高爪山ー洞が岳ー見よい山
高爪山ー能登富士ー341メートル、見よい(341)山
行基菩薩が櫛稲田姫と歌をやりとりしたときまで洞が岳という神仙思想の山名だった山。
龍灯伝説
能登国三十三観音巡礼札所、能登十二薬師の一大中心
唱導の拠点等々…
『能登 高爪山ー高爪山山頂山麓遺跡群総合調査報告書ー』
2014年5月刊、石川考古学研究会
20数名の執筆陣。
高爪山山頂山麓部、笹波、西海千の浦、酒見、信仰、城郭、古墳群、さらに高爪山を歌詞にしている学校校歌まで納めた総合資料集。
西浦公民館、富来郷土史研究会の講義いった際、谷内尾さんからいただいた。
ふるさとの富士「高爪山(たかつめやま)を探る」
石川考古学研究会会長谷内尾晋司氏執筆。
上記の報告書をよりわかりやすくコンパクトにまとめられたそうで、
膨大な高爪文化を知る上で、内容といいすべて手頃なまとめ方をなさっている。
次の雑誌に載る文なのだが、この読者だけにしか伝わらないのはもったいない。
高爪文化圏の全戸に配布できるような形になれば、いいのに…と思う。
「石川自治と教育」11月、685号
最初に出した単著『蓮如と真宗行事』木耳社、平成2年(1990)刊
再刊『蓮如と真宗行事ー能登の宗教民俗ー』平成10年(1998)刊の最初のページに高爪山に触れた。
私にとって能登信仰圏の原点とでもいうべきエリアが高爪だった。
PDF
神明原(しめばら)からの山頂。
石鳥居から参道。
能登沖地震で倒壊し、現在は別の形の木造鳥居が建っている。
麓大福寺にある高爪神社の狛犬。
富来機碁岩から。右側に高爪。
木原月から。
山頂、奥宮。
県指定薬師如来座像(承元2年・1208銘)が安置されていた時代もあったのだろう。
石鳥居から参道。
大福寺、神社近くから
大福寺、神社近くから。やや遠景。
木郎木から。
ここを越えると七浦、皆月方面に行く。
元禄10年(1697)奉納巡礼札。
能登国三十三観音巡礼関係で、年号のわかるもっとも古い資料。
酒見から。
柴垣、長手崎から
山頂すぐ近くの参道