写真アルバム 能登半島の昭和

夜、担当の佐藤さんが刷り上がったばかりの本を持って来て下さった。
監修者をお引き受けしたものの、簡単に思っていた写真キャプションがー時期、場所が分からないレベルからー一筋縄ではいかないことに気づき、能登旧19市町村ごとに、執筆者を捜し始め、4月21，22日に頃に依頼に歩き、そこで、あの地区には○○さんがおいでる、頼んでみようといった動きの中から始まった作業が、7月11日発売予定に間にあったのだから、担当の佐藤さんも大変だったろうが、こちらも大変だった。
この本の事を思う度に、目が痛くなる。それだけ、パソコンとにらめっこ、校正の日々が続いた。
しかし、執筆者の方々の現地に出向いて確かめ、あるいは、関係者への聞き取りを通しての執筆作業によって、いい昭和の記録集になったと思う。


自分で、昭和の思い出を本にしようと思っても出来るわけがない。
いき出版社さんが、計画を立て、出版なさるのなら、能登が好きな人間の一人として、協力するのは当然だろう、と思いながら作業を続けた。
先に目を通させていただいたのは、監修者としてであって、明後日には予約者の元に届くはずだ。