2011-01-01から1年間の記事一覧

明日はゴガヨウ(5月8日)

岩田崇日本画展、明日まで。於羽咋永光寺。4月16日に看板を見つけ、永光寺山門近くまで行った。見たとおり4月29日から。もう明日が最終日。見てくるつもり。去年は碁石が峰へ行っていたし、一昨年は高洲山山開きーいわゆるゴガヨウに。2008年は飯田高校地域…

真宗の本。2010年12月3日~

関係本 「真宗の説教者たち」第34回郷土先人展図録。砺波市立砺波郷土資料館刊。「節談説教の風土」(PDF)(『大系日本歴史と芸能 第5巻踊る人々』1991年平凡社刊)と「長太はおるか…能登の節談説教」(『能登のくにー半島の風土と歴史ー』)の一部を引用し…

うそでもいいの GORE GORE GIRLS Vol.3

宣伝です。5月18日(木)~22日(日)於 杉並区下高井戸ワーサルシアター

伝曾我兄弟墓(市指定文化財)蟹寺(がんでら)と曾我兄弟・大磯の虎。

一箱古本市が行われた上戸町寺社、永禅寺さん。24日撮影。通称ガン(蟹)寺。加越能ふるさとの民話16「曾我兄弟と虎御前」(PDF)。2002年(平成14年)5月16日(木)北國新聞朝刊。この年、一年間に亘って数人で連載。カラー、1頁の7割ほど使った記事で、PDF…

蓮如忌のころ。

26日本堂後ろ。今年は椿の花が多かった。今もこのように咲いている。25日(月)蓮如忌。去年と違って、今年は仏旗を立てなかった。代わりにといってはなんだが、西勝寺の歴史を用意し、横川巴人の絵を説明に加えた。→西勝寺の行事。この写真は、24日(日)一…

季刊「能登」春号【執筆】、『ポストブックレビューの時代 下』、『海を渡ったサムライたち』、『新月いわし洞通信』 一箱古本市

「能登」vol3号 季刊「能登」、「地産地消文化情報誌能登」vol3号が届いた。3号には伝説の風景2「親鸞聖人越後への道ー臼ヶ峰ー」を書かせていただいた。それで、新しい号も出たことだし、前号の伝説の風景1ー「能く登る」能登ーPDF版→前号・冬 『ポストブ…

坊守会会所ー輪島市ー

林敬寺さん付近の光景を思い出し、自然に浸る。講師部屋のすぐ横を清流が流れていた。→布教・芸術家のお寺

聖徳太子画像讃ー「顕仏法威徳(太子)像」、「十六歳孝養(太子)像」、「上宮太子真影」ー太子御影の讃、【1月1日、2月22日】

A「吾為利生出彼 衡山入此日域 降伏守屋邪見 終顕佛法威徳」 12幅。安浄寺、聖専寺、蓮照寺、円寿寺、広玄寺、長楽寺、安楽寺、大乗寺、円勝寺(以上淨土眞宗本願寺派・お西・9か寺)称念寺、明願寺、聖徳寺(以上真宗大谷派・お東・3か寺)。 B「法雲垂世界…

桜、虎石墓、神鏡石ー輪島・安町ー

20日(水)7組小組(山五ケ寺)追弔会のため、安町照福寺さんへおじゃました。その折々。照福寺の桜白モクレンと桜(平成6年4月1日刊「季刊能登」を飾った桜と木蓮) 墓虎石 このお墓は、照福寺住職家のお墓の一部で、いわゆる竿部に「墓虎石」と刻まれてい…

『珠洲市野々江本江寺遺跡』-木製板碑、木製笠塔婆ー

報告書『珠洲市野々江本江寺遺跡』が届いた。本江寺はボンコウジという。珠洲市野々江町は、鹿野村の野と本江寺村の江を取った地名だが、木製板碑、木製笠塔婆の大発見で、そんな小さな地名だとは思わなかったのだろう、発見当時の中国・四国地方の新聞は、…

上山春平氏の黒峰城ー昭和59年12月ー

ネガを整理していたら、思わぬネガが出てきたので写真にした。昭和59(1984)年12月5日(水)、黒峰城址における上山春平(ウィキペディア「)氏である。宝立山にある黒峰城址へは、『珠洲市史』で城主伝承阿部判官を書いたとき、編纂室長の間谷庄太郎さんに…

”吟遊詩人”九州を行くーアサヒグラフー昭和47年4月21日号

暖かくなってきて、積み上げていた書物類の整理を進めている。どこかにあるはずだと思っていた懐かしい「朝日グラフ」が出てきた。表紙に「”吟遊詩人”九州を行く」のタイトルがあり、本文のキャプションが「当世ふう吟遊詩人フォーク・キャラバン九州をゆく…

珠洲の氷室ーひむろー

昨日まで残っていた本堂うしろの雪が、お朝事の時に見ると、消えていた。もう今年の暮れまで、家回りで雪を見る事はない。後ろに道路が付き、かなりのタブを伐ったため、雪の消える時期が早まった。私の子供の頃は、5月の連休に、魚屋さんが本堂後ろから雪を…

余呉湖・渡岸寺観音堂・本山証誠寺・吉崎御坊。懐古・蓮如上人御影道中。

4日(月)、「湖北真宗の至宝と文化」展見学の旅ー2日目。余呉湖。朝5時半。天女の衣掛柳。この天女の子が菅原道真という伝説がある。『三壺聞書』(宝永年間1704~11に、加賀藩士山田四郎右衛門が著した越登賀の武将・名将の記録)に、「利家公御先祖の事 …

竹生島・「湖北真宗の至宝と文化」展・長浜別院大通寺・福田寺・近江孤蓬庵・五村別院

3日、「湖北真宗の至宝と文化」展を見学するため、滋賀県へ向かった。先月22、23日の上山で土地勘のある間に、と8日の行事が無くなったので、準備・予習をしなくてもよくなり 、出かけることにした。昼までに琵琶湖湖畔にたどり着いた。湖北みずどりステーシ…

蓮如上人御影道中(1986年・昭和61年)

1986年(昭和61年)5月3日~5日、蓮如上人御影の上洛について歩いた。25年前、その頃はまだ「御影道中」と言っていなかったように記憶している。その時歩いた栃ノ木峠道を、余裕があったら通りたいと思っていたのだが、余呉で確かめると、まだスキーが出来る…

お説教を聞きにー志賀町火打谷極応寺さんー、板碑のある風景

4月1日(金)ずっと前からHPを見て決めていた、お説教を聞きに出かけることが出来た。その途中八ヶ川ダム湖(穴水町)米町(こんまち)不動滝(以下志賀町)栗山、五社の杜跡板碑群右ガードレール上方に極応寺さん本堂が見える。御布教は大橋友啓師。うなづ…

黒丸家-重文ー

29日(火)、昨年11月16日以来の8組坊守会。会所の金蔵円徳寺さんへ向かう途中、黒丸家の屋根修復が終わっているのに気づいたので撮った。→修復中、2010年9月15日茅葺き屋根元の状態、2009年9月16日「若山荘の源を歩く」2006年9月30日

「能登の駒造」作の庭

『志賀町の文化財』(pdf)谷屋の長龍寺さんは『蓮如さん 門徒が語る蓮如伝承集成』(1988年刊)編集の頃から「泣き仏様(法敬坊)」の印象もあって記憶していた。最近は、城端別院で気づいた「能登の駒造」の庭があることで、再び気にしていた。ところが、…

「湖北真宗の至宝と文化」

案内チラシ22日の本山上山の折、注文振替用紙を手に入れ、帰宅してすぐに注文した図録が届いた。この展覧会に行くには、かつて新聞に載っていて、ようやく探し当てた道場の民宿(ペンション)に泊まり、白山ろく民俗資料館(白峰民俗村)表道場で蓮如上人数…

親鸞展ー北陸中日新聞・石川テレビ主催

26日(土)金沢香林坊大和で開催されている「親鸞展」へ。図録民衆の中の聖人像をよく捉えている展示である。関東の法宝物が主なのは、監修者のフィールドからして当然だが、昨年2度、上越光源寺さんを訪ねた折、各地を巡っていてお会い出来なかった法宝物(…

「氷見の手仕事ー職人の手業と用の美」、文政期東本願寺御影堂絵図、伊勢崎銘仙などti

館長小境卓治氏から本が届いた。後で気づいて特別展の報告書・図録を手に入れることが多いのだが、今度は期間内。久しぶりに小境氏に会うこと、金沢大和8階で開催されている「親鸞展」見学も予定に入れ、出かける。氷見までもっとも短い距離でいこうと、多根…

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌ー被災者支援のつどいー東本願寺(真宗本廟)

22日~23日。「被災者支援のつどい」にお参りしてきた。予定の親鸞聖人七(しち)百五十回忌法要が、この震災により、急遽変更となったのである。被災者支援のつどい趣旨文(PDF)10組の第1班(能登町真脇から珠洲市正院町にかけての班)は、6台のバスを連ね…

『白い道をゆく旅』岡百合子氏

25日(金)に届いていた。『白い道をゆく旅ー私の戦後史』岡百合子読み終え、深くて想像の及ばぬところが多いものの、ここには近現代の「二河白道」があった。

能登の伝承歌ー金沢・高砂大学院OB歴史会ー

東日本大震災 11日、「斎(とき)はじめ」というお勤めを終え、中能登町金丸の親戚へ通夜・葬儀に、泊まりがけで出向く準備をしていた14時46分。深い揺れをしばらく感じた。東北・関東大震災・東日本大震災の発生である。その時の発表ではM7.9(後9.0に変更)…

穴水町乙ヶ崎ー明楽寺さんで坊守会ー

記録が6日の鵠巣公民館と逆になったが、3月5日(土)は、昨年12月9日以来の穴水鵜川組坊守会。会所の穴水町乙ヶ崎明楽寺さんへ向かう。途中の光景。北七見から別所岳乙ヶ崎から七尾北湾。海を見ながら車の中で昼食。助手席がばたばたで、ちゃんと置ける場所…

奥能登・村の景観散策ー原田信男氏ー

春勧化も終わった2月28日(月)の夜。灯りの宿「まつだ荘」さんで、初対面のご夫婦と食事を共にした。そもそも、民俗学仲間の斎藤弘美さんが、長いことぶりに能登においでになることになり、この時、行動を共になさる彼女の先輩ご夫婦共々夕食をご一緒し…、…

鵠巣(こうのす)公民館 文化講座「能登と鵠巣」

6日(日)13時30分~15時30分右は館長の北川達雄さん。区有文書の中に地図があり、その写真があることを4日の事前調査で知った。写真を持ってきてもらうようにお伝えしたその写真。安政頃の村絵図かと思っていたのだが、元和6年(1620)慶安2年(1649)改と…

春勧化ー御消息ー11月18日

22日~28日春勧化(はるがんけ)。お日中は本堂横の部屋で夜は在所へ出向き、お座。ご布教・田村豊円師。夜のお座では、『正信偈』同朋奉讚を一緒にお勤めした後、次の御書を拝読する。 わざと筆を染さふらふしかればそのもとにをいて連々講をとりむすばれさ…

マルキブネ【羽咋市】【七尾市】【氷見市】

羽咋歴史民俗資料館前2011年2月16日撮影邑知潟で用いられていた型だという。この手の舟は、すべてドウブネというのかと思って、千路型のドウブネと書いて載せていたら、この分野の研究を切り開かれ、第一人者の四柳嘉章氏から瀬嵐で作られたマルキブネだとの…