曽々木―ドウブネの行方は・・・
7日曽々木海岸
ズーッと気にしているドウブネがある。
どうなっているか車を駐めた。
能登町のドウブネ(胴船)は国指定になっている。
こちらにあるドウブネは市指定にさえなっていないので、関係機関に善処するよう声かけしたことがある。
知り合いが文化財課にいた頃であり、私自身が能登の文化財関係でいくつかの指定などに関わっていた余韻がまだあった頃である。
結局どこが管理しているのかはっきりしていない、よく言うたらいまわしだった。それでももう組織としてはなりたっていないような団体が保管者で、船の側に胴舟であることがわかる表記―「胴舟」とあるだけだったがーがあったが、今はそれすらもない。
この舟がドウブネであることを知っている人はどれだけいるのだろうか?
写真の奥に見える半島は「白崎」。
洞穴があって、「義経船隠し」と呼んでいる。海が荒れた時避難するところだったのだろう、時國家にある近世末の地図には白崎が際立ってはっきり描かれている。