2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

FB 2月1日(金)より  能登島

2月1日(金) 佐波の海岸。タブと寺島。 途中でのとじま水族館へ寄った。ほぼ30年前、能登島町史の調査に入っていた頃、水族館に勤めている人たちと祭の呼ばれで一緒になり、のちにイルカショーを見た記憶はあるが、今日見たのは全く別世界で、たまげた。 帰…

FB1月30日(水)より―余呉湖畔「天女柳」

1月30日(水) 余呉湖畔「天女柳」。2017年秋に強風で折れ、現在切株だけになっているという。2011年4月4日、親鸞聖人750回忌記念展を見るため長浜付近を旅し、3日に余呉湖畔に泊まった翌日撮った写真。『能登』34号参照

今日の本―『島田の帯まつり』吉川祐子氏、『宗教民俗研究』第29号ー五来重の学問を語る(特集)など

『島田の帯まつり―寝る・舞う・奴振り・踊る』。吉川祐子さんより。見るなり吉川さんやったね、と思った。吉川さんの調査報告は的確で読みやすく、文の見本だと思っている。どういうテーマであれ、形にして次につなげていって欲しいと思っている。礼状、令メ…

福井・吉崎 嫁おどし肉附き面―藤島秀隆氏―蓮如忌参考資料

嫁おどしの段。教行社版蓮如上人絵伝。二幅目。 ファイルを広げたら古い新聞記事が出てきた。裏はスポーツ面でダイエー単独首位などの記事が並んでいる、それらから日を特定した。藤島さんとは彼が加能民俗の会会長の時、私は副会長を務め、共に辞した。懐か…

蓮如忌に向けて―絵解き・嫁おどしの段資料

『奈良県吉野郡昔話集』國學院説話研究会編 昭和58年 ガリ版 左近の桜。この桜は見た通り緑の花。おひな様の向かって右に植わっている桜である。 蓮如忌は雪国の春を強く意識した行事である。 場所によっては、山行き・ピクニックがあり、境内には桜が満開、…

FB整理

蓮能尼の里に咲く「左近の桜」 左近の桜 このFBとブログ:能登のうみやまブシの関係を模索してきましたが、FBの方は5月から「友達」に限定いたします。 記事そのものは「能登のうみやまブシ=西山郷史」に継続していきますので、もしご関心がおありでしたら、…

このところの書籍 

受賞歴あっても 20を超す大学不採用―若手研究者は追い込まれていった(1面)ずっと研究していたかった(33面)~朝日新聞 ―参照 講義に適宜な分量、喩えにいい物があるのではないかと思い購入 『改訂新版大谷派本願寺 伝統行事』川島眞量著・川嶋正編 2019年…

ご縁―吉田清さんの著作

ご縁。 谷大大学院時代可愛がってもらった佐々木孝正さん(当時助手)が、調査や学会のお供をする度に、同級生の吉田清さん、木村至宏さんのことを語られた。 例えば練り供養を見学に行くと、「吉田はね~ととらえていた、」とか、近江の古寺を歩くと、「学生…

「権術を弄さず野心は抱かず―最後の加賀藩主のつぶやき―」徳田寿秋氏

4月16日(火)、徳田さんからご恵贈いただいた。 いただいた著書の表紙を葉書いっぱいに印刷し、表にちょっとした印象、近況を書いて取りあえずのお礼状にしている。文末はほとんど出会いを感謝する「合掌」気分で、今回は草々と書いた。 お礼の文 季節は桜を…

『言海』大槻文彦、高田宏 『言葉の海へ』、書評・倉本四郎氏、『雪古九谷』カバー装画・西のぼる氏

倉本四郎『出現する書物 ポスト・ブックレビュー』昭和55年11月冬樹社刊 高田宏『雪古九谷』2001年1月学陽書房刊。装丁・西のぼる氏 高田宏『言葉の海へ』昭和53年新潮社刊。大佛次郎・亀井勝一郎賞を受賞。 義祖母の形見だった『言海』。 形見だということ…

『地産地消文化情報誌(マガジン) 能登 April 2019 春 35号』

本文に用いいた写真の一枚。左・白比古神社、右山田寺観音堂 今朝、能登35号が届いた。 いつものように濃い内容。綺麗な写真。 わたしの連載「伝説の風景」34は、「良川(中能登町)ー観音・鵜様―」。 鵜様の宿・鵜家(ういえ)家に道中を紹介する「鵜様道中…

受賞歴あっても 20を超す大学不採用―若手研究者は追い込まれていった(1面)ずっと研究していたかった(33面)~朝日新聞

今朝4月18日(木)朝日新聞朝刊の記事にはいろいろ考えさせられた。 内容以下の通りで、様々な受け止めができるだろうが感じたこと、分析は避け、2016年2月2日、43歳で逝かれた西村玲(りょう)さんの研究内容が江戸中期の仏教研究で、 31歳の時に…

蓮如忌1週間前の案内

行事の1週間前にはポスターを書き各所に貼ってもらうために配布する。 一方、能登教区第10組同朋会推進員会では、4月は数ヶ寺で蓮如忌があるから、そこにお参りするよう促して、4月は協議会学習会をやめている。 先日役員会を開いた時に、蓮如忌にお参りくだ…

蓮如上人御影道中御出立―しんらん「交流館」さんのツイッターより。

今朝、ツイッターに「蓮如上人御影道中」御出立が載った。載せたのは「しんらん」交流館さん。 シエアを使いFB(西山郷史)に載せた。 これからは蓮如忌一色だ。 石川では、吉崎に御影が到着する時は必ず新聞紙面を飾る。 私は、まだ御影道中の名がついていな…

さくら道ー14日の家、16日8組坊守会、17日七尾能登教務所(4組)通り

17日、羽咋から四組合同坊守研修会会場七尾市能登教務所に向かう途中、羽咋市本江を通ると墓地が見えたので寄る。 正願寺さん。8組坊守会会所。 町野町金蔵慶願寺さん。坊守会会所はここだと思って皆が来るのを待ちながら散策。待てど暮らせど人の姿が見えな…

歌人の系譜 近藤千英(ちふさ)・小鳥隆枝さん 、明治22年刊『言海』を通して

義母・小鳥隆枝さんの蔵書を整理していたら、『今井邦子短歌全集』・『若山喜志子全歌集』・塩田良平著『枕草子評釈』・『昭和万葉集』などとともに、使い古してはいるが大切に扱ってきた様子が一目で見て取れる大槻文彦の名著『言海』があった。『言海』の…

一本杉通り・七尾市

3月31日(日)、七尾一本杉に寄った。 高澤ろうそく店さんの建物がいい建物だと思っていたが、思いに違わず「国登録有形文化財」だった。 一本杉通りには、高澤さんを入れて5軒の文化財があるというので(パンフ)、散策しながら観賞しようと歩き出したのだ…

坊守会・同朋推進員会講義資料―分かりやすくか、そのままか?

写真添付一枚は文中に収めることはできるのだが、分けて載せようとすると文頭に集まってしまう。それで、ここにまず、説明。 次のレジメ「資2-1」「資2-2」は『真宗聖典』をお持ちでない門徒さん方の研修資料として、『真宗聖典』からの引用。 聖典も「小…

どこかに行ってしまった、ストラップ

昨日(2016年6月28日)、携帯の画面が消えてつかなくなった。販売所(ショップ)で調べてもらうと電池がだめになっていた。5年以上も使っているので、切り替えた。周りがガラ系といっている携帯の新しい機種である。置いたところが分からなくなるので、スト…

『同朋』4月号

添付と、文章を合わすことができないのでそれぞれに載せていきます。 ※タイトル=句集『春暁』部をクリックしてください。 月報一面。すごい標語が載っている。「こう考えている限り」とお書きになり「かぎり」に変えておいでる。直接お会いしたことがないわ…

たずねびととの出会い。白峰~小木、板谷みどりさんの思い出。

※タイトル=板谷みどりさんの「おもいで」部をクリックしてください。 九十九湾(能登町小木)。公民館がどこだったか忘れたので車を止めてカーナビで検索した。 かつて白峰村西山の望岳苑を拠点に講演をしたり、信仰の道や文化財巡りの講師を務めたことがあ…

桜咲く 4月9日(火)

石ベンチの下の芝桜 シダレザクラのむこうがの木は泰山木 左の白い建物・珠洲市役所、間に鐘楼、右の森のような山が阿弥陀山。

ヘイゼイゴウジョウ・ヘイゼイゴウゼイ・ヘイゼイコウゼイ

「ヘイゼイコウゼイ」と母感謝、北國新聞朝刊「地鳴り」、2019年(平成31年)4月8日(月) 「ヘイゼイコウゼイ」の教え、北國新聞朝刊、2019年(平成31年)4月1日(月) 同朋会推進員会の打合せの時に出た会長さんの言葉。 先生の話は難しい・・・と言…

人麻呂(神)像と『松下集』(招月庵正広著)

※タイトル=瀬嵐人麻呂社-旧中島町、をクリックして下さい。 umiyamabusi.hatenadiary.com 人麻呂(神)像、3月31日撮影 先月末人麻呂(神)像に出会った。 所蔵者は真宗大谷派寺院。おそらく、神仏判然令によって神社に祀られていた像を寺院に移したのであ…

先ほど書いたFBの文

2月から、ここに書いてフェイスブック、ツィッターへ載せている。どちらも、騒がれた時どういうものかさわっていたら、私すなわち西山郷史名のFB(フェイスブックのことだそうで)やツイッターが存在することになった。 ところが転載する際に、すごく恩着せ…

サノボリ、青二十日-中島西谷内-

西谷内・国造山 左手建物の上あたりに国造神社があるそうだ。 今日は4月8日、花祭り。 その日に当てたというわけでもないが、「十組同朋会推進員会」の新役員の方々と、おそらく十組だけ勉強会が続いている経過、内容、勉強会準備(テーブル・椅子運び)、案…

「宗祖聖人御旧跡巡拝」(久乃木豊四郎巡拝帳、文化五年・1808~)全231ヶ寺中1~50ヶ寺 、経過

※タイトル部-「宗祖聖人御旧跡巡拝」(文化・・・、をクリックしてください。その記事に移ります。 真宗文化資料「宗祖聖人御旧跡巡拝」(久乃木豊四郎巡拝帳、文化五年・1808~)全231ヶ寺を、このブログにでも残しておかなければ、私が作業が出来なくなる時…

『論語』引用-「不能事、人焉能事鬼神」と「未能事人、焉能事鬼」

『知られざる親鸞』松尾剛次著、平凡社新書。「親鸞聖人正明伝」を中心に、聖人の若き時の学問、儒学の学びなどを取り上げている好著。「親鸞聖人伝絵」の方は筑波・熊野・箱根修験との関わりをキシッと追求しなければならないはず。松尾さんとは、近世仏教…

「蟪蛄春秋を知らず」の出典-『真宗聖典』(大谷派)275ページ

蟪蛄 写真2011年(平成23年)8月9日撮影 よく聞いたり、見かける真宗に用いられている語(韻文)であるのに、真宗聖典に出典が載っていないものがある。私たちは蟪蛄のようなものでしかなく、何にも知らないのだ、春秋を知る方(善知識、ブッダ、如来)のお…

太宰春台-門徒物忌み知らず-その後

3月12日(火)に「門徒もの知らず 森龍吉氏 太宰春台の評価」を書いた。 そこで残った疑問のその後である。 調べるために、七尾図書館で人物叢書『太宰春台』、『徂徠学派』(岩波思想体系)を調べ、「聖学問答」が全文入っていたので、古本で『徂徠学派』、…