シルバー研修

昨日の午前中(10時~12時)、シルバー(会員だけでなく、技術を身につけよう)の方々、
近い年齢の方々を案内して珠洲の観光地を巡った。


全体の研修内容から想像すると、女性が多いかな、
と思っていたのだが、案の定、全員女性だった。
「観光ボランティアきらり珠洲」が引率。
で、私が出向いた。


知った方はお一人。珠洲は広い。


企画なさった長、
きらり珠洲の副会長さん、
マイクロを運転していただいたAさんも、
一緒に勉強。


うわべだけでは意味がない。
できるだけその奥、背景を訪ねるのが私のやり方なので、
かつてボランティア研修に使った45ページの資料をもとに、
じっくり鵜飼・法住寺地区を回った。


享保14年(1729)の大地震で姿を変えた見附島は、
その時の記録では見月島と書いてあること。
法住寺地内は地蔵信仰、庚申信仰が盛んで、
月待ちをした痕跡があること。
おそらく最後に島の上へあがった人が見た光景…。
あるいは、見附島は高さ28メートル。一周400㍍だから緑丘中や飯田高校のグランドくらいの広さがある。
ここで…
おお!!の感嘆の声。
そこで反省、ちょいと綺語だった。
正確にはグランド一周の楕円の広さ…というべきだったが、まあ、いいや。

またも忘れたーカメラ?

それから、中島薬師旧跡、弘法清水を説明し、
法住寺の月見の場所に降り立ったところ、カメラがない。


ベンチにおいとたった…と何人かがおっしゃたので、
そうだったかな…。程度の記憶。
見附島で説明していたとき、重いのでベンチに置き、
次の行程を考えていたため忘れてしまったのだ。
 

マイクロバスで探しに行ってくださった。
その時でも数名の観光客がいた。
あれから数10分経っている。
疑うわけではないが、
どうかお持ち下さい、
使ってください、とカメラが呼んでいるような置き方だったかも知れない。
あきらめながら、
青面金剛塔」や他の石塔の建てられた年号、
その頃何があったのかを、説明した。


無ければ、縛られるものが減るわい、ぐらいの
達観した気持ち ( にならざるを、得ない )。


バスが戻ってきた。手にカメラを持っておいでる。


あった、あった、記念写真。
これが、唯一、昨日の研修で撮った写真。
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