隆勝院釈外卿二十七回忌法要-4月1日(土)ー
父・西山外卿旧姓松谷、院号隆勝院、法名釈外卿。
平成3年(1991)3月11日還帰、満70歳。
27回忌法要を営む。
本日の法要。
祖師前の一・調声は父の実家・七尾市江曽町明楽寺住職
打敷は文化12年、松前江差門徒3軒で寄贈の
緋沙羅雲龍。緋沙羅は猩猩緋のはずだ。
法名前勤行。
全員で、正信偈同朋奉讃。
調声・西勝寺副住職。
御法話
お礼。お斎前挨拶
住職家、門徒総代
中締め、挨拶待ち
父の実家の前住職以外は、全て私より若く、
住職資格を取ったなりの人、新住職になって間もなくの人、出仕を初めて依頼した人など、
それに伴い、近い親戚で初めて、当寺に来られた人々も多く
父のことを知っている僧もいず、法話(思い出話)から式事役までさせていただいた。
その割りに、全てに身内ということもあって、スムーズに流れた。
お勤めも揃っていた。
父が亡くなった年、
3月1日に19年勤めた高校教員の退職願いを提出し受理されていた。
父の病は9月頃には癒えて退院するのでないかとのことだったが…。
父の年忌年は、私の住職の始まりであり、一方教員生活を辞めた年でもある。
このところ、教え子たちのとの話題が多く
今年は父の還帰した年をも迎えた。
一層、感無量の思いが強い。
私も父と同じ年になり、3月11日からは父が生きられなかった日を生きることになった…と
思い出話で話したのだが、
実際は父の誕生日からほぼ9ヶ月後の還帰なので、私が誕生日を迎えてからまだ2ヶ月。
まだ父の年を生きてはいないのだ、ということにあとで気づいた。