このところの書物

昨年暮れからの、購入、寄贈頂いた冊子など。
購入するまで、手に取るまでは読もう!と思うのだが・・・。
学生時代の「三木清全集」(岩波書店)、教員になって給料をもらってから購入した「底本柳田國男集」(筑摩書房)以来・・・、「・・・思うのだが」が続いている。
昨日も「愚禿鈔講義」(定期購入)が届いた。

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ムム―。
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せめてタイトルくらい理解しておかないと・・・なのだが、「心」がいっぱいあるなぁー、真宗にも禅問答のような「三心一心」問答があるのだぞー・・・深い。
ここに書いている時間があれば、読んだらどうだ、ともう一人の私が言っている。
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捨ててこそ、まかせきっている人々に、熊野の本地・阿弥陀如来の神託を得て「往生決定」の賦算を配った一遍上人。一方、現世往生を言わんとしている(らしい)学者は、擬生き仏に見えて仕方がないのだが。そのあたりの問題意識で読んでみようかと・・・。
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はい。「こころ」
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石橋氏より。先生とお呼びすべき方なのだろうが、佐々木令信さんや、豊島さん世代よりお若いそうで、・・・さんでいく。
あとでご本人より。豊島修氏と同学年だとのこと。
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2冊目。「赤とんぼ」を見て、よし持ってないと買ったのに、家に帰ったらあった。『妙好人千代尼』の「蜻蛉釣り・・・」から三木露風に展開した時、読まなかったのだろうか?
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親鸞聖人の末法観に触れているので、購入。
10円玉の表の阿弥陀様は1052年。聖人は542年だものなァ。500年説でいっても、10年の違い。この本もそこはサラーッと流しているようだ。10年は一昔ー大きい
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「正親」読める?
私は、いつも正(まさ)しく親鸞聖人に出会えた人と見て、感心している。
このような姓をいただいた人は・・・。
親鸞に出遇った人々-4』に広瀬(日+木)氏は「先生ほど深く、あらゆる人びとの心に同悲されたお方は希有である」と書いておられる。
ー人は悲心の器ー、高橋和己は「悲の器」としている。読まなくちゃ。

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「往生決定」ではなく「往生」は?が問題になっているらしい。
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昔から法藏館の折り込みチラシが好きだった。眺めているだけで本屋へ行き、読んだような気分にさえなった。
前の二冊法藏館に注文したので、チラシが入っている。『妙好人千代尼』が載っている。

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いつまでも並びつづけるこのような本を作っておいでる人たちがいる。