『大門素麺』『古代越中の万葉料理』経沢信弘さん 春のあえのこと 供物・食材 20210209
あえのこと見学のついでに、経沢信弘さんが寄って行かれた。
前においでたとき、経沢さんが出版なさった『大門素麺』(2019年4月 桂書房刊)を手に入れにくいといっていた、それを覚えておいでになり、『古代越中の万葉料理』(2017年5月 同書房刊)と共にくださった。
綺麗で、万葉・考古・英文にいたる幅広く深い内容。たとえば万葉の赤米の再現のために種子島宝満神社の赤米神事に足を運び、器を家持時代の遺跡発掘品から選ぶといったように、一品一品、一枚一枚がとてつもなく貴重なページになっている。
『古代越中の万葉料理』、P4有澤善允氏「氷見海岸」。
P44
宝住池Ⅴ遺跡は太閤山カントリークラブ地内遺跡群。P62~63
P46~47には「訳」。
とある。
昨日(2月9日)、「塩釜の行方」「塩釜の行方と真浦 塩竈神社」の二本を書いており、引き続き塩竈神社に出会うとは思わなかった。
してみると、釜があったのは,末社境内だったのだろうか?
「藻塩」を代表例として選んだのは、来月13日(土)小木公民館で講義する柱の一つに藻塩~揚浜塩田を考えていることもある。しっかり勉強しよう。
大伴家持の春巡行の鵜飼について(同書、P78部分)
大門素麺 0kado Somen
砺波市大門は身近だけど、さらに蛸島素麺、輪島素麺、おさよと粉ひき歌(麦屋節)など、さらに身近な世界が待っていた。
経沢さんは大阪その後、ニューヨークで4年料理修業に出かけられ、帰国後「割烹まる十」店主として,広く深く活躍なさっておいでる。
あえのこと