大桑齊先生御西帰
大桑先生が還浄なさった。
14日。
その日のうちに何人かから連絡があったが、門徒葬の前にあまり知られたくないのかと、静かに当寺で手を合わせていた
が、今朝の新聞に載った。
写真は、大谷大学退官記念会、最後の講義のあとで、出席するはずだったのが、事情があってお祝いだけ届けて失礼した。
その頃が、最も先生の―西山を教えた覚えがないから「先生」なんて呼ぶな…!と言われて大桑さんと呼んだり、先生と呼んだり微妙だった―
周りをうろうろしていたのだろう。大桑さんといえば、この頃の顔が浮かぶ。65才、17年前だ。
今年の賀状
他者という視点から真宗門徒を扱った一書を刊行。虚構化される言葉の本来性回復の思いを込めて。もう一冊、論文集刊行を予定している。それまでは生き延びそう。
だったのに……