寺史・寺誌―大慈山善福寺史―

大桑先生から、昨年12月初頭に二冊の本を頂いた。
大慈山善福寺史』と『善福寺文書選―大慈山善福寺史別冊』である。

礼文に、寺史の目標となる成果だと思う、と
生意気なことを書いてはいたが、
ここに載せる時を取れずに年を越した。
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先生の賀状に、この寺史に触れた文があった。

文字が残った。
・・・寺史を刊行した。
「未来が現在に、そして現在が過去に、構造を与える」(M・ガブリエルの新実在論)。
未来から構造化されて過去を構造化した寺史。
苦の中で意味を求めている。

思索の原点・・・ラジカルさを
ますます研ぎ澄ましておいでるようだ。