聖徳太子画像讃ー新出ー

祖父江師の御法話を聞いて、ドーンとお賽銭をと思っていたのに
私のいた時間帯には、「お賽銭」集めがなかった。
あれ、ないな…と思いながら移動した。


家へ帰ってからまずいと思い
おロウソク料を電話で申請し、羽咋へ行く用事を作ったついでに届けてきた。
お説教を聞いてから一日おいての11月1日のことである。


ーお賽銭・おロウソク料を持ってお説教を聞きに行く人、同じ場にいてお布施をもらい、お説教を聞かずに帰る僧ーという文も見ており、
いつも顔を合わす(当寺へ時々おいでる方など)布教師さんの場合は、
お聞きするのがいいのか、聞かない方がいいのか判断に迷うが、
一般的には、何をおいても聴聞すべきだろう。
ともあれ、前半部分が抜けた。


と、脱線したが、お届けした序でに、太子画像の讃を見せてもらった。
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帰って、写真を拡大し、讃を見ると
今までに(6種類)見たことがない、新出の御讃である。
「狐非獅子類
 燈非日月明
 池無巨海納
 丘無嵩岳栄」。
いろいろ調べてみた。
『仏説四十二章経』という教典の一般的なお経の経文らしい。
 「誦偈曰:
 狐非獅子類,燈非日月明,池無巨海納,丘無山嶽嶸。
 法雲垂世界,善種得開萌,顯通希有法,處處化群生」

この偈の続きは、私の分類Bにあたるもので、
この法雲…の方は、多くの画像御讃に見られる。


いろんなことを語りかけてくれる。