臼ヶ峰太子会ー8月1日ー氷見市
1日朝、
「臼ヶ峰太子法要」がいつ行われるのか?
調べていただいた氷見市博物館を訪ねた。
館長の小境卓治氏からお話しをうかがい、
特別展図録『臼ヶ峰往来』を購入して、
臼ヶ峰に向かい、
念願の臼ヶ峰太子会にお参りした。
二歳、南無太子像は、すこぶる綺麗な像容である。
お勤め。
調声は床鍋光楽寺さん。
日名田長福寺さんはお勤めと法話。
落ち着いたいい話だった。
ところで、はじめてお西の正信偈(私たちの「草四句目下げ」)を聞いた。
梵唄みたいで、リズム・節が全然違う。
全く唱和できない。
これには驚いた。
聖人像前で、十二礼のお勤め。
これも大谷派にはない。
縁起も読み上げられた。
聖人がこの地で野宿なさっていて太子の夢告を受けた
その日を3月21日と記している。
太子ご命日の前夜が意図されていると思った。
休まれたと伝える地には「親鸞聖人御旧跡」と刻んだ石が建っている。
昼食。
お堂の横では、朝から味噌汁の用意なのだろう
数名の方々がせっせっと働いておられた。
ムラあげての行事であることが伝わってくる。
午後からは、太子由来の縁起などが読み上げられる。
四幅の御絵伝は、羽咋の池田光雅(甚五郎)さんがお書きになり、
昭和15年7月1日に寄付なさった。
7月1日は以前の太子会の日である。
そのお子さんお孫さんなど、一族の方々もお参りしておいでた。