シーニックバイウエイ~青山佳世氏一行と街道の再認識

3日、奥能登絶景街道視察のため、青山佳世氏(フリーアナウンサー・たびジャーナリストで、観光立国懇談会委員、林政審議会委員、中央防災会議委員など)たちが珠洲を訪れた⇒青山さんの著書『旅で見つけた宝物』

一行は、かつて「道の駅」創設などにも関わった蓮見国土交通省金沢河川・国道事務所長、吉田調査第二課長さん。
絶景街道(岬みちづくり協議会)の方からは、茅山会長、秋谷景観部会長、刀祢観光部会長、事務局は森建設課課長はじめ4人、松ヶ瀬観光交流課長補佐、すずなり市場の重国さん。
ものものしい肩書きの一行だが、詳しいことはあとから知ったのであって、
荒れ模様の天候を吹っ飛ばす和気藹々の岬巡りだった。
私が参加したのは、珠洲焼資料館館長時代に青山さんを案内したことがあったことに加え、説明役でもあったようだ…。
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最初の合流点、見附島。
青山さんとは平成10年にお会いしているが、季節までははっきりしなかった。
ところが、このあたりで海に入っていくキリコを見たとおっしゃる。
となれば、8月7日の晩だ。
日がはっきりしたので調べてみると、
7日は三崎方面へ子供七夕キリコを見に行き、夜は鵜飼の七夕祭り。
翌日の午後は能登の内浦を案内し、「民宿さんなみ」に寄って、のちに民宿おかあさんに選ばれた船下さんとのツーショットを撮っている。
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「のときのうら荘」で、現地スタッフと懇談。
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木ノ浦一帯は千本椿を始め、椿の群生地で知られる。
写真は「椿のトンネル」(2007年3月25日撮影)

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真浦は海辺の集落でありながら、緩やかな山すそに広がる田畑を擁するため、
階段状に家が建ち並ぶ独特の景観を持っている。
夕暮れ時、岬を回ると高いところからも灯りが目に飛び込んでき、
幻想的な光景が現出する。
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天然の良港は、山に囲まれてある。
山の上を抜ける逢坂越えのトンネルを含め、3本のトンネルが、となりの清水町・仁江町とを結ぶ
(2007年10月18日撮影)。