真宗365日ー7月8日

[出来事]
○延慶2年(1309)この日、顯智、専空に「浄土文類集」を与える(本願寺文書)。覚如40歳、顯智84歳
○享徳3年(1454)蓮如教行信証を書写して越前明珍に下付(大阪府願泉寺蔵奥)存如59歳、定顕39歳。
○文正元年(1466)蓮如、「教行信証」延書を書写。(西本願寺蔵奥)蓮如52歳、真慧33歳
[ご命日]
○寂如上人。享保10年(1725)西、寂如(光常)歿75歳、信解院(大谷本願寺通紀)。東・真如44歳。
○香月院深励。文化14年(1817)講師越前永臨寺深励歿(69、香月院)(大谷派本學沿革略)。達如38歳。
生年:寛延2.9.3(1749.10.13) 没年:文化14.7.8 (1817.8.20)
江戸後期の真宗の僧。東本願寺宗学の大成者として有名。真宗大谷派越前国(福井県)大行寺に生まれ,宝暦6(1756)年寿天の養子となり,同国永臨寺に入る。
京都で同派の慧琳や随慧に師事し,また豊山派の智道や仁和寺の竜山などに学んだ。
寛政3(1791)年東本願寺学寮の擬講に,同5年嗣講に,同6年講師に昇進。学寮だけではなく,各地で講筵を開き,多くの帰依者を得た。門下は1249人にのぼり,その影響力の強さから,没後は宗学が固定化したともいわれる。著書は『歎異抄講義』『教行信証講義』など多い。<参考文献>『大谷派学事史』
『朝日日本歴史人物事典』(草野顕之)