2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

語り部として-本多達郎さん

今朝の新聞で、本多達郎さん御逝去の報に接した。 26日81歳。 先生の推挙があって、富来郷土史研究会で長年お話しさせていただき、いろんなところを案内していただいた。 先生のほんの一面を紹介させていただく。 指導・編集 版画集西海の昔語り 富来町立西…

県立美術館、ご恵贈『能登平家物語』

藤平朝雄氏著『能登平家物語』 北國新聞朝刊-県立美術館長 年明けから後任検討 副館長に宮崎、谷口氏 19日県立美術館長の島崎丞(すすむ)氏が87歳でこの世を去られた。埋文評議員絡みで存じ上げ、賀状もその前に出していた。 今朝の北國新聞に新人事が載っ…

先日の目次内容を具体化-真宗文化論

21分冊 目次のタイトルごとに綴じてあったおよそ250篇のホッチキスをはずし、ほぼ目次分類に合わせ21冊に綴じ直した。ホッチキスは100枚綴じまでのものを購入し使用。 製本テープで背を覆い、タイトルをつけた。 やっているうちにだんだん紙の素朴な美が失わ…

「真宗文化論(仮題)」目次

目次 19頁 『蓮如と真宗行事』から『妙好人千代尼』の間の真宗関係著、新聞記事、インタビューなど、今となっては目につきにくいものを時代・地域の証言として表に出すべく整理している。ほぼ1990年~2018年の文など。18項目に分類した。 あとは、A1~E5の項…

いただいた書籍ー大桑斉氏著『江戸 真宗門徒の生と死』(方丈堂出版)

大桑斉氏著『江戸 真宗門徒の生と死』方丈堂出版 大桑さんからいただいた。 そんなに本を読んでいるわけではないが、これは名著中の名著と評価されていく本だと思う。 タイトルからは想像できないが、第一章臼杵の慶念、第二章加賀の任誓、以下薩摩の千代と…

いただいた書籍『加賀前田家と北野天満宮』『奥能登塩田村の歩み』

長年、奥能登塩田村の代表取締役を務められ、現在相談役の横道嘉弘さんが、18日(水)わざわざお持ちになった。労作・感謝。 令和元年度秋季特別展『加賀前田家と北野天満宮』石川県歴史博物館。と参考文献ページ 12月11日(火)歴博学芸員お二人が当寺で調…

「臥龍文庫」扁額 雅枝画伯から届くー12月13日-

「臥龍文庫」書斎。この格調、似合う書籍とならべてみた。 書道体系、正続群書類従、日本文学大系、 発掘報告書 民俗学関係 和綴書籍 漢文大系、文学書 といった書籍類を一つの建物に置いていて、 かつては別宅と言っていたのだが 臥龍山の中心飯田城山の麓…

蝦夷錦ー御門徒交流史に向けてー

「西勝寺」は16ページ。県立郷土資料館(現在の石川歴史博物館)紀要。資料館は元四高(現在・近代文学館?)にあった いつだったか、どういうときだったか、歴博の学芸員さんと話していて「蝦夷錦」の話題になった。当寺の寄進札に「蝦夷錦」の文字があった…

学びの人への一資料

Dグループの3=「葬制」。10,5ポイントでは48ページになった。 umiyamabusi.hatenadiary.com ほぼ十日前、中能登町で鵜祭について話した折、金沢大学の学生が論文を書いているので見解を聞きたいと、会場に来ておいでた。講演前のわずかな時間、調べている…

鹿渡島~気多 鵜祭のコスモロジー

放たれた鵜が向かうと伝承する能生白山神社と「鵜祭」を書いた『金春』月報2009年5月号 ※能生白山神社は2008年4月21日撮影 今までの解説では、生け贄としての鵜を運ぶのが鵜様道中とされていたが、謡曲の詞章を分析すると、未来に仏となる、尊い思いを持つ鵜…

橋本弘明さんたちのコンサート-12月1日(日)

12月1日(日)橋本弘明さんを中心とする五組のコンサートがあった。 橋本さんは素晴らしい歌手で、私は彼のCDを8枚持っている。 何が素晴らしいかというと、歌声(声量・メリハリ)がやわらかく、やさしいのだ。 聞いていると、どんどん穏やな気持ちになっ…