2015-01-01から1年間の記事一覧

日本遺産ーキリコと生きるーまとめ

新聞記事(PDF)あれ…、おわり、になっている。おそらく、秋の第二部に続くのだろうが、暑い中(としかいいようのない暑い中)取材に頑張られたお二方ご苦労さん。楽しい記事だった。私の場合、各地の民俗を訪ねていて、そこにキリコもあった、ということにな…

キリコー今日はルーツー

新聞記事・PDF取材の時、見栄っ張りを連想する見栄を用いなかったが、この記事で、見栄の元は誇りに近い意味なのかと思い、あらためて調べてみると、やはり実際以上に見せる意味が強そうだ、江戸期の豪商は一軒出しくらいではビクともしない稼ぎがあったはず…

地産地消文化情報誌『能登』vol20

表紙(PDF)目次(PDF)キリコ特集は44ページにおよぶ。30ページにわたって、各地のキリコの由来、変遷、特色などに、時間を追ってのキリコの動き、詳細な巡行地図が載っており、一覧は7月30町(大字以下同じ)、8月49町、9月84町、10月23町の現行186町の日取りが…

「よばれ」

記事(PDF)今日は森田さんの記事。

『散居村の記憶』砺波土蔵の会編、『山村の生活史と民具』西海賢二氏著

『散居村の記憶』桂書房 編者、NPO法人 砺波土蔵の会、350ページ第一章 庄川・小矢部川と里山第二章 散居村の暮らし 第一節 となみの農業、圃場整備 第二節 村の環境、生活 第三節 民俗・風習 第四節 文化・教育 第五節 散居村の中のマチヤ第三章 歴史・自然…

燈籠山ー記事

記事(PDF)7月20日(月)から、北國新聞紙上で「キリコと生きるー日本遺産ー」が始まった。森田奈々さんの記事、飄々としていて面白い。取材を受けたが、能力の高い人との印象を受けた。スーッと話が通じ、こちらの学ぶことも多い。1~4回が「あばれ祭」5~…

蟹谷郷ー臼谷大杉~釶打夕日

25日、井波、城端両別院の帰り、後輩の木場明志君が育った地を見てみようと、小矢部市周りで帰った。末友西教寺PDF臼谷大杉案内板PDF蟹谷郷総社・荊波神社、家持の歌PDF歴史の道・小原越え臼谷の大杉津幡へ出て、宇ノ気でガソリンを入れ、高松で葡萄を買い、…

井波別院瑞泉寺ー太子伝会、城端別院善徳寺ー虫干法会,

7月25日(土)例年、二つの別院参りに行ってくることを自分なりの夏休みにしている。講義の準備をしたり、原稿書いたり、出かけるときは調査、講義など、目的があって、両別院参詣のように、絵伝絵解き、宝物由来、お説教に団扇を使いながら身をゆだねる…

22日午前3時50分

山車は、まもなく、それぞれの町内の保管場所に。20日、21日の祭りで、20日はよばれなどで親戚、来客をもてなし、21日は町全体の祭りが基本なのだが、実際は19日~22日の明け方。以前は準備に時間がかかり、19日は曳くことがなかったような気がする。22日は5…

祠堂経ー7月4日~10日ー

7月は当寺の祠堂経(永代経)も行われた。布教は範浄真了(昭和12年生)さん。北國新聞新聞社出版局から、「cd8枚組、相伝・節談説教範浄文雄・真了」19872円が出ている。内陣に立ち見が出るくらいの文雄氏の「講座の様子」の写真。宣伝文に「御堂こわしの御坊…

7月20日燈籠山祭り

燈籠山ー灯籠山車が出る。灯籠は、大きく「キリコ」と考えている。後方の山は、阿弥陀山珠洲市役所後ろは、春日山。小高いところから撮影。左手山は、飯田城山。これらの山々の別名が「臥龍山」。西勝寺の山号。午後6時過ぎ~

飯田燈籠山祭り前

19日は、寄付者の家へのお披露目。小字町内を山車が回る。台風11号の影響で、準備が少し遅れたようだが、例年とそう違わない時間に回ってきた。私の部屋の数メートル横を山車が通る。その部屋のあるところは、昔の防火用水池があったところで、屋台の車が水…

仏御前の里ー小松市原町ー

『平家物語』巻一「祇王」祇王は「もえ出るも枯るゝもおなじ野辺の草いづれか秋にあはではつべき」の今様で舞って清盛の元を去り、「仏はむかしはぼんぶ(凡夫)なり我等も終(つい)には仏なり いづれも仏性具せる身をへだつるのみこそかなしけれ」の舞で、…

五劫思惟仏

能美市。一般に知られている五劫思惟阿弥陀如来像は、髪が伸びるだけのびている姿の像である。最初に見たのが、確か1970年頃、京都・東山の墓地だった。その後、東大寺の重文座像などを写真で拝観するたびに、申し訳ないが、可愛いと思ったり、最近ではアフ…

『松林図・月夜(夕日の)松林図研究』ー岩田崇氏ー

7月8日に頂いた。松林図には浄土が強く意識されているとのご指摘には頭が下がる。フッと、珠洲焼の秋草文を思った。若きご子息を送った等伯の、松林図、さらに夕日・月光の松林図に描かれた願い…墓松について、考えなければならないことがあったので、羽咋で…

大桑斉氏ー『近世の王権と仏教』

7月1日に大桑先生よりいただいた。ザーッと並べてみると、これだけの本を頂いている(購入した本もあるが)若い頃、大桑さんと呼んでいて、いつの間にか先生と呼ばざるを得ない遠くの人になっておいでる。どこまで、読んで近づけるか…氏の仕事には、大桑語彙…

六十六部(日本回国)塔

享保4年(1719)9月25日建立金沢市史では、江戸・藩政期の石造については扱わなかったとのこと。このような立派な回国塔があるのだ。場所は米泉。7月13日撮影。

虎石墓

このところ、出会った虎石墓。金沢市米泉ー2015年7月13日宝達志水市ー2015年7月17日白山市・虎石四十万・虎石中能登町・虎石輪島市・虎石飛騨・虎石墓

藩政期末の加賀藩ー徳田寿秋氏ー

紹介が遅くなったが、徳田寿秋氏から、5月25日にいただいた。『軍艦発機丸と加賀藩の俊傑たち』これまでに、『前田慶寧と幕末維新』、『海を渡ったサムライたち』、『幕末維新期の動向』などを、いただいている。お礼状にも書いたが、徳田氏は、空白の時期に…

簡単にいうとー松扉哲雄さんとの再開ー

某書の案内が届いた。本文の引用が載っている。「人間は一面には共同にして一面は個であり、個にして共同という構造である。そして個の面に二重性があるように、共同の面にも二重性がある。簡単にいうと、実存的自己と実存を喪失した自己との区別があるよう…

高畠小林家付近

能登国33観音巡礼札所第11番正霊寺(その他、常楽寺、松霊寺、正運寺、横町観音、伊勢屋観音)など。歩いていたら。高畠経塚古墳というのに出会った。『鹿島町史』資料編(続)上巻p444~7にかけて解説がある。真言常楽寺が改宗(真宗徳照寺)したとき経巻を納め…

小林家年中行事ー文化十一年(1814)、真宗の風土(2組)研修会

15日、研修会第三回目。ラスト。今回は、年中行事を扱った。村役人クラスではあるが、一般農民の年中行事は能登ではほとんど見つかっていない。浄土宗檀家だった小林家が、この頃はお西の門徒となっている。プリント(資料)は、小林家年中行事3ページ彼岸会の…

稲敷探索ー弘法清水ー

弘法清水稲敷稲荷神社、盤持石(力石)稲敷遺跡?土師器が出土

富来稲敷5月30日ー

時々、横の国道を通るのだが、長いこと寄ったことの無かった稲敷を訪ねよう、とふと思った。季刊「能登」の伝説記事の材料にどうか、と思ったのである。弘法清水があることは知っていたが、現在もあるのかどうかも含め、確かめたことがなかった。能登の伝説…

ボタン寺ー遍行寺ー5月30日

志賀町草江。真宗大谷派牡丹散策路草野姫神社、遍行寺

三浦郡葉山町

6月8日朝4時20分どうして、こんなに早く起きたかというと、手前の草むらに、数羽のホトトギスが、鳴く練習をにぎやかに始めたので、聞き惚れていたためである。徐々に上手になっていった。前の7日の晩は、蛙の合唱。そのときは、茂吉の蛙の歌を思い、ホトト…

見附島ー二島の変遷ー、そして、明治25年(123年前)の鵜飼塩田作業図

右見附島、左に小島があり、さらにその左に鳥居がある。見附島までは遠浅。石を積みあげた道がついていて、島のすぐそば行くことが出来る。この写真は、平成21年、6年前。変遷の注目は左の島、そして石道。平成14年以前昭和37年。約50年前。左の島はかなり大…

久しぶりの埋文ー5月29日ー

右の建物は、加賀市千﨑遺跡奈良期の建物跡をモデルに約9割の大きさで復元したもの。その建物内では、たき火が焚かれていた。

三条別院親鸞聖人750回御遠忌ー5月21日22日ー

19日(火)から24日(日)にかけての御遠忌短い時間だったが、お参りしてきた。三条別院御法話中逮夜法要御伝鈔(上巻)拝読22日、7:00中晨朝法要出仕書、金澤翔子氏御遠忌弁当。「聖人とゐなかのひとびと」ー親鸞聖人が越後で出会われたのは、雪深い大地で寡黙に…

松山行16、17日一遍生誕地、伊予国風土記、子規…ー。グリークラブ(男声合唱団)OBー松山懇親会ー

県内では久しく聞かない言葉にグリーというのがある。グリークラブ略してグリーは、最初の音取りだけで、無伴奏合唱を言う言葉のようだが、グリーといえば、だいたい男声合唱団を言う。学生時代、しばらくこのグリークラブに入っていた。どちらかというと、…