流れ着いた八角(やすま)御膳ー珠洲市清水町ー

珠洲市清水(しみず)町では
薬師如来と共に御膳が寄りついたとの伝承があり、
在所の薬師講で用いてきたが、その御膳が八角御膳だった。


この伝説から、
八角が最高の御膳だと思っていたのだが、
それは相当古い時代のことのようで、
実際、御膳には様々なバリエーションがあるようだ。


この分野は苦手なので、
『日本民俗大辞典』(吉川弘文館刊・膳の項・米川幸子)で調べてみた。
折敷・三方・懸盤のうち折敷が展開したのが膳。
挽物膳・指物膳のうち、指物膳に、
四つ足、両足、平、箱膳などがあり、
足の形によって蝶足、宗和、猫足、銀杏足などという。
胡桃を二つに割ったのを膳の四隅につけて足とした胡桃膳もあったという。
食物に関するものだけに、奥深い。


二枚足、二つ足といいながら調べていると、
大相撲の序二段で知り合いのお子さんが優勝とのニュースがTVで流れた。
さっそく、お祝いの電話を入れる。
 

大いなる非日常。


二枚足と序二段。二・二シリーズでまとめたつもりなだが…。
二・二って何だ?
もう一つひねって。今日の日付。二と七戦全勝優勝で27。これでどうだ。