2008-01-01から1年間の記事一覧

旧富永小学校ー金太郎ー

10月21日(火)羽咋市体育館跡熊に乗った金太郎がいた。下に次のように彫ってある。「金太郎さんつよいつよい金太郎さんはだかでがんばるはらかけすがたあかいほっぺの元気なよいこやさしいやさしい金太郎さんくまやうさぎと手をとりあってあすもいっしょにな…

中島町免田、吉崎次場遺跡

10月21日(火)、羽咋行きで見た景色野焼きの里ー旧中島町免田付近中央が碁石ヶ峰ー吉崎・次場遺跡ー

鵜川組同朋婦人会、8組坊守会

22日、老人ホーム・職員対象講義のあと西勝寺に鵜川組同朋婦人会一行(45人)が、おいでになり、珠洲の歴史と真宗をほぼ1時間お話しした。県民大学に顔を出しておいでる方々もおられ、「ほとんどはじめて、一部知り合い」モードでお話しできた。午後からは、…

特別養護老人ホームー職員研修

22日(水)は、朝、まず「特別養護老人ホーム」でお話しした。僧侶として定期的に行っている入居者の方々へのお話ではなく、職員ー当日は38人参加されていたというーを対象とした講義。割り当てられた約7、80分に、どのような話をし、どのように持っていったら…

七鹿組坊守会、テレビ取材

17日(金)、七鹿組坊守会。まだ2度目なので、どういうところで興味を示されるのかを追いかけながらのお話。20日(月)には、テレビ局のクルーがおいでになった。カメラを向けられ、アナウンサー(こういう場合は、レポーター?)の質問にこたえていったのだが、全…

法隆寺展ー玉虫の厨子ー月兎・日烏

図録を先に見た。そこで、真宗と聖徳太子のコーナー、および、図録に写真のない玉虫厨子の月兎(玉兎)と日烏(金烏)を実際に見て確かめたいと思った。展覧会の場では、厨子の背面・須弥山図上部に金烏が見えた。真宗・日烏を見ることが出来てすこぶる満足。聖…

松本清張の歌・色紙

今日訪ねたお宅で、さりげなく長押にかけられていた色紙が気になった。何度も訪ねているお宅で、以前にもあったはずなのだが、今日は目線がその色紙に向いたということなのだろう…。誰の色紙ですか?松本清張ですよ。とおっしゃり、書いていただいた経緯もお…

梅田九栄展

梅田九栄展は歴史博物館…よかった。九栄子孫は珠洲においでる。 2016年12月28日追記 その後、古巣の金沢へ帰られた。今年のお取り越し(在家報恩講)の折、近くへ行ったが建物も無く、空き地になっていた。家の方に梅田さんの在ったところ?と訪ねると、そう…

「猿鬼伝説」の地ー合鹿・五十里・当目・駒寄・大箱・一布

いくつかの事情から猿鬼伝説の地を巡ろうと思った。伝本の一書の最後に、「すがれ!弥陀の本願」とあるように、説教因縁話と関わって育てられた伝説である。『猿鬼伝説ー伝え残したい私たちの宝ー』(猿鬼伝説編纂委員会編)の編纂委員長をなさった仲谷さんに…

22日の中能登巡り引率案内

11日、こういう案内が届いた。8月9日に書いたバスツアーの広がり。まだまだ先の話だと思っていたのに…

地域学フォーラム(飯田高校)

7日、次の行事があった。赤坂憲雄先生のご講演。この後の第2部では、向かって左にコーディネーター浜野先生、別テーブルで西山、赤石氏、五田(ごた)さん、生徒代表奥野君が並び、話し合った。※飯田高校ホームページから転載保護者その他の方々もお見えになっ…

『タブノキは残った』

昨日の講演では、タブノキがずいぶん話題になり、深い見解も聞いた。折角、タブノキの宝庫・能登へおいでになったのだから案内したいと思ったのだが、急なことで適わず資料をお送りしようと思った。当寺のタブの写真を撮り、珠洲市指定の石田家のタブの解説…

真宗・仏教などの諸本

飯田高校シンポの後、羽咋に出かけブックオフ・古本屋さんでじっくり本と付き合った。時間をかければ厳選されるかとおもいきや、長くいるほど欲しい本が増えていった。以下の本などを購入。『ブッダ1大いなる旅路』 『手紙歳時記』佐佐木幸綱 『親鸞聖人も…

西のぼる氏ー画業生活30周年・懇親会、講演・安部龍太郎氏

昨日、輪島で歓喜光院殿(かんぎこういんでん)御崇敬があり、川岸不退師のお説教を聞いてくるつもりでいた。寺役が入ってかなわなかったが、足元の珠洲では次の催しがあった。港には文学の香りが漂っていたのである。夜、西氏画業30周年を記念して宴があった…

「奥能登のあえのこと」展ー能登町

今日から始まったあえのこと展(柳田教養文化館)で「田の神さまの話」を語られた谷坊さん宅で用いられてきた、田の神さまの掛け軸。下の左の神を田の神様と呼んでいるとおっしゃった。倉稲魂(ウガノミタマ)=稲荷神だ。娘時代をお過ごしになった町野町桶…

穴水鵜川組坊守会ー桂谷本教寺さんー

会所は、桂谷本教寺さん。天明年間鋳造の鐘。しかも中居の宮崎寒雉作ではなく、高岡産。供出にされないで残った江戸期の鐘で、寒雉とは関係ないのをはじめて見た。適当に写真をとり、『穴水町の集落誌』で銘を確かめようと思っていたのだが、集落誌では鐘そ…

読書の秋・能登を知る

一ヶ月間の購入本(1冊寄贈本)。買い過ぎのような気がする…。何冊読めるのだろうか…などを考えると複雑。以下5冊、郷土の本。『北陸ゆかりの手仕事』 『いしかわを彩る女性たち』『すずろ物語復刻版2』『ふるさと紀行 能登の家持歌碑めぐり』西仙関氏著

真宗関係。

『親鸞に出遭った人々』1 『続真宗の教相』平野修 『歎異抄』金子大栄 『歎異抄講話』石田慶和 『「歎異抄」もの知り帳』野々村智剣 『歎異抄事典』『城端別院善徳寺の虫干法会』 「節段説教」創刊号

民俗など

以下4冊、福井県立歴史博物館で購入。『鬼』 『絵馬』『越前の観音』 『川の生活誌ーそのめぐみと恐れー』 以下2冊、一般書。『茶味』『童謡の風景』それに『五来重著作集6』。

稲田・ハザ

9月の最終日。ハザに架けられていた稲も、かなり脱穀所に回り、骨組みだけのハザがめだつようになっている。まもなくハザの役割を終える。今日、ところどころで見たハザ。七尾市中島町輪島市門前町浦上同市繩又町[同市二俣町同市白米町珠洲市宝立町郷(ごう)

猫がしゃべった。

今日おじゃましたおうちでは、3匹の猫がいる。前におじゃました時も、障子戸の向こうで、咳をしたりしていたので、だれかおいでるの?猫です。フーンという感じだったのだが…今日は、座っている私の後ろを通っていく時、とおるぞ、とおるぞだったかゴメン、…

舞台「あえのこと」と「あいのこと」

25日に依頼があって、26日にメールで原稿を送り、今日の夕刊(PDF)(「北國新聞」)に載った。超特急だ。「あえのこと」については、いろいろ考えている。

親鸞聖人750回御遠忌テーマソング・イメージソング歌詞

親鸞聖人750回御遠忌テーマソング・イメージソングの歌詞が決定したとのことで、先日届いた『真宗』誌10月号にその歌詞が紹介されていた。いずれも、いい詞だ。最優秀などの順位をつけずに紹介する。 この偈(うた) 作詞 指方和音このうた なんまんだぶつの子…

ハザ(稲架)と萩

今日は8組坊守会。会後に、近くの伝説地を訪ねたが、その時だったか「先生!ハザがずいぶん減りました。写真とっておいてください」とおっしゃる坊守さんがおいでた。確かにずいぶん減っている。会所の里ー大箱にも全くハザがない。それで、帰り道に、二箇所…

大箱の里ー8組坊守会ー

今日の坊守会は、中能登町(旧柳田村)大箱。銀杏と田園がなんともいえない風情。願生寺さんの山号が「磐井戸山」。猿鬼伝説の原点の山号である。もとは違う名の山号だったそうだ。 お寺の真向かいの川そばに猿鬼の塚がある。後片づけの坊守さんや、用事のある…

三ツ屋(羽咋市)からの夕陽

4日続けて、羽咋(1度は金沢まで)間を往復した。4日目は、中能登町(旧鹿島町)徳前・東向山仏乗寺さんを会所として行われた12組門徒会研修会でお話ししたあと、羽咋に向かった。研修中に夕立のような激しい雨が降ったが、羽咋では夕陽が綺麗だった。シャッタ…

地震後の能登国三十三観音巡礼札所を訪ねて

18日、能登博の一環で、「能登国三十三観音の旅①」を行った。 能登国三十三観音のたび 作者: 西山郷史,上陽子 出版社/メーカー: 能登ネットワーク 発売日: 2006/02 メディア: 単行本 クリック: 30回 この商品を含むブログ (2件) を見る この本を出してからは…

稲架(はざ)と海ー奥能登一周ー

以上、珠洲市内外浦輪島市以前から気になっていた地名、高洲山近くの「一乗」へ行った。旧門前町本郷地区・定広。海と稲架と対極の内陸部。さらに内陸部。今月、後半は、私にとって多くの講義が入っている。17日、七尾で11~14組坊守(ぼうもり)会20日、中能…

作られる用語、史跡ー里の秋ー

9月14日(日)穴水町宇留地で坊守会。「里の秋」だなぁーと思うにつけ、最近よく見かける「里山・里海」という用語に、若干こだわっている。嶽・山・野・里(町)・磯あるいは渚、山里という、しっかりした概念があるのに、里山・里海ってなんだろう?あとでも触…

里の秋(鵜川・穴水組坊守会)

12日、7月に続いて2度めのこの地区での坊守(ぼうもり)会。『歎異抄』の第1回目になるはずだったが、前回の復習、女人往生の様々の残りを引き続いて話ししているうちに4時になった。勉強会か講義聴講なのかが、まだはっきりしていない。会所は、谷間の静かな…