2007-04-13 所口大工が作った欄間 とも同行の真宗文化 西勝寺本堂入り口欄間の裏面部。ここに「能州所口大工町 酒屋三郎右衛門 歳八四作」の墨書がある。享保2年(1717)の「能登日記」に「所口町役人 酒屋四郎右衛門」が見え、両者は何らかの関係がありそうである。寄進札からもこの頃に本堂の再建があったようである。所口は現在の七尾。七尾仏壇との関係も問われる貴重な欄間]→加賀藩山回り役・上田家と姻戚関係反対側から。より広く見ると、唐獅子である。全体の表。三郎右衛門の銘のある裏面。たいした技巧である。