2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
29日シンポの様子を紹介した新聞記事。北陸中日新聞31日朝刊記事(PDF版)
比較民俗学会の日程を見せて貰ったら、30日夜は南志見〈なじみ〉の水無月祭り、31日は名舟大祭を見学することになっている。その解説が、楠知之さんだという。これから調査・研究の気持ちはないが、こういう機会でもないと楠さんとはなかなか会えない。それ…
25,6日の真宗由緒地の旅のあと、27日には、推進員協議会で講義を行った。大谷派の新年度は7月からなので、総会を兼ねての勉強会。約50名の参加。7,8,9,3,5,6月の年6回、正信偈を勉強する。会長さんが講師のご都合で27日、とおっしゃたので、親鸞聖人御命日の…
29日、今日の「日韓シンポジウム」に話す内容へと、考えを移していった。どういう研究会なのか、どうしても分からない。始めに届いた予定では、基調講演3、報告9,となっていて発表者の所属は韓国の大学が多いような印象だった。メモ書きのレジメを21日に送…
25,26日能登教区8組坊守会研修資料。25日:氷見市一刎~津幡町笠池ヶ原~鶴来別院~歌占の滝~白峰・望岳苑から白山26日:白山スーパー林道・ふくべの滝~赤尾行徳寺・道宗さま・版画とで4枚~城端善徳寺虫干法会3枚~宗守蓮如清水~井波瑞泉寺…
中の2冊は、今月号「同朋」で紹介された島田洋七の文庫本。このばあちゃんは妙好人だ。
剱地で坊守(ぼうもり)会。今回のプリントは2枚。1枚には、このところブログやメール、真宗講座で色々聞いたことを、多くの人にも伝えたい、との思いで、「親鸞様は懐かしい」「末代無智のお文」「明日ありと…」「討匪行、みほとけは…」「言葉の重さ」の小見…
紫会(真宗大谷派能登教区5~7組坊守会)で、お話ししていて意外だったのは「討匪行」を知っている方がおいでにならなかった。「敵(賊)にはあれど…花を手向けて…」の歌詞があるため軍部は「討匪行」を歌うのを禁止したたという伝承話や、「海ゆかば」「み…
当寺の近くに春日神社がある。若山荘は本家九条家、領家が親鸞聖人のお里日野家の荘園だった。蓮如上人が吉崎に居を構えられたときには、得度するとき「兼寿」の「兼」一文字をいただいた、烏帽子親、あれ…名が出てこない。兼郷……そうそう、広橋兼郷も終末期…
先日の真宗講座で、日野先生は「ねてもさめても」も説明なさった。世代、経験、ひとりひとりの受け止めからの違いがあって、はじまる対話、語れ、語れの世界があるのであろうが、子供が必ず聞く質問があるというのだ。それが、ねてもさめても念仏申す。寝と…
某所の門徒会で出し合い話をしていたとき、「末代無智の…」と、お文があがると、腹が立ってならんのやけど…とおっしゃた方がおいでた。なんで?(こんなきついいい方ではなかったが、ちょっと話を面白くするために)なんで、あんなダラ坊主に、「末代無智…」…
友達と電話で話していたら、ブログを読んでいるけど、真宗の話になると用語が全然分からん。適当な事典があるのか?とのことだった。しばらく、真宗のお坊さんを意識して書いたので…とは、言ってみたものの、在家仏教の真宗の話を書いていて、事典片手に読ま…
お通夜で、父は「お文」を拝読していた。その時、その時のお文だったように思う。父は19歳ぐらいで、七尾の農村部から当寺に養子に入った。当時大谷大学の学生で、何かがあれば珠洲と京都を行き来していたようだ。珠洲弁をマスターしている環境も、暇もなく…
肌寒い。雨がしとしと降っている。前線の南、大雨地帯の人には申し訳ないが、この肌寒さでは、数日前から湧き出るように飛んでいた、トンボはどうしているだろう、亀も静かだ…とぼんやり思っているうちに、ある歌のメロディーと歌詞が脳裏に流れ出した。 ♪あ…
どうして映画を見なくなったのだろう…。それを辿る前に最も感動したのは、「わかれ道」?だった。白黒の小さな画面の映画だった。少女はお父さんが大好きだった。途中の話はほとんど忘れたが、黒人の父と白人の母。母方の親戚が 夫婦が別れなければならない…
今日17日が旗日となっている。ええ…?。何の日だ?海の記念日。海の記念日は、二十日(はつか)エビスの日なんだがなぁ…。江戸期からのその日だから、明治天皇もこの日を選んで海軍の船への初乗り、国指定の熊甲20日祭り、飯田燈籠山祭り、みな、それと関係…
和泉式部は宮廷サロンの大スターだった。小野小町は美貌で知れ亘っていた。式部には母を越えるといわれた小式部の存在があった。その小式部を失ったとき、式部は求道の人となる。「小足にてたどり行くらん死出の旅、道しらずとてかへりこよかし」片時も忘れ…
寛政10年 (1798)年に刊行された『釋教玉林和歌集』という本がある。表紙に「浄土真宗の和歌、先徳の和哥どもことごとくあつむ」と記されているように、真宗関係の和歌、本願、信心を歌った和歌などが集められている。臨川書店書房から大取一馬氏編で、翻刻・…
昨日、御講師日野氏を迎えに、11時40分頃に飯田バス停前に立った。50分着のはずのバスが来ない。バスを洗っている方に聞いた。あれェゴエンジュサン(御院主さん。和尚さん、方丈さんなどと同様、真宗の住職の呼び名となった)とおっしゃりながら、時間が変わ…
今日は「真宗講座」日野賢之師をお迎えする。こういう係は、役得。日野氏は、運転もせず携帯電話もお持ちでない。それで特急バスでおいでになる。バス停にお迎えに出る。会所(えしょ)である当寺でお食事、も考えたのだが、梅雨時で、外で食べた方がいいだろ…
親鸞聖人は、数えの九才で御出家なさった。「本願寺上人伝絵」では、このいきさつを「九歳の春の比、阿伯従三位範綱卿ー時に、従四位上前若狭守、後白河上皇近臣、聖人養父ー前大僧正ー慈円、慈鎮和尚是也、法性寺殿御息、月輪殿長兄ーの貴坊へ相具したてま…
祠堂経も今日が満座。ついで、14日には真宗講座 写真は19時頃。光が反射するので斜めにとった。その時の空。
昨日の午後4時過ぎ、かねて高岡市役所から紹介のあった「万葉集朗唱」についての説明においでた。高岡市役所の人と、万葉集朗唱イベント関係の方と、おふたりでお出になっているのだと思いながら部屋にはいると、4人の方が座っておいでる。男性1、女性3名。…
昨日の午前中(10時~12時)、シルバー(会員だけでなく、技術を身につけよう)の方々、近い年齢の方々を案内して珠洲の観光地を巡った。全体の研修内容から想像すると、女性が多いかな、と思っていたのだが、案の定、全員女性だった。「観光ボランティアき…
長い期間のお参りに、祠堂経会がある。永代経というところもある。あるいは、永代祠堂経ともいったりする。仏説祠堂経とか、仏説永代経というお経があるわけではない。真宗のお参り・仏事の名称は、地域によって随分違うが、報恩講と、祠堂経あるいは永代経…
毎年、6月11日に、門前町広岡 (今は輪島市) で説教大会が行われる。広岡満覚寺が会所(えしょ)となり多くの善男善女が、聴聞に訪れる。今年は、京都の学会で発表していていけなかった。代わりにといっては何だが連れ合いがお参りした。全国から500人が口コミ…
お斎について、飲んだり話したりしていたら、西山さんは私より2年ほど下ね、とおっしゃる女性がいた。どうみても若い。あなたより上ですよ。というと、小さい頃、本当に可愛かった…とおっしゃる。名前をお聞きすると、確かに2年上で、飯田の町をのして歩いて…
小狸を狸にして話を進めるのは、10悪中の口に関する4つの悪の中で、話を面白くしようとする「綺語」にあたるだろう。
「観経」の牢屋に閉じこめられた王。かみ砕いて書くと、かつて聞いたお釈迦様の教え、奥さんが届けてくれる命が保てる程度の栄養…これによって、むしろ、健康そのものになった。お釈迦様のいい言葉がいかにこころを平安に保たせるのかを、悪の反対の言葉とし…
蓮如上人は、「お文」で、男性、その中でも先ず自分を十悪五逆のつみびとと懺悔し、そして女性を、五障三従〈ごしょうさんしょう〉の女人、と呼びかけられた。(女性と女人は違うのだが目をつむっておいて…)十悪は、身体が3、意・こころが3なのに、口が4も…