「湖北真宗の至宝と文化」

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案内チラシ
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22日の本山上山の折、注文振替用紙を手に入れ、帰宅してすぐに注文した図録が届いた。
この展覧会に行くには、
かつて新聞に載っていて、ようやく探し当てた道場の民宿(ペンション)に泊まり、
白山ろく民俗資料館(白峰民俗村)表道場で蓮如上人数え歌をメモしてから勝山へ抜け、
長浜界隈に泊まるというコースを夢見ている。


夢見る前に、展示されている法宝物がどこのどのお寺から出品されているのか
せめて、地図上で確かめておかなければならない。
※ペンションに電話を入れたら、まだ回りは積雪が多く、食材の関係もあって、営業は5月からとのこと。



行くことに決め、ともかく余呉湖近くに宿を予約した。
かつて5月の連休中に、蓮如上人御影道中について歩いたことがある。
福井から歩き始め、鯖江栃ノ木峠~木之本まで行った。
足に出来た豆が限界を超え、余呉湖を目前に木ノ本駅から電車に乗って帰った。
水上勉の『湖の琴』の印象もあり、余呉湖にはあこがれがある。
そうこうしながら、ファイルを整理していると「本願寺再興資料」のファイルに、

余呉 太鼓踊りの由来」

能登から原木を髪でなった縄で引っ張ってきた人足の疲れを癒すために、太鼓踊りを踊った」との抜き書きが出てきた。
出典は『滋賀県湖北昔話集』とある。
次の本。
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滋賀県湖北昔話集』國學院大學説話研究會編
昭和60年2月刊。
ガリ版刷りで限定140部の本である。
貴重な書物に、能登余呉を結ぶこころ暖まる話が収載されていた。
[話者・橋本四郎、住所・下余呉]