三浦郡葉山町
6月8日朝4時20分
どうして、こんなに早く起きたかというと、
手前の草むらに、数羽のホトトギスが、鳴く練習をにぎやかに始めたので、聞き惚れていたためである。
徐々に上手になっていった。
前の7日の晩は、蛙の合唱。
そのときは、茂吉の蛙の歌を思い、
ホトトギスのメロディーが流れていった。
若い頃、まだ小さかった、親戚や近所の子らと遊んだ、その子たちと会い、いくつかの思い出が重なりあう2日間だった、ためだろう。
「ほととぎす」
作詞:近藤朔風
作曲:ライトン
小暗き夜半を ひとり行けば
雲よりしばし 月はもれて
ひと声いずこ 啼くほととぎす
見かえるひまに すがた消えぬ
夢かとばかり なおも行けば
またも行く手に 闇はおりぬ
と、書いていって、あれ、ウグイス?
ウグイスとホトトギスの区別がつかなくなった。
ホー ホー ケキョは?
ウグイスだ。
ウグイスの歌は??
寂しいが、「ウグイス餅」「ウグイス嬢」しか浮かんでこない。