南砺~飛鳥山善興寺~井波別院瑞泉寺~赤尾行徳寺~井波フェステ(マルシェ、道宗打ち・木遣踊り、正信偈真四句目下げ・和讃淘八、法話、真宗の生活シンポ)~懇親会~小矢部

4日(日)の井波フェステ、真宗の生活シンポに向けて、前日からいろんな所を巡ろうと、いさんで出かけた。

戸出というところに数カ所、利賀、赤尾。5日は小矢部や勝興寺あたりまで回ろうと出かけた。

ただ、このところ豪雨続きで、4日も雨。ゆっくり歩くのは難しそう。

能越道・能越県境を過ぎると海の彼方に山なみが見えてくる。

戸出(高岡市)におられる先輩を訪ねようと向かったのだが、射水市に入ってしまった。カーナビには探す住所が「見つからない」と出る。それで

お寺を探した。飛鳥寛栗『棟方志功越中ものがたり』(桂書房)の善興寺である。富山の飛鳥には忘れられない思い出がある。

私の学生時代頃は能登ブームが続いており、私のお寺は青少年宿泊所を営んでいた。その時泊まっていかれた二人組が「飛鳥」さんだったのだ。ペンネームなどで無く、そんな姓が現実にあることに驚いてから数十年。再び飛鳥姓の方が書かれた書物に出会ったのだ。

たずねるならこの機会。雨脚もひどくなくしばし境内を散策した。

そこで、?先輩宅―戸出ではなく戸出町で見つけることが出来た。都市部は広い。たどり着いて○さんは?と聞くと私だというので、能登の西山です…え!ギョギョの出合いだった。さらに父同士が大谷の国史同級生で、父の還帰以後も年賀状を書いていた戸出のお寺へも行くことが出来た。

次は利賀、さらに赤尾のつもりだったが、利賀道は道路の半壊、庄川沿いの赤尾道は以下の通り。

早めに旅館に入り、翌日の予習に切り替えた。

4日(日)晴天。

宿「東山荘」。『妙好人千代尼』表紙の朝顔に似た朝顔が咲いている。

御朝事お参り。

 

その後、昨日たどり着けなかった赤尾行徳寺さんへお参り。

門徒さん宅にあった「二十一ヶ箇条道宗之作」とある資料について、絵はがきも手に入れたかった。

 

瑞泉寺さん。午後。まず道宗打ち。引き続き木遣り踊り。

 

井波木遣り踊り(井波太子伝会&いなみ太子伝観光祭)2017 Inami Taishiden Festival - YouTube

 

お勤めに続き御法話

法話の田中氏とパネラー三人は前の方に席が用意されていて、身近に、木遣歌・踊りを見させていただいた。その合間に、市長さん頑張って下さいとか、期待してますよと声を掛けていかれる方がいる。お寺の方の聴聞も多いらしく、お話はお寺の役割の大切さにも触れられた。あっという間に予定時間が過ぎた。

 

夜。懇親会。これが楽しみで数日前から浮き浮きしていた。

経沢さんの料理。経沢さんは「割烹まる十」(富山市千代田町9ー1)店主。経沢さんは周りを楽しませ、自分のことはほとんど語らないが、1990年から4年間、ニューヨークでも料理修業をなさり、料理店の支配人をなさっていたそうだ。食材の素晴らしさ・味の良さに、牛乳で酔っ払ってしまった。アルコールが入ったら一品から先へ進めないで宴を終えてしまったろう。

翌朝。桜が池付近の朝。
これから、ゆっくりと散居村を走らせ、日常に。