2006-07-02から1日間の記事一覧

幼なじみ

お斎について、飲んだり話したりしていたら、西山さんは私より2年ほど下ね、とおっしゃる女性がいた。どうみても若い。あなたより上ですよ。というと、小さい頃、本当に可愛かった…とおっしゃる。名前をお聞きすると、確かに2年上で、飯田の町をのして歩いて…

狂言綺語

小狸を狸にして話を進めるのは、10悪中の口に関する4つの悪の中で、話を面白くしようとする「綺語」にあたるだろう。

ひとことのちから

「観経」の牢屋に閉じこめられた王。かみ砕いて書くと、かつて聞いたお釈迦様の教え、奥さんが届けてくれる命が保てる程度の栄養…これによって、むしろ、健康そのものになった。お釈迦様のいい言葉がいかにこころを平安に保たせるのかを、悪の反対の言葉とし…

『風の声・竹の声』p38 伊奈教雄著 法藏館刊「一つの言葉」

蓮如上人は、「お文」で、男性、その中でも先ず自分を十悪五逆のつみびとと懺悔し、そして女性を、五障三従〈ごしょうさんしょう〉の女人、と呼びかけられた。(女性と女人は違うのだが目をつむっておいて…)十悪は、身体が3、意・こころが3なのに、口が4も…