『散居村の記憶』砺波土蔵の会編、『山村の生活史と民具』西海賢二氏著
『散居村の記憶』桂書房
編者、NPO法人 砺波土蔵の会、
350ページ
第一章 庄川・小矢部川と里山
第二章 散居村の暮らし
第一節 となみの農業、圃場整備
第二節 村の環境、生活
第三節 民俗・風習
第四節 文化・教育
第五節 散居村の中のマチヤ
第三章 歴史・自然
第一節 散居村を訪れて
第二節 散居村の歴史と未来
となみルネッサンスⅢ~散居村の記憶~
となみ散居村学習講座のあゆみ
会長尾田武雄氏より。
桂書房、記憶シリーズと『愛しの合掌集落』
『山村の生活史と、民具』ー古橋懐古館所蔵資料からみるー
岩田書院刊
430pの充実した著書で、
序章・山村の歴史と民俗的世界
第一章 人生儀礼
第二章 年中行事
第三章 信仰ー在地講・参拝講を中心にー
第四章 生活の用具ー古橋懐古館収蔵民具図録の解説をかねてー
古橋懐古館収蔵 民具図録
西海賢二氏より
目次を見ただけでも、生活の中の一つ一つの民具が、馬が与えられ、生き生きと働いていることがうかがえる。
図録はこうありたいー見本のような本だ。
『仰ぎ見る富士山』世界文化遺産登録記念展示
古橋懐古館発行
西海氏より。
『散居村の記憶』『山村の生活史と民具』どちらの本も、足下がはっきりしない時代に、足下を気づかせてくれる。いわば時宜にかなった素晴らしい本だと受け止めさせていただいた。
天の高へ足を上げるようなまねはしないで、じっくり足下・地域を語れというメッセージ本が届いた、とらえるべきのなのかも知れない。