2009-01-01から1年間の記事一覧
「なごやごぼう」(名古屋御坊)には、宗教の放送欄があり、毎月の放送が載っている。今日届いたのは1月号だから…31日の予定に載っていた。「能登で見つめる報謝の心」大きなタイトルが並んでいる中にあって、「冬、報謝を見つめる」といったタイトルだった…
「能登のくに」第二号に新発見の黒峰城主伝阿部判官の画像を載せるため、人物名で整理しておいたフォルダーを開いていくと、「赤木圭一郎」が出てきた。この写真は、高校1年の時、同級生からもらったもので、その同級生が撮ったものらしい。だから、おそらく…
遠島山公園。今頃、椿。二ヶ月前の遠島山家では本堂前の雪除けをしなければならない頃、ここはどこだと思うくらい雪もなく、夕日がきれいだった。弁天島付近。このあたりには天の羽衣伝説、案内板によれば、それをさらに広げた天女(お浦)と村の若者との悲…
22日に届いた。発刊される岩波新書のすべてを購入していた時期があり、岩波新書には特別の思い入れがある。その、岩波新書が能登から生まれた。大学も、短大も、県立の図書館・博物館・資料館もない旧能登の国に在って、これだけの成果をあげられた努力に、…
2号を新春早々に発行するため準備中。以下は、バックナンバー◎「能登のくに」臨時号2009年8月28日発行(PDF)※今後の企画案内◎「能登のくに」第1号2009年4月7日発行(PDF)※本文 「能登びとと風呂」 「七つ七尾の天神さん」 「スガキ」 「宇加塚・猪平の順礼…
おあさじ(お朝事)=朝のお勤め、『正信偈』に和讃6首を繰り読みする。仏教語の晨朝勤行(じんじょうごんぎょう)ー職業とはいえ、難しい言葉を日常語として用いているーそのお朝事の少し前に、本堂後ろから外を見ると、屋根にうっすらと雪が積もっている。…
15日午後は、今年最後の坊守会講義で、能登町鵜川へ。お昼は、虎御前終焉の地と伝わる藤波・間島海岸側に車を停め、音楽を聴き、伝説に思いを馳せ、車の窓から海を眺めながらパック寿司をいただいた。会所の廊下からの庭。
「白い道 第12号 浄土真宗ー大乗の至極ー「教行信証に学ぶ」小野蓮明」真宗大谷派金沢教務所・刊「凡愚に魂あれ 宗正元」雲集学舎発行『真宗相伝叢書』第11巻相承学園編集、発売方丈堂出版『真宗相伝叢書』第18巻「化身土巻の心ー念仏の心得ー(ディスク4枚…
『ありがたい深い話 野辺の送り 石川編』北國新聞社刊「野辺の送り」本文(PDF)
『寺社参詣と庶民文化』西海賢二氏など。岩田書院ブックレット『長寿』板橋春夫氏「北陸石仏の会研究紀要 第9号」尾田武雄氏など。 以下『ふたつの夜明け』まで能登 「おじいさんの獨ひとり言」加賀實氏『潮騒 能登半島地震』輪島市図書館友の会。藤平朝雄氏…
「能登のうみやまブシ」ブログに今まで書いた「あえのこと」。書籍、謄写版、コピー等で資料がそろっているレジメ「文献紹介~昭和四〇年」(PDF)。資料に追加すべき「最後のあえのこと」(「BOOKRIUM本のある生活」より。)5日午後2時半頃、家ごとに違うの…
輪島市二俣小学校跡から少し門前方面へ向かうと白比丘尼出生の地と伝える繩又地内。比丘尼像がある白比丘尼が若さ、800歳の寿命を保つことになるのは、狐が人間に恩返しとして人魚の肉を振る舞ったからだとの話が語られる。繩又・白比丘尼伝説では、狐が接待…
3日(木)の中村儀朋氏来訪を受け、その夜調べたことを元に、4日(金)、輪島の関係地を訪ねた。御案内いただいたのは、「能登を知る会」のメンバーで、輪島市立図書館前々館長・北間さん。この上ない方と訪ねることができたのも、「知る会」あればこそ…。感…
ほぼ1年半(もっと前からかも知れない)、2つのテーマーで、メールのやりとりを行っていた中村さんが、12月3日(木)、わざわざ珠洲までお越しにになった。午後1時の特急バスで飯田車庫前到着、5時半のバスでお帰りになるという、あわただしい日程の中で…
29日(日)講演14:00~15:30、引き続き質疑15分「伝承文学にみる輪島」レジメ(PDF)」「伝承文学に見る輪島・別資料」レジメ(PDF)
「幸若舞」の最も長い作品に「信田(しだ)」がある。信田小太郎を主人公にした話で、「山椒大夫」に似た筋立ての舞曲である。主人公小太郎が流浪の身であった時、「足に任せて行くほどに、能登の国に聞えたる小屋(おや・輪島)の湊に着き給ふ。」のだが、…
連休中にいろいろなイベントがあった。水中考古学の調査も行われたようだし、能登教務所での「こころの広場」その他…この時期、私の方は「お取り越し(おとりこし・在家報恩講)」さなかなので、何かの案内が届いても見ないようにしている。ただ、このクリの…
今日の朝日新聞記事。もう出会ってもわからないだろうけれど記事を書いておられる方ともお会いしたことがある。昔、ライター、編集者、若手研究者などが集まり、刺激しあう場となっていた出版社があった。その出版社が無くなり、その頃勤めておいでた勝井氏…
9月12日に開かれたシンポの様子が、「珠洲チャンネル」というケーブルテレビで、ほぼ一週間、一日3回ずつ流れた。ケーブルテレビ・有線放送なのだろうが、それに関しては、随分前、当時の柳田村当目公民館で、猿鬼について「研究発表」のような、講義のよう…
伝大伴家持歌、西行『撰集抄』に登場する伝「いなやつの里」信田小太郎白比丘尼近世歌謡に御詠歌周辺を見渡せば、伝義経の歌まで輪島は豊富な伝承文学世界に彩られている。それに、安永6年(1777)の序を有する『能登名跡志』を著した太田道兼は後半生を輪島…
多くのコピー類を整理していたら、資料紹介を書くために提供してもらっていたコピー群にであった。原本は、かつて法宝物をご開帳なさっていたお寺にあるのだろうと思い、ご住職とお会いした機会に、資料の話題を切り出すと原本どころかコピーもないとおっし…
今年最後の8組坊守会。会所は能登町波並・光誓寺さん。一部、初めての道を走った。能登町内浦放牧場同町不動寺地内の水車小屋。平成10年に初代の水車小屋が建てられ、平成16年にこの大きさになったという。ここでは、6月~11月の8日、午後5時半~6時、「木郎…
4日から8日にかけて、報恩講。布教は、平田力精師。お講には、お斎(トキ)が伴い、若衆お講、カカお講、トトお講、オヤッサマお講、一族の名のついたお講、在所名がついたお講など主催者によって、いろいろな名がついているが、締めくくりは、「お寺(住職)お…
「親鸞聖人関東ヨリ御帰洛之砌 御化益連理之御杖」「→(PDF)」 実物は、聖人隠棲の地といわれる花園月見の御旧跡、現在の大泉寺(浄土宗)に伝わる。一昨年の9月18日、日本民俗学会の折に同寺を訪ねている。一緒に出向いた研究者の方々が、「連理の杖」に多…
29日(木)、ようやく石川県立歴史博物館で開かれている、「本願寺展」へ行った。門徒さんたちなど30名参加。朝7時出発。手前の能登島バスで金沢に向かった。9時半~12時まで見学。本多の森。昼食、近江町で時を過ごし、午後2時に帰途につく。中島あたりで、…
21日、能登町での用事を終えてから、遠島山の資料館を訪ねた。以前より、すっきりしていて、それだけに濃密な時を過ごすことができた。郷土館、民俗館、羽根万象美術館、西谷(啓治)記念館、益谷(秀次)記念館の5館があり、共通入館料は300円。元、輪島市…
「六十六部」 昨日、知人から「ろくじゅうろくぶ(六十六部)」と呼ばれている様々な伝説と密かな信仰を集めている地蔵さんのようなものがあるのだが(知人も見たことがないのだという)そこへ行く道も荒れ果てているので、22日に集落に移すことになった。…
15日(木)、今年度の発掘成果を見に行った。今年の特徴は、新幹線基地がらみの発掘が多かったとのことで、そのあたりを回った。よい天気。ここは、能登有料道路別所岳サービスエリアからの別所岳。加茂遺跡ー河北縦断道路ー加茂遺跡からは、「牓示札(ボウ…
最終巻。あと別巻で完結。月報に、五来先生の長女・龍子氏が「父を想う」の文を載せておいでる。調査調査で、ほとんど家にはおいでにならない研究者と娘。そういう中での親子の絆…。愛情あふれる文。
穴水・清琳寺さんには、都市開発で行き場を失った七尾24地蔵の一つ、藤橋地蔵が移されている。