小畠南古墳群ーおばたけみなみこふんぐんーー珠洲市

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1990年珠洲道路を作るとき、山の頂き付近に2つの古墳が見つかった。
どうすることも出来ずに削られ、近くの低地に移された。
そのいきさつを知る人も少なくなり、
ここに古墳を移してあることを知る人もあまりいない。


ノートを引っ張り出してみると、
その年の7月2日午後2時から4時にかけて発掘現場へ行っている。
こんな山の上に古墳があるなんて…と信じられない光景だった。
7世紀、南東に開口。
多数の須恵器管玉金環などが出土。
大畠〈おばたけ〉南古墳群と名づけられた。
その北500mに5世紀~6世紀の永禅寺古墳群。
南には「金銅装竜環頭大刀柄」の出土した大畠古墳群がある。
 

この古墳を見に行った前の週は、6月26日埋文より委員委嘱。
翌日文化財保護審議委員会、
その翌日県立歴史博物館古文書地区調査委員会、
翌日珠洲市視聴覚ライブラリー委員会、
土日は輪島市住吉文庫古文書調査に行っている。


午前中に授業を詰め込み、
午後は会議という感じだが…結構ハードだ。
この中で現在も関わりのあるのは、埋文だけ。