2019-01-01から1年間の記事一覧

語り部として-本多達郎さん

今朝の新聞で、本多達郎さん御逝去の報に接した。 26日81歳。 先生の推挙があって、富来郷土史研究会で長年お話しさせていただき、いろんなところを案内していただいた。 先生のほんの一面を紹介させていただく。 指導・編集 版画集西海の昔語り 富来町立西…

県立美術館、ご恵贈『能登平家物語』

藤平朝雄氏著『能登平家物語』 北國新聞朝刊-県立美術館長 年明けから後任検討 副館長に宮崎、谷口氏 19日県立美術館長の島崎丞(すすむ)氏が87歳でこの世を去られた。埋文評議員絡みで存じ上げ、賀状もその前に出していた。 今朝の北國新聞に新人事が載っ…

先日の目次内容を具体化-真宗文化論

21分冊 目次のタイトルごとに綴じてあったおよそ250篇のホッチキスをはずし、ほぼ目次分類に合わせ21冊に綴じ直した。ホッチキスは100枚綴じまでのものを購入し使用。 製本テープで背を覆い、タイトルをつけた。 やっているうちにだんだん紙の素朴な美が失わ…

「真宗文化論(仮題)」目次

目次 19頁 『蓮如と真宗行事』から『妙好人千代尼』の間の真宗関係著、新聞記事、インタビューなど、今となっては目につきにくいものを時代・地域の証言として表に出すべく整理している。ほぼ1990年~2018年の文など。18項目に分類した。 あとは、A1~E5の項…

いただいた書籍ー大桑斉氏著『江戸 真宗門徒の生と死』(方丈堂出版)

大桑斉氏著『江戸 真宗門徒の生と死』方丈堂出版 大桑さんからいただいた。 そんなに本を読んでいるわけではないが、これは名著中の名著と評価されていく本だと思う。 タイトルからは想像できないが、第一章臼杵の慶念、第二章加賀の任誓、以下薩摩の千代と…

いただいた書籍『加賀前田家と北野天満宮』『奥能登塩田村の歩み』

長年、奥能登塩田村の代表取締役を務められ、現在相談役の横道嘉弘さんが、18日(水)わざわざお持ちになった。労作・感謝。 令和元年度秋季特別展『加賀前田家と北野天満宮』石川県歴史博物館。と参考文献ページ 12月11日(火)歴博学芸員お二人が当寺で調…

「臥龍文庫」扁額 雅枝画伯から届くー12月13日-

「臥龍文庫」書斎。この格調、似合う書籍とならべてみた。 書道体系、正続群書類従、日本文学大系、 発掘報告書 民俗学関係 和綴書籍 漢文大系、文学書 といった書籍類を一つの建物に置いていて、 かつては別宅と言っていたのだが 臥龍山の中心飯田城山の麓…

蝦夷錦ー御門徒交流史に向けてー

「西勝寺」は16ページ。県立郷土資料館(現在の石川歴史博物館)紀要。資料館は元四高(現在・近代文学館?)にあった いつだったか、どういうときだったか、歴博の学芸員さんと話していて「蝦夷錦」の話題になった。当寺の寄進札に「蝦夷錦」の文字があった…

学びの人への一資料

Dグループの3=「葬制」。10,5ポイントでは48ページになった。 umiyamabusi.hatenadiary.com ほぼ十日前、中能登町で鵜祭について話した折、金沢大学の学生が論文を書いているので見解を聞きたいと、会場に来ておいでた。講演前のわずかな時間、調べている…

鹿渡島~気多 鵜祭のコスモロジー

放たれた鵜が向かうと伝承する能生白山神社と「鵜祭」を書いた『金春』月報2009年5月号 ※能生白山神社は2008年4月21日撮影 今までの解説では、生け贄としての鵜を運ぶのが鵜様道中とされていたが、謡曲の詞章を分析すると、未来に仏となる、尊い思いを持つ鵜…

橋本弘明さんたちのコンサート-12月1日(日)

12月1日(日)橋本弘明さんを中心とする五組のコンサートがあった。 橋本さんは素晴らしい歌手で、私は彼のCDを8枚持っている。 何が素晴らしいかというと、歌声(声量・メリハリ)がやわらかく、やさしいのだ。 聞いていると、どんどん穏やな気持ちになっ…

講演「能登の宗教風土と謡曲「鵜祭」」

午後は、中能登町能登部下カルチャーセンター「飛翔」で今年最後の講演「能登の宗教風土と謡曲「鵜祭」」。ウタイだから能登の歌を唄ってくる。 と張り切って出かけたのだが、一曲も歌わなかった。 どさくさ紛れに、時衆の節と関係あるのではないか?といわ…

人身受け難し

「人身受け難し」には盲亀浮木のたとえ、一握りの砂などの喩えがあるが、身近なところで我身がこの世に存在する、そのことを語ることで、譬喩になるし、かろうじて身が引き締まる。 父が大谷大学の学生の時、学徒出陣で兵役に就いた(はず)。 配属先が戦車…

上戸小学校同窓会に、飯田・直小卒業生が混ぜて貰っての同窓会―11月20日(水)

8月5日(月)38度を超えた日。羽咋のお寺で大谷婦人会の講師を務めさせていただいた。翌6日はあまりにも永く勤めている珠洲市仏教会長を代わっていただくべく、関係者の会議を予定していた。 羽咋往復でへばり、夜は資料作りを進めていた7時過ぎに中学校の…

鵜祭と能登の海・風土

鵜祭のスタート地・鹿渡島、一文を書いた「金春」 18日(月)四組合同坊守会研修(於能登教務所)を終え、今年の坊守会、門徒会、推進員、法話などを全て終えることが出来た。 昨日は、NHKの方々が話を聞きに来られた。90分能登の風土と海についてお話しした…

在庫と、売り上げランキング

アマゾンで『妙好人千代尼』を見ると、在庫○点というのが出て、それが一点減ると売り上げ数十万台が一気に3万台ぐらいになる。この本はアマゾンでは和歌・俳諧分野に属していて先月の29日に25位、全体で30100位というのがあった。 その後、一、二ヶ月待ちに…

真宗文化論―進捗状況―

ようやく、『蓮如上人と伝承』『蓮如と真宗行事』と『妙好人千代尼』の間の20年間に書いた真宗関連の論文・エッセー、新聞記事など全てを取り込み、プリントアウトすることが出来た。 昨年出版させていただいた『妙好人千代尼』は、父の死の年を迎える年にな…

報恩講、報恩講…どこもかも報恩講

句仏上人の句と出あった。この句はすごい。「末法の世に正法の帰り花」。一つの説話がイメージされえる。スタートは「一々の花の中よりは三十六百千億の光明照らしてほがらかに至らぬところはさらになし」から。また新たな尊い教えに出会った。70過ぎの知恵…

報恩講第一日4日(月)、テントウムシ

4日朝第一日目 午後からの報恩講に備え、仏旗を点検していたら、松食い虫で枯れてしまった松の切り株に小さな黄色い玉が着いているのをテントウムシの赤ちゃんだと教わった(10時半ごろ)、気にしながら通り過ぎていると変化が現れた羽根のようなものが出て…

間もなく「報恩講」-11月1日(金)

4日(月)からです。 1週間前の仏具研き、報恩講案内を町内・近郊に張り出すのに合わせ、案内を用意する。今年はほかの用もあり、25日に用意した。

甲が生きている、まわりの光景―11月1日(金)

甲 ピラカンサス ゆず―たわわ

たそかれ。

2019年10月30日(水)~11月3日(日)中板橋(板橋区)新生館スタジオにて

「沖縄の工芸」タイ・ミャンマー・中国―アジアの漆芸ー王朝と漆器展(石川県輪島漆芸美術館)―29日(火)

「沖縄の工芸」展の素晴らしさを聞いてはいたが、なかなか行けない。 この25日(金)には、漆芸美術館館長・四柳さんが珠洲焼展を見に来られたついでに寄って行かれたこともあり、何とかと思っていたのだが、昨日(29日)ようやく見に行ってきた。 私は不器…

ブラリ奥能登―10月29日(火)

28日午後から、29日午後にかけて。 下の写真からの時間順 最終地点は穴水町コメリ書店。核心を突いた宣伝文だ。 滝又~三井道 多分、かつての地蔵堂 滝又町この手前に2差路、そして4差路計6差路、かつては交通の大中心地・ハブ空港なみの場所だった。 輪島市…

今日(10月29日朝7時)のアマゾン―『妙好人千代尼』ー

妙好人 千代尼 単行本 – 2018/1/15(著) 西山 郷史 (著) 単行本 ¥1,320 獲得ポイント: 24pt ¥2,200 より 9 中古品の出品 ¥1,320 より 2 新品 登録情報 単行本: 248ページ 出版社: 臥龍文庫 (2018/1/15) Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 30,100位 (本の売れ…

秋の鈴屋―句仏上人句碑―10月27日(日)

報恩講―親鸞聖人の御一生を語っていると、どこかで「勿体なや祖師は紙衣の九十年」(句仏上人)の句に触れている。 そういえば、境内に句仏上人句碑があったはずだと気づいた。 御門徒方も、同じ方の句碑であることを失念しておいでる。 一度書いたり話した…

橘禮吉氏-わがまちの偉人

今日(12月8日)の北陸中日新聞朝刊に懐かしい橘さんが紹介されていた。 いい文だ。 北陸中日新聞朝刊-20210(令和3)年12月8日 橘さんご逝去の報に接してこのブログに書いた 2019(平成31)年10月25日「橘禮吉氏」記事 北國新聞朝刊に24日に橘さんが御逝…

木村至宏氏の琵琶湖―24日NHK「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」

見るとも無しにNHKの名前の由来についての番組を(~21時)見ていたら、キムラヨシヒロさん、という名を紹介する声が聞こえた。 番組は滋賀県をやっている。 滋賀の研究といえば木村至宏さんに違いない、と思って画面を見た。 木村さんに間違いが無い。 木村…

珠洲焼講座&学芸員による作品解説10月20日(日)「珠洲古陶の時代―若山荘」

昨日は珠洲焼資料館で講演。 懐かしい人、知らない人(富山からもお越しになっていたそうだ)いろんな人がおいでになっていて、どういう人なのだろうと思いながらお話しをした。 終わってまもなく作品解説がはじまり、いろんな人と話したかったのだが、七尾…

泉鏡花市民文学賞ー岩田崇氏

『絵とエッセイ』 北陸中日新聞 umiyamabusi.hatenadiary.com umiyamabusi.hatenadiary.com 今年の暑さで、新たなことを知る力が無くなったので、新聞や本から新たなことを知ることを捨て、刺激を受けないようにひたすらサッサとめくるようにしようと、特に…