朋、遠方(スイス)より来たる。2005(平成17)年10月9日ー再掲ー

映画「サウンド・オブ・

ミュージック」を見たのは学生時代、金沢の映画館。
ギッシリ混んでいて、出入り口近くに立ちっぱなしで見た。

数日前、テレビをつけるとやっていた。
偶然つけたの場面は、ジュリー・アンドリュースが再びトラップ一家宅を訪ねてくるところからで、終わりに近い。
母国オーストリアに誇りを持つトラップ大佐一家は、ナチスに併合されたオーストリアからスイスに亡命を企てる。暗雲漂う中で開かれた音楽祭で、祖国への愛をエーデルワイスに託し歌い出すトラップ大佐に、聴衆の歌声が和していく。
エーデルワイスは、この場面で歌われたのか…、とか、
よく見かけるスイス国境の山岳道における一家の楽しそうな写真は、ラストシーンだったのだ。などと、コタツに潜り込んでの鑑賞は、結構作品と対話が出来る。

それから、2、3日経った17日に、スイスからメールが届いた。
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真浦-垂水の滝で。

姉弟の子がスイスに嫁いでいて、その方のお子さん2人と3人で家によって行かれた。
その時は曽々木まで案内し、昼食を共にしたー数時間の短い時間だったので、その時の記憶は鮮明なのだが、
いつ頃のことだったかとなると…???
季節も???

メールに一昨年と書いてあったので、そんな最近のことだったのか、とノートを見ると、2015年10月6日に会っている。

そういえば、真浦の海は荒れていて、
姉弟の嫁ぎ先付近の瀬戸内の静かな海、
子どもたちが親しんでいるスイスの湖(スイスには海がないと言っていた)と、
そろそろ北風が吹こうかという頃の、能登外浦の海との違いに、
これが海なんだ!
と、すごく感動していたことを思いだした。

今度は、波静かで真っ青な海のころに、訪ねてくれそう。