2008-01-01から1年間の記事一覧

『五来重(ごらいしげる)著作集第六巻』月報「能登の海と五来先生」執筆

昨日、タイトルの月報が30部送られてきた。今日、本体の本(と月報)が届いた。本体の本とは、五来重著作集第六巻。「修驗道霊山の歴史と信仰」Ⅰ近畿霊山の山岳信仰と修驗道Ⅱ諸国霊山九峰の修験道と信仰Ⅲ修験道文化・伝承論法藏館発行、8500円、修験・日本仏…

タブ(都万麻)と猫

タブの葉がやられている。昨夕あちこちにぶら下がっている蓑虫のような虫を取り除き、筋だけになった葉が多く伸びすぎた枝を切って、下にまとめておいた。今朝、その枝を棄てなくてはと玄関を開けると、タブノキに烏が騒いでいる。その中ほどに、白い鳥=白…

能登の「潟と山を訪ねて」石川県民大学校・能登校バスツアー

6日土曜日。タイトルの講座。 写真の場所はこの頁の最後に。1日北陸3県の余韻で、福井の吉川弘明氏、ちょいと間を置いて、静岡の吉川祐子氏と、延々○時間話し、2日は特養老人ホーム長さんがおいでになり、職員研修でお話しする約束をし、午後からは組会。真…

「昭和大博覧会」~福井・東尋坊11月3日

「福井県立歴史博物館」リニューアル5周年記念特別展。その頃の人がいなのが不思議なくらい、懐かしくリアルな光景・場があった。 まだまだ、さまざまな昭和があって、展覧会は11月3日まで。帰り道。東尋坊近くでの夕陽。「三国町崎」地区

珠洲~福井

朝、珠洲を出て、輪島のお寺により、能登の海岸線を走り、美川、根上、大聖寺、丸岡、を通って福井に着いた。宿泊するホテルの下の名は覚えていたが、場所を覚えていかなかった。走っていればそのホテル名が見えるだろう…と気楽に考えていたのは珠洲暮らしが…

北陸三県民俗学会に向けて

この会のために、あえのこと資料、田の神資料、屋敷神(この辺りでは「地神」なので、タイトルは切り替える)の資料を相当集め、レジメをギリギリ間に合わせた。10pB4・4枚とA4写真2枚。キーワードは「稲荷」どうして、福井まで出かけて私が発表するのか…

珠洲市社会科教員研修・「夏のフィールドワーク」

今日22日は、市内社会科の先生たちと飯田町をめぐった。『珠洲散策のーと』の記載に従って、臥龍山麓を歩く。飯田スメル館(映画館)が懐かしいという先生方が多く、あとを守っておられるお家に連絡し、急遽スメル館も尋ねた。阿弥陀山は茨がひどく、途中で…

福岡町「秋沙(あいさ)」の食

8月22日、高岡市福岡町の「秋沙(あいさ)」(「食べ物日記」をお借りします)で素晴らしい食事をいただく。眼科医で、「山の考古学研究会」などの会員でもある山本幸子氏に誘われ、工芸家の米道正道氏と3人で季節感あふれる食材・絶妙な味の取り合わせをい…

オー!カウンターに…

21日、金沢の仕事に向かう途中で、生涯学習センター能登分室(能登空港)へ寄った。自動販売機でコーヒーを買おうとカウンター付近へ行くと、知り合いの住職ご夫婦が並んでおられた、ヤーと目で合図して隣のカウンターを見ると、高校の同級生浅田洸一君が手…

孟蘭盆・目連尊者、それに安心数え歌ー10組推進員協議会ー

今日は推進員協議会講義。50名以上の方が参加なさった。写真は「正信偈(しょうしんげ)」をおつとめしているところ。今月だけ、親鸞聖人の御逮夜日・27日ではなく、20日にしている。8月27日は、近くのお寺の祠堂経会があるためで、邪魔にならないようにの…

地域教材を使っての古典授業の試み

同窓会(「お盆」・旧知との再会)を機に教員だったことを思い出していたこの頃。教員時代も、教材と調査・地域との関わりを考えていた。その一つ。どうして、この文部省の機関紙に文章を書くことになったのか…そこに至る過程は、まさにドラマだった。そして…

お盆・旧知(飯田高校第34回卒業生同窓会)との再会

14日の午前中、大降りだった。足袋はずぶ濡れ、白衣の裾絞り状態。16日も降った。15日は降らなかったが、例年の通り、朝5時前からお墓務め。一旦、その時間に起きると、その後も同時間に目が覚める。今朝は、それに寒さが加わって3時過ぎに目が覚めた。寒い…

劇団ギルド公演「クライベイビィ カフェ」

作・演出の西山雅之(まさゆき)氏は、おいっ子(弟の子)。観劇し、観終わったとき思いっきり拍手したいのだが…池袋はちょいと、遠い。

『ポスト・ブックレビューの時代ー上ー倉本四郎書評集』

相当分厚い本なので、厚さが分かるように広げて紹介。「ポスト・ブックレビューの時代ー上ー倉本四郎書評集」ブックレビューが時代に与えた影響は、前書きのこの一文からも窺える。一冊ネットで購入。 ポスト・ブックレビューの時代―倉本四郎書評集〈上〉197…

本ー7月半ばから

七月なかばから、書棚に加わった本。 『「顕浄土真仏土文類」窃以』鍵主良敬、『「宗名往復録」注解』木場明志。以上、本年度安居(あんご)教本。林源常氏より。「窃以」は、はじめて見た。辞書で調べると、「私見」ぐらいの意味である。20090523追記「窃」…

バスツアー能登の「潟と山を訪ねて」の広がり

某公民館から、「潟と山を訪ねて」と同じようなコースで、回ることが出来ないだろうかとの電話があった。「いしかわを知る講座」でのバスツアーの予定は9月6日(土)。稲刈りで忙しい時期と重なり、申し込めない方々が多く、ならば、公民館主催で独自にやれ…

山門と鐘楼一体

輪島市東山真宗大谷派今井山養覚寺山門(輪島市指定文化財・2008年8月5日撮影)(2005年8月24日撮影)5日の八組坊守会会所が養覚寺さんだった。久しぶりにあの山門に会える。浮き浮きしながら山道を運転した。やはり、いい。4枚目が指定理由「一、指定年月日…

「風と砂の館」~埋蔵文化財センター「土器物語」ー7月31日

7月31日に二つの資料館を訪ねた。 風と砂の館 写真は河北潟。一本道が堤防上を通っている、その左側を干拓し、右側が元の河北潟の一部。いかに大きな潟だったかが、この写真からも想像できる。埋め立て地左側延長に宝達山がある。その山と潟と…関係を想像し…

臼ヶ峰太子会ー8月1日ー氷見市

1日朝、「臼ヶ峰太子法要」がいつ行われるのか?調べていただいた氷見市博物館を訪ねた。館長の小境卓治氏からお話しをうかがい、特別展図録『臼ヶ峰往来』を購入して、臼ヶ峰に向かい、念願の臼ヶ峰太子会にお参りした。 二歳、南無太子像は、すこぶる綺麗…

平成20年度第1回推進員協議会講義・夏(げ)のお文

27日、年度が変わり、総会と第1回研修。1時から総会(写真)。2時から4時迄講義。26日の夜遅くなってからようやく「夏のお文」を中心に語ろうと決めた。城端の虫干法要とそこで毎日ある「夏のお文」拝読・お説教を考えているうちに、そうすることにした。私…

僧伽

これは、先日「典座(てんぞ)」(珠洲市三崎町伏見)で食事をした時、日が差し込まないように家族の人が毛布を充ててくださっていた様子。僧=僧伽は、最低4人が必要だと聞いた。このご家族も子供さんをのぞいて4人。もちろん思いやり・想像力の素晴らしさをお持…

瑞泉寺「太子絵伝」、善徳寺「虫干会」

25日、蓮如上人御命日。二つのお寺を訪ねた。3年前)は偶然、昨年は泊まりがけでお参りし、今年は、今年も訪れることが出来た…程度。とはいえ、あれ?白衣観音だ…、とひとり言を言ったためそこで説明なさっている門徒の方から、阿弥陀経の鳩摩羅什三蔵法師と…

水島 井波別院瑞泉寺、城端別院善徳寺、

泊まったところ近くの地図をながめていたら、水島という地名があった。伊藤曙覧さんの本でだったか、全く関係のない世間話に近いものだったか水島勝満寺の名を聞き及んでいたので、手を合わせてこようと向かった。水島?古文書地区調査委員をしていた頃、よ…

鵜川・穴水組坊守会~木曜散策・千代女の里~

タイトル組の初仕事。会所(えしょ)近くに故郷のある教員時代の先輩が定年後に帰ってきておいでるとのうわさを聞いていた。訪ねてみた。旧家だ。真四角の鉄瓶。磨りガラス。情緒がある。回りの風景もいい。坊守会は9名の参加。お一方以外は、初対面。夜は「…

町(ムラ)のお寺とまつりの後【珠洲市】

二晩~三晩活躍した山車の飾りは、本堂横の間にしばらく置かれ、その後仕舞われる。別の季節になるが、キリコのカタネボウは、本堂下=エンノシタで時を過ごす。とっくに役割を終えている駕籠との取り合わせが妙で、撮った。ムラ(集落)のお寺…が続いている…

「珠洲焼」体験についていく

15日の「珠洲焼」体験に書いた体験隊につんだって伏見窯(がま)へ行った。男性親子は珠洲焼「伏見窯」、奥さんは爪織つづれ工房「織陶苑」、若奥さんは古民家レストラン「典座(てんぞ)」をやっておられる。3人で「典座」の食事をいただく。自家製の食材、…

灯籠山祭りー山車ー珠洲市

私の部屋は、西寺町のはずれ、すぐそばが鍛冶町のところにある。それで、西大町、鍛冶町の山車がすぐ側までやってくる。これは、鍛冶町の山車。祭りは20日~22日明け方までなのだが、今年はTVの関係らしく19日から、動いていた。写真は19日の夜。

「石川県立白山ろく民俗資料館」(白峰民俗村)へ。そして「たこ焼き」

16日。民俗村 杉原家。思い起こしてみると、民俗村をぶらりと訪れた時、この杉原家でイベントが催されていた。勧められるままに、確か炒り粉をよばれた。その時、説明していた方が山口さんだった。そこからこの地域とのつき合いが始まった。この度、真宗講座…

雨宝童子ー白山市白峰

16日(水)白峰雨宝童子の御開帳へ向かった。白山水分(みくまり)の、護法童子だから水不足の時の雨乞に用いられた権現なのに、新聞記事を見ると、開ければ洪水になると書かれている。洪水で人を困らせる、仏神は存在する理由がない。銅で鋳られた童子で、…

いしかわいきいき講座「能登の魅力ー風土と文化」ー金沢市

17日。80人定員のところ、140人の希望があって。くじ引きで100人が選ばれたという講座。その開校式。話すのは石川県立生涯学習センター館長。昔は県立図書館内に母体の組織があった。今は、県広坂庁舎1号館に事務局があるらしい。開校式の後、「町の魅力とは…