真宗講座ー能登教区第10組ー太子伝絵

今年度の真宗講座が11日(月)当寺で開かれた。
御講師は南砺市井波町妙蓮寺ご住職竹部俊恵氏。
今年の春から横浜別院の輪番をなさっておいでる。
昨年の井波別院瑞泉寺「太子伝絵」でお話をうかがうことができ、珠洲の地でも絵解きを含むお話を是非うかがいたいと希求していたのが、
ようやく実現された。

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この日、講座会所(えしょ)西勝寺は、
井波別院の掛所、伝絵巡回お宿の趣。
旗には、「聖徳太子講 井波別院瑞泉寺」。
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竹部氏。
すべてのお話が念仏の教えに落ち着き、次のお話に移る間(ま)が絶妙。
間が絶妙というのは、うなずきとともに受け念仏が自ずから出、そして、次のお話に聞くために襟を整える間…なのだ、と思った。

参加者60名ほどの呼吸のリズムがずーっと同じだったと感じられるほど
熱心に聴聞なさった2時間。

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2歳と9歳の絵解きもいただいた。
なぜ2歳の聖徳太子(南無太子像)が上半身裸のお姿なのかが理解できたし、
回りからも、そうだったのかの声があった。


こころにしみ通ってきた
いただき、(おかげさま…)、
いただき、おかげさま…
おかげさま…