2009-01-01から1年間の記事一覧

このごろの本

「妙好人と生きる」亀井鑛「僧伽する魂」宗正元「教育のいのち」出雲路暢良「親鸞に学ぶ人生の生き方」信楽峻麿「人間の運命」五木寛之「雲集聞思録」数冊「後生たすけたまえ」亀井鑛ー穴水・清琳寺刊

祭り・芸能・行事大辞典【執筆】

2,200ページ、刊行記念特価76,650円の大著が間もなくできあがるという案内が届いた。刊行のことばによると、5500項目、560名が執筆したとある。原稿を送ったのが、2005年3月。5年間編集作業が行われていたのだ。編集委員7名中、高梨一美、宮本袈裟雄のお二人…

諸橋三十三観音、御物石器ー能登を知る会ー穴水中居散策、および公開講座【穴水町】

「能登を知る会ーさとりの道散策、穴水の歴史実感」(北國新聞:PDF)「地域の歴史や文化、歩いて楽しく学ぶ」(北陸中日新聞:PDF)台風の影響で、雨模様になることが間違いない状況だったので、講義をして現地に対する関心を高めてから散策にする予定だっ…

能登を知る会ー秋の公開講座、散策ー穴水町

10月7日(木)、穴水町中居を舞台に、公開講座、散策を行う。その予定を、会員の皆さんにお送りした。能登を知る会公開講座、講演と現地散策ー地域の歴史文化を学ぶー(PDF)そこへ、「舞台」に書かせてもらう機会に恵まれた。どこかで、「能登を知る会」を…

蓮池…菱池【輪島市】

ある坊守さんから、「どうして私たちの仏さま(阿弥陀さま)は、蓮の上に立っておいでるのですか?」と問われた、その疑問を胸に、このところ、「蓮」に関心を寄せている。身近なところでは、『正信偈』に出てくる「名分陀利華」がある。これは白蓮華のこと…

25日のハザ

若山町上山。若山川流域では、ずいぶん多くの地域で、様々なハザを見かける。町野平野。ハザがない。金蔵地内。

家周りの花・木

【2009年9月24日(木)】23日のお彼岸のお参りー彼岸会ーを終え、翌日、日差しに誘われて家周りを観察した。まだ百日紅が咲き続け、彼岸花が咲いている。夏と秋が混じり合っているような光景だ。バラナスと花キクイモコスモス萩(源平萩)ヤマゴボウ芝桔梗(…

彼岸ごろ

19日(土)、能登国三十三観音のたび(2)からの帰り道。輪島市鵠巣公民館前ー大谷地地区ーで見かけたキリコー素朴さがいいし、子供キリコの絵が可愛いい。揚げ浜塩田、角花家の塩田の向かいが田になっている。夜、家の前を町内(西寺町)のキリコが通って…

羽咋市大町・下曽根

20日は、長年お世話になっている12組門徒会の講義に向け、羽咋大町へいったのだが、「二十日祭り」近くの横田インター近くを始め、道路はすごい混みようだった。当然食堂もいっぱい。そこで、弁当屋さんで弁当を買い、会所近くの公園で風に吹かれながら、ゆ…

明泉寺から能登島へー能登国三十三観音第一番~第三番の旅ー

19日は、「ぶらり能登国三十三観音のたび」ツアー第二回目。昨年は、地震被災から立ち上がる能登のテーマーに沿って、門前・輪島エリアを回ったのだが、今回は、第一番白雉山明泉寺から~第三番能登島鰀目(えのめ)嶽の宮コース。見所がいっぱいあって、午前…

ハザ巡りー能登内海ー【穴水町】【能登町】【珠洲市】

14日(月)から20日(日)にかけての一週間、能登の遠方に出かける行事が続いた。14日は穴水町比良光宗寺さんで、穴水鵜川組坊守会。17日(木)七尾・能登教務所で「4組合同坊守会学習会」。19日(土)「能登人と過ごす「能登時間」ーぶらり33観音のたび(2…

白峰から珠洲へー松崎憲三氏とー白山市~志賀町~珠洲市

国立歴史民俗博物館準備室においでた頃からの知り合いで、現在「成城大学民俗学研究所」所長の松崎憲三氏が、10.11日珠洲においでた。私の方は、今月早めには、打ち合わせしないと間に合わない作業のため金沢に行く必要があり、白山ろく民俗資料館(白峰民…

「日本海域水中考古学会」【珠洲市】

今日(12日)、珠洲焼き資料館で、日本海域水中考古学会主催の公開フォーラム「能登の海と海底に沈む歴史」(PDF)が開かれる。【追加】13日(日)の新聞「能登の海 交流史学ぶ 水中考古学フォーラム」(北陸中日新聞・PDF)13日夕食。調査で泊まっておられる「…

「なべかけず」ー秋祭りと「よばれ」ー

「よばれにきてくだしんすけ…」ご招待には、相手方の家に必ず足を運び、招待の旨を伝えるのが普通だった。その折に、家族のこと、世間話などを交わした。実りの秋。電話、はがきにとだいぶ様子は変わったが、「よばれに…」が飛び交う。親戚、知人宅に連日ま…

シーニックバイウエイ~青山佳世氏一行と街道の再認識

3日、奥能登絶景街道視察のため、青山佳世氏(フリーアナウンサー・たびジャーナリストで、観光立国懇談会委員、林政審議会委員、中央防災会議委員など)たちが珠洲を訪れた⇒青山さんの著書『旅で見つけた宝物』。一行は、かつて「道の駅」創設などにも関わ…

書物の移動

ただでさえ、整理整頓が下手なのに、部屋から本があふれ出つつある。この9月第1週は、レジメなどを用意する必要のないいわば、どれだけ部屋を散らかし、書籍をあちこちに散らばらせても大丈夫な週間となった。この際、思い切って6割ぐらいの本を移動させ、空…

内浦~外浦街道を歩く(中島から富来へ)ー県民大学校ー

27日(木)、県民大学校能登校「いしかわを知る講座」最終回バスツアーの引率をした。定員40名を若干越える参加者。暑い日になった。ブレザーを着ていったのだが、一度脱ぐとどこかで置き忘れそうなので、ポタポタ汗をかきながら、着て歩いた。水分補給、写真…

「能登のくに」臨時号 2009年8月28日発行ー「能登を知る会」予定

⇒「能登のくに」臨時号」

奥能登2題ー『海と非農業民ー網野善彦の学問的軌跡をたどるー』

お盆前にいただいた。『海と非農業民ー網野善彦の学問的軌跡をたどるー』岩波書店刊、神奈川大学常民文化研究所編。1997年講演「日本列島における海民の移動と移住ー中世を中心にー」のCDがついている。帯を見て、驚いた。狼煙の灯台がある「禄剛﨑」を歩い…

揚げ浜塩田の角花豊氏

雨の日が続いた今年の夏、八月。12日に、久しぶりに雨が上がった。明日も雨のようだ、とおっしゃりながらも、元気に「こまざらい」で塩田の砂を均しておいでる豊さんを撮った。その顛末は先日のブログ「コンピューター不調」。⇒揚浜塩田・基本文献

珠洲市正院町探索

21日(金)午前中、珠洲市正院町を歩く。前日夕方の天気予報は、能登地区100パーセントの雨。現地探索しか考えていなかったので、急遽学校を借りて講義にしようかなどと考えを巡らしたのだが、何とか3時間歩き通せた。相撲取り碑群、弘法清水(聖水の井)、青龍…

お盆過ぎ

17日。羽咋市歴史民俗資料館へ。ここで開かれている特別展を見て、まっすぐ帰るのも芸がないと思案を巡らすと、かつて仕事をご一緒させていただいた室矢幹夫さんの13回忌に当たる今年、記念展を某所でやっていることを思い出した。向かう。その施設は、月曜…

コンピューター不調

古いコンピューターに、最新の強いブロック用のソフトを入れたせいか、まもなく画面が現れなくなる障害が生じた。12日、揚げ浜塩田で、角花さんをダイナミックにとったつもりの写真、メールアドレス、お気に入りなどが消えてしまった。ほとんど泊まりがけで…

「江差行くなら三藏の船で…」【珠洲市】

江戸末から「江差行くなら三藏の船で…」といわれ、樺太に膨大な土地を有していた三藏家を訪ねた。冬場、ここに番傘を立てかけておいたものだという。この部屋には大きな囲炉裏があり、煤が傘紙を強化する役目を果たしたようだ。生活の知恵を感じる。「米国製…

「龜鳴屋」の本

出版社「龜鳴屋」。勝井隆則さんがお一人でやっている出版社である。だいぶ「龜鳴屋」本が揃ってきた。図書館にはなくても、西山のところへ行けば「龜鳴屋」の本が見られるぞ…ぐらいにしていきたいのだが、そういう情報環境にないので、一人うなずく…。「上…

藤島美音子氏のCD、平家琵琶

唐突ですが、金沢出身藤島美音子さんのCD。きれいな声だ。平家琵琶(「俊徳丸」部分)が聞ける付録がついているというので、インターネットで注文した。8センチDVDがついている。

本など

『真宗 この現実を生きるいのち』1984年、真宗大谷派能登教区教化センター発行。当時行われていた日曜講座講義録。米沢英雄(医者)師の、「病人というのは、身体だけ病むものではないのです。医者は、安静にしろと言うのです。身体は安静にしていても、心の…

井波瑞泉寺太子伝絵、城端善徳寺虫干法会

23日(木)、井波、城端へお参りに行ってきた。今年は日帰り。聖徳太子七歳の絵解き。じっくり拝聴した。こころに残ったので、事務所でどなたがお話しなさったのかを聞いた。竹部俊恵師とのこと。山門から太子堂を臨む。本願寺5世綽如上人の勧進状に「此地に…

柳田の里、日食

22日、八組坊守会会所仏性寺さんからの光景。部屋には絶えず涼しい風が吹き渡り、田には赤とんぼ。ご住職は、お花の先生。この日の午前は日食騒ぎ(だったらしい)。便乗して…部屋の横から見た日食。

諸橋郷の板碑など

24日、「能登を知る会」公開講座の資料確認のため、旧諸橋郷をたずねた。この付近は明泉寺、洞光寺など五輪、板碑の群集地である。今回は、今まで気づかなかったところで、五輪や板碑に出会った。そして、あらためて、能登国三十三観音第4番札所椿森の緑が旅…