魚津、出雲崎、三条ー御煤払いー

16日(土)、17日(日)三条別院の「御煤払い」に、お話しに行ってきた。
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家の境内にブルが入ったくらいの雪だったので、400㌔離れた三条へ一気に行くのは無理だろうと、
16日は魚津に宿を取った。
魚津出身者には、何人か印象に残る方々がおいでる(おいでた)。
それで、魚津に決めた。
17:00
ホテル近くから見える、立山北アルプス
路地の奥の方に見えているのだが、はっきりしない。
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17:10
食堂を探して歩いていたら、魚津駅前についた。
何の碑だろうと、見ると
池田弥三郎氏の一文だった。
一時期、池田氏が魚津に来たと評判になった。
その頃、民俗学会で彼の講演やシンポの語りを聞くことがあった。
江戸っ子を前面に出しての、気っぷのいい語り口が持ち味だった。
碑になっているとは……。
引用文の原典があるはずだ。

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17:11
駅前、見とれてしまう、が、寒い。
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16日10:00
米山パー-キングエリアから
米山。
珠洲から米山が見える。
高速の真向かい、時には右手に冠雪の米山がくっきりと見え続けていた。
より低いが、いくつかの壺型の山が見えるところで、どれが米山なのかはっきりしなかったのだが、
今度のドライブで米山は、はっきりした。
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11:49
出雲崎方面。
個人的な、極めて深い理由で出雲崎一帯を訪ねた。
能登の海岸とは違う大海原の冬……
親鸞聖人も、雄大日本海から押し寄せる波を見ておられた時があったのだ。
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弥彦山
12:05
弥彦から三条に向かう。
一本の線でつながっている。
ここには月兎がある。
月を語ろうと思っていたのだが、入っていけなかった。
御煤払いは、正月はじめである。
チラシに除夜の鐘とある。
その通り「除夜」なのである。
夜が明け、新しい朝を迎える。
そこに、煩悩を払うとか、意味づけを行うから、除夜の鐘まで、名を変え初鐘撞きなどと言っているところがある。
いくら初鐘でも、新たなとしが平穏であるように祈りを籠めたら、真宗ではなくなる。
「除夜」そのものは、その通りなのだ。
案内チラシを見て感心したので、触れようと思っていたけど、そのこともはなさなかった。
幕府は13日に煤払いを行った。これは、14・15日(六斎日)の前日であることからの日取りだろうとはお話したが、もっとも、除夜を意識した冬至以前の日の選びだということも触れなかった。

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14:45
この日の御煤払いも終わり、これから講義。

翌17日、奉仕団による御煤払い、そして、講義。
三条を昼過ぎに後にする。
風強し、吹雪。
少しと山に近づいてくると、雪のため小矢部~森本通行止め、
ドンドン降る雪、氷点下の道路、
を、400㌔走って、家に着いた。
イヤァー