郷土の本

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加賀藩を考えるー藩主・海運・金沢町』長山直治
桂書房
専門書でありながら、わかりやすさに徹した書。
金沢のすぐれた著者と、富山の良い出版社の組み合わせ。
じわーっと、富山出版文化圏が周辺を包んでいく。
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10月10日、遍照岳を尋ねて、麓の志賀町栗山覚龍寺さんにお寄りした。
先代の著書と言うことで下さった。
『土田の歴史』は、知っていて、B6版の本のはずだったが、復刻に際して版を大きくされたとのこと。
読みやすく、内容も充実している。
筆者芳岡良音氏は、第四高等学校、京都帝国大学文学部哲学科を卒業。西田幾多郎に学んだとのこと。
富山県師範学校、浜松高等工業学校、第六高等学校、バンドン工業大学教授などを歴任。
復員後、故郷で土田公民館館長、土田村教育長、七尾大谷学場長などを努められた。
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ふらっと寄った展示館に置いてあったので購入。
珠洲ちょんがり』『珠洲市の民謡集』