ハザ巡りー能登内海ー【穴水町】【能登町】【珠洲市】

14日(月)から20日(日)にかけての一週間、能登の遠方に出かける行事が続いた。
14日は穴水町比良光宗寺さんで、穴水鵜川組坊守会。
17日(木)七尾・能登教務所で「4組合同坊守会学習会」。
19日(土)「能登人と過ごす「能登時間」ーぶらり33観音のたび(2)」
20日(日)羽咋市大町長善寺さんで「12組門徒会」。
往復ほぼ200キロコースで、それぞれに反省、資料もいる。
好天続きで、稲穂、秋空、山々、海、ハザ、星灯りに導かれながら、何とかこの一週間を過ごした。


以下は、14日(月)の写真。
比良に向かう道の海岸線を通れば19日(土)予定のコースと一部重なるので、
明泉寺さんや大連寺さんに挨拶かねがね、海岸線を回った。
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明千寺(地名。お寺は明泉寺)地内。
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前波では山車を見かけた。キリコも立っていた。
聞くところに寄ると、キリコ祭り、山車祭りが続けて行われるそうだ。
と、書いていたら、かなり前に『祭・芸能大辞典』という本に「前波三十五祭」に書いたことを思い出した。
調べてみると、2003年春、他の原稿と共に出版社へ送っている。本ができたという話を聞いていないので、そのままになっているのだろう。
もう出版される見込みもなさそうなので、原稿を紹介。
「諸橋稲荷三十五祭・送付原稿(PDF)」
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沖波地区のハザ
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甲。丸山(67㍍)
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寛政6年(1794)、各地に御詠歌を納めて歩いた恵寛和尚が住した大蓮寺。石造群。
何でも、ふっと思い出すものだ。
宇出津高校で担任していた頃ーあのメンバーは確か一年生…34年前のことだ。ー
夏のクラスキャンプを、甲の先段部の島のようなところで行った。
ところが、テントを張り終えて間もなく、稲光があちこちに見えだし、猛烈な雨になった。
キャンプどころではない。
そのとき、副担任の知り合いだった、という理由だったと思うのだが、大蓮寺さんに駆け込み、全員本堂で一晩泊めてもらったことがあったのだ。
そのことを思い出した。
世代も変わっておいでるだろうけど、お礼をということで、19日には一冊の本を差し上げてきた。
……ここまで書いて、キャンプ場近くに真宗のお寺があることに気づいた…こっち?…ムムム??
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甲、大橋付近。
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鹿波(かなみ)カーブのハザ。
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鹿波のハザ
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「中居湾ポケットパーク」からのボラ待ち櫓。
ボラ待ちやぐらは、二カ所ある。
そのことを考えたことはなかった。
観光客のように、ボラ待ちヤグラの写真を撮ってきた、と坊守会でお話ししたら、
どっちのヤグラですか?と聞かれて、二つあることに思い至った。
もう一つは、根木というところにある。
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帰り道。能登町小垣(おがき)
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珠洲市宝立(ほうりゅう)町馬渡(まわたり)でのハザ。