南志見でー徳水分流…ー

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南志見(なじみ)長栄寺さん。
天井に龍の絵が描かれている。


12日・今回の坊守会はこのお寺の庫裏で。
「徳水分流…」の意味についての質問を受けた。

全文は「徳水分流尋宝樹 聞波覩楽証恬怕 寄言有縁同行者 努力翻迷還本家」である。
聞かれたのはこの中の「恬怕」の意味。


どこかで見たことがある。
教行信証の総序だっただろうか?
かつて、この文は総序だと知ったくさいこと言って、
こっそり調べてみたら、違っていた。

歓喜光院様の讃だった…
と思ったことがあった。
そういう出来事を思い出した。
歓喜光院ノートを調べてみると合っている。
「往生礼讃」日中偈から採ったもの。


意味は、安らか、静か、平安な涅槃のさとり。ですよ、と
12日の夜に思い出して、質問なさった方に電話した。


一向に頭痛、鼻水は収まらない。


明後日の県埋文センター評議委員会。
出席にしてあるのだが、明日中に出かけた方がいいのか、あさって日帰り(無理そう)にしようか、の決断の時が迫ってきている。
明日行って、元気だったら、居酒屋の片隅で…、
若い頃よくやった、おちょこを傾け、物思いに耽るのも悪くないかな…、と、やや明日行こうの線に傾きつつある。
おちょこがイメージできるのは、随分前向き気分だ。
と、すぐに、おちょこ気力が消え失せた。
風邪のようだ。
ホテルでゴテッと寝て養生しよう、のイメージが湧いてきた。
おちょこが勝つか、ゴテッととなるか。


それにしてもひ弱い「うみやまブシ」だ。


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南志見から白浜を越えたところ。
正面の集落は大川。
岩倉山にうっすらと積雪。きれいだった。
山の中腹に岩倉寺がある。