報恩講-寺お講-11月8日ー

報恩講5日目、満座、満日中の日は、お講(お斎)がある。

むかし調査した頃ー
一週間の報恩講中には、
若衆お講、カカお講、トトお講など、
お斎(お講)を申す主催者の名がついたお斎が連日のように行われていたもので、
満座の日のお講が、
トトお講だったり、寺お講だった。
当寺では、彼岸会や、祠堂経の時には地区名のお講があって、
報恩講のお講は、お寺が申すので「寺お講」と言っていた。

今は、料理を伴わないお講は「上げお講」といい、
この8日のお講は「お講」で、わざわざ「寺お講」とは言っていないようだが、
三日前から料理の準備ー大根の皮むきなどに入り、
当日は、11時から入れ替わり立ち替わりご門徒・地域の人々がお斎につく「お講」・呼ばれとなる。
こういう形での、お講は、
もう、そう多くはない。
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当日、午前10時、流しもと
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同時刻の広間ー報恩講・お斎の間ー
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写真は11時半。同場所。
お呼ばれは、11時から。


用いる蕗は、西勝寺の畑・産
その他、門徒さんの畑で採れる新鮮な野菜。


午後1時半から、
満日中法要~登高座
御俗称・御文
法話
恩徳讃


御伝鈔は7日の晩、7時から
上・下とも
同朋奉讃斉唱
甘酒
法話