2006-04-18から1日間の記事一覧

法住寺参道・山門前の石造遺物・泣き桜

参道途中にある袈裟掛け松旧地。真ん中の碑は「南無青面金剛塔」。舌状台地の先端部にあたる地で、庚申待ちを行った場所だ。右の地蔵には「明和八年(1771)六月吉日 願主正田屋」とある。仁王堂前の大きな地蔵も同年の建立。「青面金剛塔」は「天保九戌年(183…

見附島~中島薬師の伝説地

「唐・恵果阿闍梨に教えを受けていた弘法大師は、優秀だったため師から三杵を授かった。留学僧に法統のシンボルを奪われることを妬んだ僧たちが大師を追いかけてきた。大師は日域有縁の地で待つがよい、と三杵を日本の方に向かって投げた。三鈷は高野山、独…

小畠南古墳群ーおばたけみなみこふんぐんーー珠洲市

1990年珠洲道路を作るとき、山の頂き付近に2つの古墳が見つかった。どうすることも出来ずに削られ、近くの低地に移された。そのいきさつを知る人も少なくなり、ここに古墳を移してあることを知る人もあまりいない。ノートを引っ張り出してみると、その年の7…

見附島界隈名跡

21日に行う「観光ボランティアきらり珠洲」の現地研修のために、あらかじめ宝立地区を巡ってみた。珠洲焼資料館にいたころは毎年、能登地区の史跡巡りを企画した。そのときも、必ず現地へ行ってみてコースを決めた。今度も法住寺の泣き桜はどうなっているか…