2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
さる御門徒さんが軸を持ってきてくださった。表装の一部が破れているものの、版木で刷った紙は傷んでいない。見ると山伏弁円(のち明法坊)、大部の平太郎、その弟といわれる平次郎関係のものが軸仕立てになっている。江戸後期(か明治にかけて)のものだろ…
22日(日)金沢に用事があり、どこか静かな宿を求めて、中宮温泉に向かう。真宗道場がペンションを開いているという記事を見ており、なんとかそこで泊まりたかったのだが、オフシーズンの今、そこはやっていないという。別の道場の話になるが、そこで念仏・…
白山ろく民俗資料館内表道場信心数え歌。3年前に「数え歌」があることに気づいていた。その時カメラのバッテリーが無くなったかで、はじめと終わりだけをメモして帰った。『大系日本歴史と芸能』・『石川県の民謡』に載る数え歌の存在を知っていたので、帰っ…
宗教民俗をやってきた関係から、本地垂迹・権現については折々にいろんなところで触れてきたが、『歎異抄』第四章の「聖道の慈悲・浄土の慈悲」、『御伝鈔』(親鸞聖人伝絵)の「箱根示現」「平太郎熊野詣で」の段を真宗的に読み解くため、『諸神本懐集』を…
香(こう)の香に花の香の添ふ坊守会 13日(金)
素晴らしい本が届いた。希望というか夢の体現とでもいうべき著である。帯の文 人は宗祖親鸞に何を求め、その人生を語り継いできたのか時代によって変化する親鸞の姿。歴史書ではなく「物語」として親鸞伝を読み直すことによって見えてくる、真宗門徒の信仰の…
作品解説をなさっておられる岩田画伯。岩田さん!、岩田さんを撮っていい?いいですよ。で何枚か。十二神將が縦22センチ横88センチのアート用紙に印刷されている。お賽銭のような感じ(200円)でいただけるというか購入できた。私のスキャナーで取り込めた部…
岩田崇日本画展、明日まで。於羽咋永光寺。4月16日に看板を見つけ、永光寺山門近くまで行った。見たとおり4月29日から。もう明日が最終日。見てくるつもり。去年は碁石が峰へ行っていたし、一昨年は高洲山山開きーいわゆるゴガヨウに。2008年は飯田高校地域…
関係本 「真宗の説教者たち」第34回郷土先人展図録。砺波市立砺波郷土資料館刊。「節談説教の風土」(PDF)(『大系日本歴史と芸能 第5巻踊る人々』1991年平凡社刊)と「長太はおるか…能登の節談説教」(『能登のくにー半島の風土と歴史ー』)の一部を引用し…