墓碑 六字名号ー達如上人、南條、折口氏ー

南無阿弥陀仏」名の墓碑は、どなたがお入りになってもいい。
と聞いている。
「倶会一処」(阿弥陀経)の世界だ。
極端なところ、冬(でなくともいいのだが)、飢えと寒さで軒下にのたれ死にしていた人があったりすると、葬り、それも「縁」と共に収めるということもあるのである。

だから、お骨にまでなって一緒にいたくないと、いう話をマスコミを通して聞くと、
それは、仏法世界ではないと思う。
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羽咋に行ったついでに、後輩のお墓にお参りしてきた。
名号は「達如上人」の筆である。横に達如上人御真筆と刻んである。f:id:umiyamabusi:20140822064906j:image
墓地は、宝達山を望む落ち着いた場所にある。

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一時期七尾市史に関わっていた頃、七尾東海岸で出会った「南条文雄」氏書の墓碑名。
南條文雄(1849年5月12日~1927年11月9日)師は、日本における文学博士第1号。大谷大学第2代学長(ちなみに第1代は清沢満之師)