とも同行の真宗文化

仏教全般も含みます。2018年に出版した『とも同行の真宗文化』の流れ。

新刊紹介『とも同行の真宗文化』(『宗教民俗研究 第31号』)

このほど『日本民俗研究』第31号が届き、新刊紹介コーナーに『とも同行の真宗文化』が紹介された。 紹介者は本林靖久(同会副代表・編集担当本林靖久氏) [内容] 西山郷史著『とも同行の真宗文化』 本書の著者は、平成二年(一九九〇年)に『蓮如と真宗行事』…

服部三智麿師~佐々木信麿師

5月5日 部屋前の藤 服部三智麿『三首詠歌説教』 古書に服部三智麿師の名を見つけた。 ちょうど30年前、「節談説教の風土」(『体系日本歴史と芸能 第五巻踊る人々』日本ビクター・平凡社 一九九一年六月刊)を書いた折、お話をお聞きした佐々木信麿師の話に…

御門・伝順徳上皇行在所跡

15日、金沢のラッシュを避けるべく、ホテルを6時50分に出発した。 車のフロントがガシガシに凍っていて、タオルを暖めて貰い、氷を溶かす。 ほぼ1時間。津幡の御門付近で車を止め、朝ドラを見ようとカーナビを操作するが画面に移すことが出来なくて、音声を…

大桑斉さん(先生)葬儀、一周忌-問われているもの。

2003年3月8日大谷大学最終講義。 講義は聞かずに、受付係をしていた草野顕之氏にお祝いを渡して会場を後にしたはず。写真は同日発行の「大桑斉先生年譜・業績目録」と共に、後ほど「大桑斉先生を囲む会」から送ってきた。 葬儀に参加するにあたって、最終講…

二つの芭蕉句碑-その一・名月塚

25日の「宝立の月」講義に、長浜吟行句会のメンバーが聴講の多くを占めておいでになることもあり、能登最古の芭蕉句碑「名月や北国日和さだめなき」が刻まれている名月塚について触れた。 石川県立飯田高等学校百周年記念に出版した『伝説とロマンの里』は、…

真宗典籍

25日(木)宝立公民館で講演したことはその日にアップした。 講義の始まる少し前に、待機していた事務室に、一人の女性がおいでになり、二冊の和本をお見せになった。 一人暮らしの友だちのところにほこりだらけの汚いのが100冊ほどもあって、西山先生に見て…

宝立の月ー2月25日(木)=旧暦1月14日

先端は能登町赤崎。半島の向こうは鹿泊、比那。比那には西行・松島の見仏上人と出会ったという仏穴(『撰集抄』)がある。 長浜八景(『能登名跡志』)では、吼木晩鐘、黒峰暮雪、飯田夕鐘、蛸島帰帆、雲津落雁と続く。 今日、宝立(ほうりゅう)公民館で講…

小さな小さな旅ー猿鬼ー宮・大箱ー

猿鬼の宮=岩井戸神社 社紋が「三ツ矢」。 道幅を知らせるポールが真ん中に立っている。豪雪地帯だ。 22日今月初めて遠出した(羽咋まで)。 帰りに柳田・猿鬼の里を通った。 どこかでー猿鬼ー、ブログだと節分で扱ったし、二日ほど前、書斎「臥龍文庫」で『…

写真が語るもの

例年なら、春勧化(はるがんけ)の準備にいそしんでいる頃だが、御門徒宅の地域御座(おざ)である春勧化は、待ち焦がれた春の息吹を感じながら行う、どこかこころ弾む行事であるがゆえに、密閉・密集・密接のいわゆる3密は避けられず、中止せざるを得なくなっ…

西谷啓治氏の歩み-写真二点

今日2月12日(金)、西谷啓治氏のお嬢さん・矢田敏子さんから、写真集などをいただいた。多謝…。 西谷啓治氏は,一言で言うと1900年(明治33年)2月27日 - 1990年(平成2年) 11月24日)は、日本の哲学者(宗教哲学)。京都学派。京都大学名誉教授、文化功労…

節分 平太郎の熊野参詣 2-2

平太郎なにがしといふ庶民あり(御伝鈔・本願寺聖人伝絵『真宗聖典』P735) 大泉寺 2007年(平成19年)10月17日 日本民俗学会年会の折撮影 大泉寺は浄土宗。九条兼実の別邸花園院跡と伝わり、御流罪前の聖人夫婦生活地伝承地でもある。親鸞聖人伝承地見学が…

節分 平太郎の熊野参詣 2-1

獅子岩(熊野市井戸町)1993年(平成5年)6月13日、日本宗教民俗学会研修旅行の折撮影 私が報恩講の晩、御伝鈔を拝読したのは、中学2年の時がはじめてだったーと記憶している。 父は準備その他で忙しく、国文の大学生だった叔父・前田暁賢がつきっきりで読み…

加能作次郎の真宗へ

志賀町の作家 加能作次郎入試が「再発掘」共通テスト出題「知るlきっかけに」北陸中日新聞1月25日(月)朝刊 共通テスト 国語 第2問 次の文章は、加能作次郎〈かのうさくじろう〉「羽織と時計」(一九一八年発表)の一部である。… 作次郎なら本多さん 朝日…

冬晴れ 21日、22日-蓮如上人の里

今年、初めて、珠洲以外へ出かけた。 高尾城近くから 21日午後5時35分 同じく 午後6時。 この場所の背後に一向一揆の折、富樫政親が拠っていた高尾城跡がある。左手の山続きが四十万霊宝山、蓮如上人のご遺骨をお納めした虎石墓がある。 伝説では、越後へ向…

山田知子さんーご西帰

今日22日、山田知子さんのお身内から、「山田知子は昨年五月に亡くなりました」と記した、寒中見舞いをいただいた。 山田さんとは仲がよかった。25年前の1996年(平成8年)8月20日に東京書籍から『相撲の民俗史』(東書選書)をお出しになり、8月19日に「謹呈…

1995年1月17日 5時46分 より(以来)

『蓮如上人と伝承』おやまブックレット1(1998年12月25日刊)「三 最初の御文」本文末の挿入写真、P18。平成8年(1996)9月2~3日能登教区第10組住職研修旅行・引率の時の写真。右は故安宅山師。下の写真は別院・教務所からの強い要望があって載せた。20021…

清水脩 後半 清水脩氏と真宗の歌・交響曲「蓮如」。北川博夫、土岐善麿氏、歎異抄

ブログより 2017-01-24『真宗の音楽 はるかなる願いの讃歌』〈蓮如上人五百回御遠忌記念〉-交声曲『蓮如』と北川博夫氏平成11年10月16日・17日、当寺で「蓮如上人500回御遠忌法要」を厳修した。 その時のアトラクションに、北川博夫・辰彦氏、越中おわら道場…

清水脩ー前半 「山に祈る」(♪満天の星) 

「山に祈る」(清水脩作詩・作曲)、「月光とピエロ」(堀口大学作詩・清水脩作曲)ジャケット。1970(昭和45)年8月29日レコーディング、VICTOR STERO 2000円 ※スキャナーがA4までなので部分欠 同。裏面 11日のブログに 合唱組曲「山に祈る」…「山小屋の夜…

西谷啓治先生のふるさと

昨年、没後30年、生誕130年を迎えた西谷啓治先生(以下敬称略)について、ブログでは次のように触れてきた。 2010-02-15 能登・知人関係本など『宗教と非宗教の間』 『宗教と非宗教の間』岩波現代文庫 西谷啓治氏は隣の能登町宇出津出身。1度か2度講義を聞い…

西谷啓治(先生)の真宗

昨年12月2日堺市の戸次公正さんから『節談説教』23号をいただいた。 同氏の「「説教」と私の学びへの回想」に西谷啓治氏が取り上げられている。 西谷氏は私が4年間つとめた宇出津高校のある宇出津の出身で、汽車(気動車)で通った宇出津駅から宇出津高校へ…

数え日のころ

2020年12月25日 『とも同行の真宗文化』を送った友だち・知人の数人に、このような読み方をしてくれたかたがいるよー、と11月26日の富山新聞、12月10日の北國新聞などの記事を送った。 その返事。 太田さん(学生時代の姓で書く)は、小堀たちとひたすら書道…

2021(令和3)年元旦 光景

元旦 午前5時20分の様子。5時間前には左の鐘撞き堂で親子が,特に子供たちが 撞きに来た。それぞれの家族で間を取り、素手の人には、使い捨てのビニール手袋を渡してコロナ対策を取った。雪が降る中、手袋なしの子が多く、元気だなァーといたく感心した。ビ…

川岸不退師ご西帰

川岸不退師ご逝去 高座での布教ー川岸不退師(『蓮如さん今日を歩む 真宗王国と新宗教』平成8年12月20日、北國新聞社刊より。以下同じ) 小沢昭一氏。永六輔氏たちと勉強していて節談にとりつかれた、と語る28年前(平成8年) 祖父江省念、川岸不退、広陵兼…

「とも同行の真宗文化」発刊 2020年(令和2年)12月10日(木曜日)北國新聞ー23面文化ー

北國新聞12月10日(木)朝刊23面文化。『とも同行の真宗文化』発刊、珠洲・西勝寺住職 西山郷史さん 「土徳」を掘り下げる。奥能登の地から、地域の貴重な記録を出版文化の中に刻む試みでもある。 本文 6章構成。描かれたテーマは多岐に渡り、真宗文化に関心…

「とも同行の真宗文化」発刊 珠洲・西勝寺住職西山さん 「土徳」を掘り下げる 2020年(令和2年)11月26日(木曜日)富山新聞

『とも同行の真宗文化』を紹介いただいた。 「とも同行の真宗文化」発刊 珠洲・西勝寺住職西山さん 富山新聞「土徳」を掘り下げる 2020年(令和2年)11月26日(木曜日) 記者氏とのやりとり(FB部分) 西山から記者氏 11月29日新聞を贈って下さり有り難う…

満日中28日~お浚い・絵解き説教29日

旧富来中学校近くからの高爪。いつ通っても見えていたはずの山容が見えない。28日は時間に余裕があったので旧中近くをゆっくり通り、振り返るとー高爪が見えた。富来が待っているーそんな印象を抱いた。 28日当寺の聖人ご命日お勤め、その他を終え、再び富来…

鹿頭常徳寺さん報恩講・大逮夜・御伝鈔・改悔ー27日

大逮夜 五十六億七千万~次第六首、淘五ッ。マスク・フェイスガード、区切りごとの一斉喚空気入れ替え~本堂・廊下の区切りは無し、と徹底したコロナ対策の元、真宗最古の本堂形式を伝える本堂で伝統的な報恩講が営まれている。 大逮夜(写真) お説教 御伝…

書籍ー秋深まる

17日霜月半ば過ぎだというのにその日も暖かかった。 イチョウの実を集めに外へ出ようとするとこれからのカマキリがいた。 季節全体は秋が深まりつつあるのに、個々のいのちの季節忘れ どこへ向かえばいいのか分からない… イチョウ。17日。この連休に葉もほと…

金沢別院 大谷婦人会金沢支部・報恩講。別院シンボルのイチョウと谷内正遠氏。 

11月10日(火)。昨年続き、大谷婦人会金沢支部報恩講でお話しさせていただいた。部屋に何種類かのカレンダーを飾っており、その中でも目立つほのぼのカレンダーの今月の絵が金沢別院(版画・谷内正遠氏)の秋でもあり、いつも眺めてはその日のくるのを楽しみ…

報恩講前日

ポスター 今年は各町内の張り出しを取りやめ正面と国道沿い城山下にだけ用意した。 御門徒・孫門徒さんにはこのあたりの風習としてカンブクロ(紙袋)、はがきでの案内。 今年は「お斎」は無し。 じっくりと振り返り、歩む。 3日午前中。あと、4日からは仏旗も…