「春勧化(はるがんけ)」ポスター掲示

勧化は雪解けを迎える頃、年始めの行事として営まれる。

もとは1ヶ月のお参りで、親の命日に年始めのお参りをし、お寺と門徒さん宅で営まれる御座(おざ)でお説教を聞く行事である。

当寺では、一昨年まで昼はお寺でのお説教、夜は在所御座を2月22日から28日の間営んでいた。

冬の御門徒宅に寄り添ってお話を聞くのは、コロナ騒ぎの避けなければならない三密の見本のような場を想定せざるをえず、昨年は春勧化そのものを中止した。

 

今年は、45畳の庫裏広間で、コロナ対策をしっかり取りながら、日中のお参りを3日間だけ営むことにした。

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19日(土)15時半。御布教の馬川師は南砺市の方である。

真宗の風景(『とも同行の真宗文化』2020年6月臥龍文庫刊、出典「節談説教の風土」『大系日本歴史と芸能 第五巻踊る人々』日本ビクター・平凡社1991年6月)

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