季刊「能登」春号【執筆】、『ポストブックレビューの時代 下』、『海を渡ったサムライたち』、『新月いわし洞通信』 一箱古本市

能登」vol3号

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季刊「能登」、「地産地消文化情報誌能登」vol3号が届いた。
3号には伝説の風景2「親鸞聖人越後への道ー臼ヶ峰ー」を書かせていただいた。
それで、新しい号も出たことだし、前号の伝説の風景1ー「能く登る」能登
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PDF版
前号・冬

『ポストブックレビューの時代 下』

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倉本四郎書評集。1986-1997倉本四郎・渡邊裕之。
週刊ポスト」で21年間、人気の連載書評が甦る! 右文書院刊。
倉本四郎氏

『海を渡ったサムライたち』

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徳田寿秋氏著。加賀藩海外渡航者群像。
ロマン、志。
サムライには「加賀藩の「武士」と「気骨ある人」の両者の意味を込めている。」とのこと。
表題の込められた意味・願いは重い。
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加賀藩における幕末維新期の動向』2002年、橋本確文堂刊。
総論から、引き続き出版された2冊の本に、興味深い各論への確かな歩みが窺える。
北國新聞社刊。→前著

新月いわし洞通信』

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この本は一箱古本市で購入。川端ゆかり著。文章工房 新月いわし洞刊。
24日(日)上戸(うえど)町永禅寺さん境内で「一箱古本市」が開かれることをBOOKLIUMー本のある生活ーさんのブログで知った。
私のこのブログで、あちこちでお話に行く時の昼食模様で分かると思うのだが、野や山や海辺での昼食と、外で行う一箱古本市は、ピチーと感覚が合うような気がしている。
早速道の駅「すずなり」に行って日程ー24日10時~15時ーをメモし、参加する場合の連絡先「小さなおうち」の電話番号をメモし、段ボール箱を用意した。ひまひまに2冊以上ある本で差し障りのなさそうなのを段ボールに入れていった。
そうこうしているときに、3月11日にお通夜のあった親戚の満中陰法要が24日に入った。片道2時間半の場所だ。
この時点で、主催の方に電話する事もなくなった。
ところが、24日は午後1時過ぎに帰ってこれたのである。
永禅寺さんへ向かった。BOOKLIUMさんの箱を探してお渡しできれば、と、一応本も持って行った。
BOOKRIUMさんは出店なさっておられなかったが、お話しできた。
その時RIUMさんが教えてくださったのが、この本と著者である。
一気に読み終えた。面白いし、やさしいし、夢がある。
若い人の文化ー知らない言葉ーがすごくわかりやすく、さりげなく説明されていて、染み通ってきたのだ…。
他に買ったのは『白洲次郎の流儀』(新潮社)、「大岡信コレクションその二か~し」(大岡信ことば館)、『北陸の風土と文学』(藤本徳明著、笠間書院)。