2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コノハズクの子

2年前の祭りのこと。花火があがった翌日の7月21日。鐘楼横のタブの木の下に、まだ耳が(毛の下にあって)見えない幼いコノハズクがいた。丁度、手のひらの大きさ。ズート昔。こちらは耳も出て、しっかりしたコノハズクの子がほぼ同じ場所にいた。あの時は1週…

紫会~井波・城端へ

22日(日)は門前町池田円正寺さんで「紫会」…そのまま南砺市福野に向かい一泊。23日は井波別院・太子伝絵、城端別院・虫干法会にお参りした。これについては後ほど…。

燈籠山祭り

先月29日から風邪気味。祭りのヨバレを今年はおくことにした。招待する人はかつて嘱託で勤めていた資料館関係者が多いことだしもういいだろう…行事続き…ヨバレに行くのがめんどうくさいという我が侭…などなど。 19日のお披露目で山車を見ただけ。先のは鍛冶…

井波別院瑞泉寺太子伝絵

22日門前から富来ー子浦ー所司原ー岩瀬の三叉路で判断に迷ったがともかく奥の方へ向かう。山道が続きー赤毛ー五十辺へ出た。こんな処に出てくるのなら友のところに寄ろうかと思ったものの日暮れまでに宿に入らないとまずい。車を走らせる。宿泊所は南砺市福…

城端別院善徳寺・虫干法会

善徳寺での法話・絵解きを聞き逃すまいと、2場面の太子絵解きを聞いて善徳寺・城端へ向かう。途中池尻中世石塔群の標識を見つけ見学。近くには宗守蓮如清水もある。城端でのお斎。600円。おいしかった。夏(げ)のお文。お文拝読まで独特の節での信心表白が行…

真宗公開講座ーお会いしていた講師

能登半島沖地震の翌日、時々余震が来る中で仏教会公開講座が行われた。別に関係はないのだが今回は2日後の18日に真宗公開講座が行われた。講座の為に4人のスタッフがいて、例年講師交渉を私が行い、組同朋大会に参加なさった方々を中心に葉書を出すのがもう…

新潟県中越沖地震-2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒

14日(土)今年度第3回推進員養成講座。これはお隣のお寺が会所で今年度はこの日で終わり。15日珠洲市年金者組合物故者追弔会が当寺。16日金沢お墓参り1軒。夕食後すぐ眠ってしまい変な時間に目が覚める日々が続いていて、16日は4時目覚め。お墓参りは11時の…

『説話論集』第16集刊行の言葉

ところでこの『説話論集』は10日に発売になっているはずでネットで調べてみると、そこには「刊行のことば」があった。 そこで引用されている「岡見正雄」のお子さんとは研究室でよく出会った。彼の独特の雰囲気を思い出しながら想い出に浸る。

「済度される鬼神ー続き因縁の世界ー」『説話論集』第16集を巡る話題

「済度される鬼神ー続き因縁の世界ー」を通して、感動的な反応があった。まず、引用した「御国政ニ付申上候帳冊」が天保5年(1834)に村松標左衛門によって上申された事が分かった。長山直治さんからのご指摘である。天明大火と歓喜光院御崇敬(かんぎこういん…

文学的雰囲気ー安宅夏夫氏から

安宅夏夫さんから電話がはいった。ずいぶん前に…鎌倉文学探訪を書くので…とお電話をいただいて以来だ。 東京に出られて間もなく、東京では宵の口ですよ…と真夜中に電話がかかったこともあった…。 『愛の狩人ー室生犀星論ー』教養文庫を読んだ頃は、まだ安宅…

柳田型豪農家ー輪島市

ここの庫裏は、床の間、縁側など実に綺麗な作りで、お伺いする度に感心している。今頃の季節、すなわち緑の裏山を背景にした部屋のたたずまいは際だっていた。ご住職にお聞きすると庫裏は柳田の旧家を移築なさったそうで、典型的な柳田型豪農家の作りだそう…

『富樫氏の歴史と伝承』

この日、偶然藤島秀隆氏からシンポの記録が届いていた。こちらも一向一揆関連のはずなのだが…。520年を意識しているのだろうか。

家に帰るとオッドアイの猫が式台の処にいた。逃げられる前に一写し。

一向一揆520年ー輪島市大川通敬寺さんー

通敬寺さんには石山合戦で用いたといわれる一揆方の「旗」がある。来年長享一向一揆520年を迎えるのだが、加賀国方面に聞き耳を立てているつもりだけれど話題にもなっていないようだ。ご住職は、石山合戦の旗も一時期多くの人が取材においでたのですけどね……

八世乃洞門・珠洲市真浦町~輪島市曽々木海岸

能登半島沖地震で最後まで交通が遮断されていた真浦~曽々木間「八世(はせ)乃洞門」。7月7日に交互通行が可能になった。12日八組坊守会の会所が輪島市大川通敬寺さんなので通ってみた。洞門名の八世は滝の下の道=ひろぎ道=を寛政4年(1792)に13年かけて開い…

祠堂経満座

10日祠堂経満座。無事終えたと言いたいところだが、お客様が過労からたどり着けなかった。客僧さんは、朝4時から1時間散歩、その後お朝事(のお勤め・勤行)。地震後で道路事情の良くない道を毎日往復四時間弱…当寺だけで、これが一週間。各地に出向いてお…

「済度される鬼神ー続き因縁話の世界」

12月に5ヶ月遅れで出した原稿。400字詰め90枚の「済度される鬼神ー続き因縁話の世界」が『説話論集』第十六集に載り、手元に届いた。見たとおりすっきりした本で、いかにも研究書らしい。このあたりが抜けているのだが、このシリーズをみないままに書いたた…

お寺街道~口能登徳前~藤井~明日ありと…高畠~坪山・黒川越え

出かけるときは、勝手に「お寺街道」と名付けた道を走る。「お寺街道」は、その時々で決まっていない。その時の気分でどんどんコースが変わる。29日(金)には、金沢まで出かけた。大雨警報が出ていたが、渋谷利雄さんが関わるこの写真展へ行けるのは、この日…

杉野屋~見砂~小矢部市老谷ー宝達志水町

この日(20070701)、夕方6時半から金沢富樫町に寄る用事が出来た。時間があるので道路から見えたお寺に寄った。菅原、杉野屋などはお西のお寺が多い。ここもお西だった。ご住職さんが声をかけられた。フーム、フーンと言いながら写真を撮っているのだからな…

彼岸会の「お文」

徳蓮寺さん後戸〈うしろど〉に見たことのない「お文」があった。時期からいえば1帖目第7通「弥生なかば」の翌日、「大津三井寺」の間に位置する「お文」で随分古いものである。もちろん五帖お文には入っていない。稲葉昌丸編著『蓮如上人遺文』で確かめた。…

コンゴウ・こんごう参りー藤井徳蓮寺さんーー中能登町

1日はコンゴウ・こんごう参りでお説教。資料を作っていこうと思い、電話口で金剛氏に確かめると、150人から200人のお参りがあるという。ヒェー。資料どころではない。30日の晩。イメージ作りをし、向かう。途中、西谷内覚永寺さんに寄る。NHK「その時歴史は…

梅ぼりをしながら推進員養成講座、推進員協議会を考える。

脈絡のないタイトルではある。推進員勉強会を通して生じてくる問題点、自分への問い、「信」についてなどを、梅ぼり(梅の実を枝から採ることを、私たちのところではこういう。何でも、元の形ではなくすることを、「ぼる」という)などをしながら、考えつづ…

綺麗になったゴミ置き場

27日、塀が見えない程山積みになっていた木の枝、草、竹などをシルバーの方々に捨てて頂いた。2トン車、4車分。昨年9月に木を切り出しているのに、どうしてこんなに貯まるのだろうか…。働き過ぎ(汗をかいた後の処理をちゃんとしないの)で、風邪。耳・ノド・…

梅ー豊作

26日梅ぼり。今年は豊作。50㌔も採れた。午後からは腕まくりをしてやったため、両腕は傷だらけ。長袖でないと外に出られない。