五劫思惟仏

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能美市
一般に知られている五劫思惟阿弥陀如来像は、髪が伸びるだけのびている姿の像である。
最初に見たのが、確か1970年頃、京都・東山の墓地だった。
その後、東大寺の重文座像などを写真で拝観するたびに、申し訳ないが、可愛いと思ったり、最近ではアフロと紹介されていることを知った。
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金戒光明寺(HP)


一方、このように、釈迦出山図を思わせる痩せこけたお姿の画像は、富山県での例があることは知っていたが、石川でははじめて見た(かなり仏様を見ている方だと思うのだが…)。
現在管理なさっている方も、阿弥陀さまと知らないでおいでた。
来歴については、別の用事の折に、偶然気づいたことなので、詳しく聞かないまま。
一般的な五劫思惟像に対して、これは、なんとお呼びすればいいのだろう。