2013-01-01から1年間の記事一覧

富来郷土史研究会

今年最後の講義。20日(金)前回は、あまり富来と関係のない話をしたので、今回は、福浦港御船歌を幕府御座船歌、加賀藩御船歌の観点から徹底させてお話しした。普通の船歌(酒田船歌など)とは全く別系統の謡曲・今様の流れを汲むのが御座船歌で日本海側で…

親鸞聖人550回忌御遠忌追慕和歌ー寄稿ー

今朝の北國新聞に載った。記事が大きすぎて、スキャナーに全部入らず、写真の部分カット。気づいた点を網羅した結果、予定字数を越えてしまった。が、どれも省けない。PDF新聞前の記事

五輪、力士碑、白鳥ー羽咋ー五輪のある風景

17日(火)久しぶりに穏やかな日になったので、七尾~羽咋~志賀を回って用を済ませてきた。白鳥の里近くで、一羽の白鳥。ダイサギではないかとご指摘があった。ありがたい。この先の田には、白鳥が群れをなしていた。深江墓地。五輪残欠円井(つむらい)墓…

平家伝説・時忠と烏川ー常田富士男さんと歩く加賀・能登むかし話の旅ー

今月・12月は、時忠伝承である。6日の予告。PDF今月加賀は、川北町「言うなの地蔵」。

第34回飯田高校卒業生同窓会

34回卒業生。担任していた3年C組1982年・昭和57年3月。この学年の1年生時代。年度末、お別れ会頃の1年A組。11月30日(土)和倉温泉で、34回卒業生が50歳を迎えるのを記念して同窓会が行われた。この時期、特に土・日は忙しいので、宴会だけ顔を出すことにし…

開祖親鸞聖人五百五十回忌追慕五十首和歌ー文化八年三月二十八日ー

26日(火)朝刊北國新聞・県内総合版北國新聞PDF北陸中日新聞・石川総合版北陸中日新聞PDF朝日新聞・石川版朝日新聞PDF25日午後、長誓寺に集まっていただいて、5枚の資料を元に、現時点で分かっていること、推測などをお話しした。巻物が新しそうに見えるの…

親鸞聖人五百五十回忌 追慕五十首和歌

某所で「 文化八年三月廿八日 開山親鸞聖人五百五十回忌 追慕五十首倭カ(カは金偏に歌の偏) 出題 冷泉入道前大納言等覚(以下略)」から始まる五十首和歌を拝見させていただいた。文化8年は1811年、等覚は冷泉為泰の法名、このとき75歳。※写真は38首目「水…

地産地消文化情報誌「能登」2013秋 13号

PDF今回の「伝説の風景」は「仏木(ほとぎり)物語」。

これは?

14日、夜7時半頃、白米・千枚田側を通りかかった。かなりの観光客がおいでた。千枚田のライトアップ。中程の白いs字は、遊歩道。若干の手ぶれ写真である。リニューアルした店で、ソフトクリームを買う。おなかをたたきながら夏だけのソフトは…むなしく過去…

能登教区報恩講-12、13日-

13日晨朝後のお説教西山郷光師は、当寺副住職。PDFわたしは、12日輪島市西二又で御法話予定。その後、お参りしてこようかと思っている。ちなみに、昨年度は、懐かしい方々にお会いできた。昨年度

報恩講-寺お講-11月8日ー

報恩講5日目、満座、満日中の日は、お講(お斎)がある。むかし調査した頃ー一週間の報恩講中には、若衆お講、カカお講、トトお講など、お斎(お講)を申す主催者の名がついたお斎が連日のように行われていたもので、満座の日のお講が、トトお講だったり、寺…

落ち葉、枝の捨て所

年に何度か軽トラックを借りて、一般廃棄物埋立処分場へ落ち葉・木々の枝などを捨てに行く。そこの景色が素晴らしい。少し奥に黒峰城祉向かいには宝立(ほうりゅう)山系、法住寺の奥山にあたるか阿部判官と三盃(さんばい)家先祖が出会ったという椀平(わ…

報恩講

能登の南は、引上会(いんじょうえ、「お」をつけて「お引き上げ」)地帯で2日(一昼夜)のお参り、北部は2昼夜、5昼夜、まれに7昼夜のところもある。当寺は毎年4日(かつては3日、文化の日で行事が重なるため4日からに)から8日満座の5昼夜。穴水の坊守会で…

経蔵調査ー下曽根光源寺さんー

1日(金)光源寺さんの経蔵仮調査に出向いた。入り口には、回転式の書架である輪蔵を発明した傅(ふ)大子(499~569)と子の普建、普成像及び普賢菩薩像が安置されている。傅大士と子供像が目に飛び込んできたとき、一緒に行っていた学芸員さんが思わずかわ…

真宗の本

まず仲野良俊氏の本。『浄土真宗ー往生と不退ー』真宗文庫・東本願寺出版部「正行」八正道シリーズ(4)「正思惟」八正道シリーズ(2)「正精進」八正道シリーズ(6)「正定」八正道シリーズ(8)以上真宗大谷派宗務所出版部『蓬茨祖運集〈下〉』東本願寺出…

方道仙人と能登、長太ムジナー常田富士雄さんと歩く加賀・能登むかし話の旅、10月前半と11月前半

今月は、原作を書いていないので、関係ないはずだったが、大沢と則貞(平家伝説)取材だったので、御一緒したところ関係者になっていた。PDFPDF10月始め。今時ではあるが、載せ忘れた。PDF

聖徳太子画像讃ー新出ー

祖父江師の御法話を聞いて、ドーンとお賽銭をと思っていたのに私のいた時間帯には、「お賽銭」集めがなかった。あれ、ないな…と思いながら移動した。家へ帰ってからまずいと思いおロウソク料を電話で申請し、羽咋へ行く用事を作ったついでに届けてきた。お説…

砺波和年氏ー泉鏡花市民文学賞ー受賞

31日、北國新聞夕刊に砺波氏が泉鏡花文学賞受賞の記事が載った(上)。下は1日北陸中日新聞慶賀。早速電話。長いつきあいで、以下のブログに砺波氏のことが載っている。ポスト・ブックレビュー(『週刊ポスト』書評)『百年のあとさき』「御崇敬(ごそっきょ…

お説教ー祖父江佳乃師ー

かほく市黒川正誓寺。山号寶湧山フキョウシは、布教使であって布教師ではないのですよ。と、いうお話を今日の午前中に聞きながら、祖父江師と表現するのはまずいのだろうけど、今日、かほく市黒川のお寺で、師のお説教を聞いてきた。すごかった。門前説教大…

加賀・能登むかし話の旅ー常田富士男さんと歩くー

常田富士男さんと歩く加賀・能登むかし話の旅。4月から2作づつ、記事・放映され、この10月で14作分が終わる。私が担当した原作(監修ということになっている)は、「引砂のさんにょもん」4月珠洲市、「三匹の猿神とシュケン」5月七尾市、「千石の豆の木」6月…

これまで出版した著書・編著書

早い順に 『蓮如さんー門徒が語る蓮如伝承集成ー』 編著(複数)『蓮如さんー門徒が語る蓮如伝承集成ー』橋元確文堂企画出版室1988(昭和63)年10月25日。320ページ。【目次】蓮如さんの足跡 福井県18、石川県69、富山県4、蓮如さんの響き 福井県3、石川県5…

伝燈寺、能美市立博物館ー最古の須恵器文字ー未・二年

22日(火)金沢山王町に寄る用があり、早めについたので近くをドライブしていたら、伝燈寺の寺標が見えた何の謂われか分からないが、よく目にした寺号だ。散策してみる。「𦾔三朝勅願所傳燈護国禅寺」○一向一揆の折、富樫家の実質終焉地○「日本昔話」不思議…

『東京23区 区立博物館 辛口批評』干場辰夫氏著

干場氏から本が届いた。頑張っておられる。花伝社刊。著者紹介欄にあるように、「1952年、石川県生まれ。京都大学法学部卒業。同志社大学大学院博士課程を経て、大学教員、国会議員政策担当秘書、市議会議員を歴任。政治学、文化政策論、日本文化論を研究。…

遍照岳ー土田庄ー徳田のおりん

冥王星の存在を予言したことで有名なパーシヴァル・ローエルが日本地図を眺めていて、ここに行きたいと惹かれたのが能登半島だった。その紀行文が本になっている。『NOTOー能登・人に知られぬ日本の辺境』(十月社刊)ローエルの撮った明治22年の写真32葉が…

幻の(にしてしまった)本

○穴水町「唐古(からこ)の民謡」公民館で打ち合わせ。その時、参加者が民謡を歌い、テープに民謡を録音したところまで…。その時の代表者のお子さんに、数年前お会いした。○『石川の寺』網野善彦氏、大桑斉氏などの推薦文を入れたパンフまで出来ていたのだが…

『浄土真宗現代法話大系』全26巻

9月29日に能登教区12組門徒会のお話に行った。その際、会所の長善寺さん寺務所で、表記の本を見かけた。このシリーズを見た記憶が無く、帰って調べてみると面白そうだった(興味深い。良本)。今、こういう本があればいいなぁ、と考えているイメージが数種類…

『死を想うーわれらも終には仏なり』、『真宗民俗史論』、『よきひとの言葉ー浄土真宗への道しるべ』など

石牟礼道子氏 『死を想うーわれらも終には仏なり』石牟礼道子・伊藤比呂美氏著この方の書かれた『苦界浄土』ーもういっぺん人間にーを授業で扱ったことがある。確か筑摩書房の教科書で、大きく指導要領が変わった中で登場してきた教材だった。文のすばらしさ…

郷土の本

『加賀藩を考えるー藩主・海運・金沢町』長山直治著桂書房専門書でありながら、わかりやすさに徹した書。金沢のすぐれた著者と、富山の良い出版社の組み合わせ。じわーっと、富山出版文化圏が周辺を包んでいく。10月10日、遍照岳を尋ねて、麓の志賀町栗山覚…

真宗の本

『化身土巻聴記(三十六)宗正元講述』雲集学舎刊『宮城顗選集第十四巻 浄土文類聚鈔聞記Ⅰ』法藏館刊『宮城顗選集第十五巻 浄土文類聚鈔聞記Ⅱ』法藏館刊『現代と親鸞』26号。親鸞仏教センター『選択集聞誌五』藤元正樹、雲集・冬の聞法会刊『正像末和讃講話…

埋文現地視察

9日(金)県埋蔵文化財センターの現地視察の一環、「宮保B遺跡」を視察してきた。台風騒ぎの日で、暑い中を作業なさっておいでた。北陸新幹線、白山総合車両基地付近にあたる。