報恩講準備

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11月4日(火)~8日(土)午後一時半~
報恩講
御伝鈔拝読 七日(金)夜七時~
御布教 廣陵兼純師
飯田西勝寺
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仏具おみがき後
案内用張り紙を役員の方々に。

「…明治は遠くなりにけり」中村草田男・1931(昭和6)が大学生の時母校の青南小学校を訪ねたときに生まれた句だというが、明治百年ー1968年(昭和43年)ーごろに盛んにこの句が話題になったような気がする。
今年は、明治最後の45年生まれの方々は102歳になっておられる。
子供の記憶が6歳ぐらいからの残るとして、もう108年…明治を「思い出す」ことは伝承でしかないということだ…。
28日、報恩講に向けての仏具おみがきが終わり、もっそうもりの仏器入れを何気なく見ると
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「明治二十五稔(=年、1892)
八月二十一日出来(しゅったい)
佛器十一入
 大小共
西勝寺用」と書いてある。
122年前の品だ。毎年毎年使ってきたものらしい。


その他に気になるもの
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駕籠
壊れそうなので、つり下げたままの状態。
手前の棒は、太鼓用なのだが、太鼓を叩くことも近年はない。
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欄間の彫刻の1つ。
孔雀が正面向きで羽を開いている造形は珍しいとのこと。
本谷文雄氏談

落ち葉

ずいぶん落ち葉に変化が見られる。
タブの葉がわずかになり、百日紅ケヤキの葉が混じってきた。
厚くて掃きためてからちり取りから、さらさら薄い葉っぱに変わってきた。
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傷んだ瓦屋根の修復中。
百日紅は紅葉盛り。
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タブ。
常緑樹、新しい葉に多くが変わった
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泰山木の葉は、まだどんどん散っている

報恩講、お斎

26日には下曽根光源寺さんで、29日は安町勝福寺さんで
お講料理を頂いた。
必ず小豆を用いる。
それを忘れてはならないため
親鸞聖人が好物だった小豆を用いる…全国で語られている。
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