とも同行の真宗文化

仏教全般も含みます。2018年に出版した『とも同行の真宗文化』の流れ。

「釈迦涅槃図八相成道図」、平松令三氏

頻繁に地震が起こるので、本箱をある程度ーふすまや障子につかえて、いつまでもガタガタ音が鳴らない程度にー固定作業を続けている。 その過程で、アルバムの中に「八相成道絵図(千光寺蔵) 平松令三氏調査」とある一冊があることに気づいた。 平松令三氏?…

蓮如上人と山中温泉 9月30日(木)

菅谷徳性寺・浄土真宗本願寺派 向かって右から「慧燈大師椿清水御舊跡」、椿清水、お腰掛石、八房の梅、「蓮如上人御舊跡」。 椿の清水と八つ房の梅「江沼郡山中町菅谷町]山中へ向かい大内村を立った蓮如さんは、もっとも難所の深い谷底道を岩に足をすべらせ…

一如ー境界(論)を超えて

28日の親鸞聖人ご命日には、鐘をついている。 当寺は町の歓楽街とでも言うべき所にあるので、早朝は休んで居られる方が多い。 という理由で、7時頃に鐘をつく。 この地は、若山荘(1143~)飯田郷の西山地域にあり、西勝寺の山号・臥龍山も阿弥陀山・春日山…

多々良・飯林山福正寺(さん)

飯林山福正寺さん・多々良 盆の何となく慌ただしい日々が、百日紅、蝉の鳴き声(アブラゼミに、ヒグラシの鳴き声が混じり合う)と共に過ぎゆこうとしてる23日、 谷内正遠さんの御実家(津幡町)へ、お参りに行ってきた。 その帰り、叔父の姻戚、多々良福正寺…

講座―スペイン風邪と山本仏骨氏(今月の法語カレンダー)、8月6日の記憶・子どものころ戦争があった・矢原珠美子さん、谷内正遠氏と東井義雄氏・泰山木、安宅夏夫・大浦郁代氏、山口誓子氏ー同朋会レジメイン風邪と 

8月は明日・20日(金)が同朋会推進員協議会主催、親鸞聖人に聞く。 レジメを作った。 百日紅―8月19日12時半 飯田城山、欅、百日紅 百日紅能登にのこりしうすけむり ―沖谷(旧姓新木)敏子氏『句集 外套』矢原(沖谷)珠美子氏、遺句集編ーより。 ○法語…

泰山木・たいさんぼく、東井義男氏。ほのぼのカレンダー。

大庭の泰山木の花が綺麗なので、活けておいたと連れ合いがいうので。写真に。 床の間に活けられた「泰山木」の花。8月12日(木)18時48分 香りもいいのだそうだが、お寺はいつも何かの香りがあちこちで漂っているので、今まで泰山木の花の香りを気にしたことが…

得度式

8月4日(水)、得度式 5日(木) 北國新聞朝刊 毎日新聞朝刊 昭和34年(1959)の得度ー作文ー 夏休みの宿題だった作文を提出したところ、題材・内容が珍しかったのだろう、国語の高瀬和子先生に呼ばれ、誰もいない教室で先生と二人、遊びたいのに何でこんなこ…

谷内正遠さん

21021年8月 ほのぼのカレンダー(法藏館) ○石仏カレンダー 石仏カレンダー表紙 数部いただいた。送って頂いた小包の中に、下の下書きと見られるカレンダーも一部入っていた。 部屋に二つのカレンダーを並べて、ことば・版画をいただいている。 ○ほのぼのカ…

祖父・松谷明卿(1981年6月26日)

臥龍文庫前 7月2日 足元が分かっていない。 母はこの6月30日、満96才の誕生日を迎え、元気。 翌、7月1日朝日新聞(石川版)俳句欄に 電線に 並びかしまし 雀の子 が載って、意気揚々。 わからないことは聞いておかなくてはならない。 私が生まれたとき、当…

宝達山周辺

宝達山からの夕日-2007年8月25日 B地点 高尾城址 金沢市 A地点 金沢のホテルから、宝達山が見えた。ホテルは一向一揆の時の富樫政親が拠った高尾城のすぐ側にある。高尾城と宝達山は呼応しあう位置にあったのだと、朝焼けからしばらく眺めた。カメラは車の…

法藏館書店の『とも同行の真宗文化』、鈴木大拙『真宗とは何か』佐藤平顕明訳

昨年6月に、『とも同行の真宗文化』を出版した。能登半島の先端で出版することが出来るのか?を問う試みでもあったのだが、印刷・製本は金沢の印刷屋さんにお願いし、あとは全て自分でやった。発行所は臥龍山西勝寺内の自分の部屋『臥龍文庫』。ISBN(Intern…

同朋会推進員会協議会主催ー第10組研修・親鸞聖人に学ぶー、祠堂経

芝桔梗 そろそろ活動…。 今日は、「和国の教主 聖徳皇…」について、学び合う。 太子の三経義疏の三経選択は、在家仏教の視点に立つと、腑に落ちる…。 祠堂経ポスター

江口喜久男氏 塩谷利宗氏-伊藤修氏そして佐藤春夫(氏)

花ザクロ 数日事情があって家を空けており、帰った日に、久留米の「江口茂子」さんという方からはがきが届いていた。今年2月3日に西帰した江口(喜久男君)の身内の方のようだ。どうしたのだろう…。 江口(学生時代の呼び方で敬称略)が亡くなったことは、間…

開慧眼-エゲンがシャリに生死無し。林尹夫著『わがいのち月明に燃ゆ 一戦没学徒の手記』と大地原豊氏

七十二候 芒種 第3候 梅子黄(うめのみきばむ) 文類偈 慧眼 このところ、お朝事(朝の勤行)に「文類偈」を戴いている。「文類偈」に親しんでいこうとの思いからなのだが、 ふと「智光明朗開慧眼」の「慧眼」が眼にとまった。 「文類偈」は「正信偈」と同…

新刊紹介『とも同行の真宗文化』(『宗教民俗研究 第31号』)

このほど『日本民俗研究』第31号が届き、新刊紹介コーナーに『とも同行の真宗文化』が紹介された。 紹介者は本林靖久(同会副代表・編集担当本林靖久氏) [内容] 西山郷史著『とも同行の真宗文化』 本書の著者は、平成二年(一九九〇年)に『蓮如と真宗行事』…

服部三智麿師~佐々木信麿師

5月5日 部屋前の藤 服部三智麿『三首詠歌説教』 古書に服部三智麿師の名を見つけた。 ちょうど30年前、「節談説教の風土」(『体系日本歴史と芸能 第五巻踊る人々』日本ビクター・平凡社 一九九一年六月刊)を書いた折、お話をお聞きした佐々木信麿師の話に…

御門・伝順徳上皇行在所跡

15日、金沢のラッシュを避けるべく、ホテルを6時50分に出発した。 車のフロントがガシガシに凍っていて、タオルを暖めて貰い、氷を溶かす。 ほぼ1時間。津幡の御門付近で車を止め、朝ドラを見ようとカーナビを操作するが画面に移すことが出来なくて、音声を…

大桑斉さん(先生)葬儀、一周忌-問われているもの。

2003年3月8日大谷大学最終講義。 講義は聞かずに、受付係をしていた草野顕之氏にお祝いを渡して会場を後にしたはず。写真は同日発行の「大桑斉先生年譜・業績目録」と共に、後ほど「大桑斉先生を囲む会」から送ってきた。 葬儀に参加するにあたって、最終講…

二つの芭蕉句碑-その一・名月塚

25日の「宝立の月」講義に、長浜吟行句会のメンバーが聴講の多くを占めておいでになることもあり、能登最古の芭蕉句碑「名月や北国日和さだめなき」が刻まれている名月塚について触れた。 石川県立飯田高等学校百周年記念に出版した『伝説とロマンの里』は、…

真宗典籍

25日(木)宝立公民館で講演したことはその日にアップした。 講義の始まる少し前に、待機していた事務室に、一人の女性がおいでになり、二冊の和本をお見せになった。 一人暮らしの友だちのところにほこりだらけの汚いのが100冊ほどもあって、西山先生に見て…

宝立の月ー2月25日(木)=旧暦1月14日

先端は能登町赤崎。半島の向こうは鹿泊、比那。比那には西行・松島の見仏上人と出会ったという仏穴(『撰集抄』)がある。 長浜八景(『能登名跡志』)では、吼木晩鐘、黒峰暮雪、飯田夕鐘、蛸島帰帆、雲津落雁と続く。 今日、宝立(ほうりゅう)公民館で講…

小さな小さな旅ー猿鬼ー宮・大箱ー

猿鬼の宮=岩井戸神社 社紋が「三ツ矢」。 道幅を知らせるポールが真ん中に立っている。豪雪地帯だ。 22日今月初めて遠出した(羽咋まで)。 帰りに柳田・猿鬼の里を通った。 どこかでー猿鬼ー、ブログだと節分で扱ったし、二日ほど前、書斎「臥龍文庫」で『…

写真が語るもの

例年なら、春勧化(はるがんけ)の準備にいそしんでいる頃だが、御門徒宅の地域御座(おざ)である春勧化は、待ち焦がれた春の息吹を感じながら行う、どこかこころ弾む行事であるがゆえに、密閉・密集・密接のいわゆる3密は避けられず、中止せざるを得なくなっ…

西谷啓治氏の歩み-写真二点

今日2月12日(金)、西谷啓治氏のお嬢さん・矢田敏子さんから、写真集などをいただいた。多謝…。 西谷啓治氏は,一言で言うと1900年(明治33年)2月27日 - 1990年(平成2年) 11月24日)は、日本の哲学者(宗教哲学)。京都学派。京都大学名誉教授、文化功労…

節分 平太郎の熊野参詣 2-2

平太郎なにがしといふ庶民あり(御伝鈔・本願寺聖人伝絵『真宗聖典』P735) 大泉寺 2007年(平成19年)10月17日 日本民俗学会年会の折撮影 大泉寺は浄土宗。九条兼実の別邸花園院跡と伝わり、御流罪前の聖人夫婦生活地伝承地でもある。親鸞聖人伝承地見学が…

節分 平太郎の熊野参詣 2-1

獅子岩(熊野市井戸町)1993年(平成5年)6月13日、日本宗教民俗学会研修旅行の折撮影 私が報恩講の晩、御伝鈔を拝読したのは、中学2年の時がはじめてだったーと記憶している。 父は準備その他で忙しく、国文の大学生だった叔父・前田暁賢がつきっきりで読み…

加能作次郎の真宗へ

志賀町の作家 加能作次郎入試が「再発掘」共通テスト出題「知るlきっかけに」北陸中日新聞1月25日(月)朝刊 共通テスト 国語 第2問 次の文章は、加能作次郎〈かのうさくじろう〉「羽織と時計」(一九一八年発表)の一部である。… 作次郎なら本多さん 朝日…

冬晴れ 21日、22日-蓮如上人の里

今年、初めて、珠洲以外へ出かけた。 高尾城近くから 21日午後5時35分 同じく 午後6時。 この場所の背後に一向一揆の折、富樫政親が拠っていた高尾城跡がある。左手の山続きが四十万霊宝山、蓮如上人のご遺骨をお納めした虎石墓がある。 伝説では、越後へ向…

山田知子さんーご西帰

今日22日、山田知子さんのお身内から、「山田知子は昨年五月に亡くなりました」と記した、寒中見舞いをいただいた。 山田さんとは仲がよかった。25年前の1996年(平成8年)8月20日に東京書籍から『相撲の民俗史』(東書選書)をお出しになり、8月19日に「謹呈…

『蓮如上人と伝承』ー1995年1月17日 5時46分後ーの由緒地

『蓮如上人と伝承』おやまブックレット1(1998年12月25日刊)「三 最初の御文」本文末の挿入写真、P18。平成8年(1996)9月2~3日能登教区第10組住職研修旅行・引率の時の写真。右は故安宅山師。下の写真は別院・教務所からの強い要望があって載せた。20021…