寺)。無辺ー有辺、辺際なし出る念仏、出…
毎年、この時期に泊まりがけで金沢付近へ出向く用事がある。もうビジネスホテルはやめ、静かなところに泊まって月を眺めたい。予定の時間調節をしていたら、夕方から自由になった。月かげのいたらぬ里はなけれども…遍照十方世界月愛三昧(がつあいざんまい)…
10月15日(金)。22名で由緒地を訪ねた。伝蓮如上人筆、柱の名号がある一刎八幡宮。新暦ではあるが、15日は八幡宮の縁日。即ち本地阿弥陀如来、垂迹八幡大菩薩である。この関係があって、蓮如上人も当社を訪れた、あるいは名もなき社が八幡社になったのであ…
文明12年(1480)7月末、堺の金光寺内の寮に住まいしていた招月庵正広は、能登守護三代畠山義統(よしむね)から、「瀬良志(瀬嵐)と云所に、木像の人丸あり、そのほか浦々を見侍るべきよし」の状を受け取り、能登府中に向かった。中島町史の関係で調査して…
10月12(火)、13日(水)、6月10、11日に続いて、今年2回目の聖人の海、恵信尼公の里を訪ねた。同行は8組坊守会。前回は七尾から参加したので七尾で前泊。今回は町野からの参加で、真夜中から動き出したため、かなりハードな日程になった。一昨年の4月、2…
季刊誌『能登』が創刊された。地産地消文化情報誌ということで、一文したためさせていただいたから言うわけではないが、充実した素晴らしい内容の本だ。「能登」目次 購入・申し込み方法 〒927-2153 石川県輪島市門前町深田24-41地産地消文化情報誌「能登」…
今年度の真宗講座が11日(月)当寺で開かれた。御講師は南砺市井波町妙蓮寺ご住職竹部俊恵氏。今年の春から横浜別院の輪番をなさっておいでる。昨年の井波別院瑞泉寺「太子伝絵」でお話をうかがうことができ、珠洲の地でも絵解きを含むお話を是非うかがいた…
5日~6日にかけてタイトルの会があり、行ってきた。この会は能登地区各市町村の文化財保護審議委員会が連絡協議をする会で、昭和35年(1960)7月17日に発足し、昭和37年に会誌『能登の文化財 第1輯』を出している。市町村回り持ちで年会を持ち、それに間に合…
9月26日(日)。坊守会のため鹿波(かなみ)の妙覚寺さんで過ごした。ボラ待ちやぐら昔々、未舗装の道路がかなりあった頃、金沢出張へは何人かの教員が誘い合い、一台の車で乗り合わせていった。その頃見えたボラ待ち櫓は、道路からかなり離れていた。いつも…
阿部判官「珠洲・鳳至郡境文書」である。四至だと思っていたが、八カ所の目印が載っている。「覚一 鈴郡山さかい 羽根ほほ内よりはなかけ堂ごんしゃくのごりん石きりはたとちの木を境黒峯辻堂法立山西がねの瀬、北山のきどの口間浦のさかさま川切に、法徳九…